領収証の手書きと書き方
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領収書を記入する時には、第一に正確な内容というのを心がける必要があります。正確なといっても、文字を間違えない、金額を間違えないというのは当然として、領収書を渡す相手先の希望をきちんととらえた、間違えのないものをかけるかということが大事なのです。
というのも、領収書に記載するものというのは、それほど多くはありません。まず、宛名、そして金額、ただしがき、日付ということがポイントとなります。一つ一つの部分で、書き方というものに注意すべき点がありますので、しっかりと書き方を事前に学び、間違いの内容に手書きの領収書を発行するように心がけましょう。
宛名の書き方
宛名は、先方の希望の名前を書くということになりますが、手書きの領収書の場合に注意したいことは、聞き間違え、書き間違えをしないようにするということです。まず、聞き間違えに関して言えば、聞き取りにくい名前などを、再度確認せずに、聞いたまま書いてしまうということです。
また、聞き取ったものを自分が思った漢字で手書きしたら、実際は漢字が違うということもあります。また、書き間違えに関しては、感じの間違え、アルファベットの大文字小文字など、間違えやすいものが多々あります。
では、このような書き方の中で間違いがないようにするのはどのようにするべきかという事なのですが、一番いいのは、復唱して、領収書に直接記載する前に、違う紙に書いてみて、先方に間違いがないか確認するという方法です。
この方法であれば、間違いをその場でただし、正確なものを記入するということができます。また、名前を書かないでと言われるような方もいますが、そういった場合には、「上」様で記載させていただくようにしましょう。名前を会社あてでかくか、個人名でかくか迷っているような人にも、上様で記入すれば、OKです。
日付の記入方法の注意点
発行日というものを領収書には必ず記載します。そして、料金を受領した日付というのは、基本的にその発行日と同様ということがおおいので、特に記載する必要はありません。しかし、料金を受領した日にちと、領収書を発行した日付というのが異なるという場合も出てきます。
そういった際の、書き方は、発行日は、領収書を発行する日付をそのまま記載します。そして、但し書きの横に()をつけて、〇月〇日お買い上げ分と記入をします。そうすることで、発行日と料金の受領日というのがそれぞれ明記することができ、間違いがないということになるのです。
あくまで領収書というのは、いつ、お金を領収したかというのが確認するポイントともなりますので、その点を間違わないように発行日と領収日を分けるということが重要です。
但し書きはどのようにかくべきか
何を購入したかということを記入するところが但し書きの部分です。一般的に、簡単にかくという事であれば、お品代ということで大丈夫です。お品代というのは詳しい内容を書く必要はありません。また、細かく記載してほしいというような要望を持たれている方もいるので、できるだけ先方の希望に合わせて記載するということを意識しましょう。
とはいえ、但し書きをかける部分というのは、かなり小さいスペースでもあります。複数の商品を購入しているという時や、またそれぞれが違う日にちのレシートなどを持ってきて、合算してほしいというような場合には、但し書きの所に、レシートごとに日付を記載しておくということも必要になります。
そういった場合には、ものすごく小さい字で書いても、スペースに収まりきれないということもあります。従って、代表的なレシートを複数内容記載を行い、入りきらないレシートに関しては、その他(レシート枚数)という形で記載しておきます。
そして、枠外の空いているスペースに、入りきらなかった分のレシートの内容を記載するということができます。最終的に、お客様が何枚のレシートをお持ちになられたのかというのを、確認するすべがあればいいわけですから、お客様の領収書にすべて記載するという必要はありません。
金額は合計額よりも少なく書けます
金額に関しては、レシートを合算するという際には、二回以上の計算をして、間違いがないように心がけることがとても大事です。また、合算の金額以上のものは書くことができませんが、合算したレシート金額以下の額面での記載というのは、できるので覚えておきましょう。
少額でかいた場合に、何か記載する必要は特にありません。少額でも、またはレシートを合算しているということで、2枚以上のレシートを用いているという場合でも、記入することは何もありませんので、そのまま間違いないように計算をして金額を記入しましょう。
また、金額を記入した後に、忘れないように書く必要があるものは、¥マークです。このマークを金額の一番左の数字の頭につけておくという事なのです。¥マークで金額欄をしめないと、追加で金額を多めに後から書いてしまおうというような、良からぬ考えを持つ人もいないとは限りません。忘れずに記載しておきましょう。
領収書は、まずきちんと正しい知識を持った人が書くべきであるということが言えます。前述したように、お客様の領収書発行への希望というものはたくさんあるものです。金額を少なく書いてほしい、多く上乗せできるかというようなものに対処する必要もありますし、名前や但し書きなど書かないでと言われた場合の対処も、しっかりとできるようにしておかねばなりません。
また、但し書きの欄に、購入していない品物名を記載してほしいというのも、致しかねると断れるようにその点も注意しておきましょう。正確に発行すること、また相手からの要望にきちんとこたえ、間違いのない領収書を発行するということが、発行者には求められます。
また、領収書においては、発行者のサインをするというようなものもあります。こういったものに関しては、自分自身が発行しているということで、まさに責任を負うということにもなりますので、発行する際には、一通り、記入したところを再度見直し、自分の責任において間違いのないものを提出するという気持ちでいましょう。
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