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学校や会社から出される発行物の編集に携わる場合、インタビュー記事の執筆を行う場合があります。たとえば、学校の出版物であれば、現在は社会で活躍しているOBのインタビュー、会社の出版物であれば、重役や社長、あるいは新製品を開発した社員のインタビューを行い、それを文章に起こすというケースです。
インタビューを行う前に用意しておくもの
学校や会社から出される発行物の編集に携わる場合、インタビュー記事の執筆を行う場合があります。たとえば、学校の出版物であれば、現在は社会で活躍しているOBのインタビュー、会社の出版物であれば、重役や社長、あるいは新製品を開発した社員のインタビューを行い、それを文章に起こすというケースです。
では、インタビュー記事はどのように書けばいいのかというと、まず、インタビューの対象者を決めたら、質問を書き出しましょう。インタビューに慣れている人であれば、ある程度、聞くことを決めておいて、後は相手の回答の仕方によってアドリブで質問をしていくということも出来ますが、
人にインタビューをするのが初めてという場合は、聞きたいことを全部書いて、それを順番通りに聞いていくのが一番間違いがありません。質問を決めたら、実際にインタビューを行うわけですが、このとき、必ず録音機を用意していきましょう。一番いいのはICレコーダーです。
ICレコーダーは数千円程度で購入できますが、予算がないという場合は、スマートフォンのアプリを利用するという方法もあります。なぜ録音機が必要なのかというと、相手が答えたことをノートに書いていくというやり方だと、
相手が言ったことをすべて書くのは不可能だからです。すると、相手の発言記録が肝心な答えが抜けている形になってしまい、それを元にインタビュー記事を書くと、大事なことを言ったのに記事にはまったく書かれていないという抗議を受けることがあります。
インタビュー記事は質疑応答形式が簡単
インタビューを終えたら、録音したものを元にインタビュー記事を書いていくわけですが、書き方は大きく分けて二つあります。まず、一番基本的な方法が、質問と回答を交互に書いていくという書き方です。つまり、文面でインタビューを再現するという方法になります。
この書き方のメリットは、読者がまるで有名人の言葉をその場で聞いているような臨場感を受けるということです。また、時系列にインタビュアーの質問と相手の発言を書いていけばいいので、文章力はそれほど必要としないのもメリットです。ただ、この方法にもデメリットはあります。
それは、どうしても文章が長くなってしまうということです。たとえば、インタビューの内容によっては相手が一時間以上も話してくれたという場合があります。では、その一時間分の発言をすべて書き出したらどうなってしまうのかというと、予定していた文字数を大きくオーバーしてしまう可能性が高いです。
では、不要な部分をカットして書けばいいのではないかということになりますが、インタビューの編集作業は初めての人にはかなり難しいので、どこをカットしていいのかわからないということになってしまう可能性があります。
相手が話したことで、どれが不要で、どれが文字にする価値があるのかというのを決めることが出来ないわけです。なので、質疑応答形式で書く場合は、インタビューの内容をすべて掲載できるぐらい決められた文字数に余裕がある時にしておくのがいいでしょう。
少ない文字数で書かないと行けない場合は主観を入れよう
質疑応答を書いていく方法とは違う方法として、インタビュアーの主観やエピソードなどを交えながら、相手の発言を書いていくという書き方もあります。たとえば、学校の卒業生で現在はサッカー選手として活躍している人のインタビュー記事であれば、挨拶をしてみて体つきが違うと感じた、
あるいはやはりオーラが違うといった主観から始めて、その人が学校生活を送っていた頃のエピソードを挟み、インタビューで答えてくれた印象的な発言をいくつか書いていくといった流れで記事を作ります。この方法のメリットは、文字数が限定されている場合でも、インタビュー記事を作れることです。
また、インタビューというのは、必ずしも相手が乗り気で話してくれるとは限りません。元々、性格が口べたというケースもありますし、たまたま不機嫌なときにインタビューしてしまい、まったく話してくれなかったという場合もあります。こういったケースでは、質疑応答形式の記事を書くことは出来ません。
というのは、こちらの質問に対して、相手がぶっきらぼうに答えているというのがわかってしまい、記事を読んだ人がインタビューをされた人に反感を持ってしまうからです。しかし、インタビュアーの主観を交えた記事であれば、相手があまり答えてくれなかった場合でも、
その中では楽しそうに言っていた発言などをいくつか取り上げれば、インタビュー対象者をよく見せながら、記事も成立させることが可能です。ただ、当然、きちんとした文章を書く技量が必要になってくるので、ある程度、文章を書き慣れている人ではないと難しいでしょう。
インタビュー記事を書いた後に相手に抗議をされるケース
インタビュー記事を書いたときによくあるトラブルとして、インタビューをした相手が記事を読んで、自分はこんなことを話していないと抗議してくる場合があることです。では、こうした抗議を受けた時にはどのような対応をすればいいのでしょうか。まず、録音したインタビューを改めて聞いてみましょう。
録音したものを聞かず、インタビューをした時の記憶に頼って記事を書くと、相手が言っていなかったことを書いてしまう場合があるからです。また、相手の反応を勝手に膨らませて書いてしまうということもあります。たとえば、インタビュアーが「あの映画は面白かったですね」と言って、
相手が「そうですね」と答えた場合、記事でインタビューされた人が「あの映画は面白かった」と言っていることになったら、これはおかしいということになります。そうですねと同意したのだから、面白かったと言ったのと同じことだろうと取ってしまいがちですが、話の流れでただ相づちを打っただけで、相づちを打ったことさえ覚えていないというケースもよくあります。
なので、記事では必ず、相手が確かに口にした言葉だけを書くようにしましょう。それが言葉足らずだと思って勝手に言葉を付け足してしまうと、抗議を受けやすくなります。
別のケースとして、レコーダーを聞いてみると確かに発言しているのに、
相手はそんなことは言っていないと抗議をしているという場合もあります。こういう場合は、そんなことはないと反論するよりも、記事を書き換えた方が無難です。なぜなら、インタビュー記事はインタビューされた人が主役であり、その人がいなければ成り立たないので、出来るだけ意思を尊重した方がいいからです。
インタビューの書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:卒論のインタビューの書き方