新年会の次第の書き方

pixta_tegami_01

 

  1. 1.新年会の意義
  2. 2.新年会の司会の役割
  3. 3.式次第の書き方

 


新年会の意義

pixta_tegami_02

新年会は、新しい年の始まりを祝い、そのコミュニティでの親交を深めるために催される重要なイベントごとになります。ただし、ひとくちに新年会といっても、どこのコミュニティで催されるのかによって、その形態はさまざまにあります。

 

友人同士の新年会は、ただ集まって飲食をしながら、近況報告をしあうだけのだらだらとしたものでもよいのでしょうが、会社の新年会はただ楽しいばかりでもありません。決められた時間の中で、上司や部下などさまざまな上下関係が入り乱れ、会合を行うことになります。

 

これら全員をまとめあげるのは一仕事です。では、新年会の幹事を頼まれたときはどうすればいいのでしょうか。会が始まる前に、どのような準備をしておけば、当日失敗をせずに済むでしょうか。ここでは、新年会における司会の重要性と、式次第を書くことの重要性について触れていきます。

 


新年会の司会の役割

pixta_tegami_03

司会は、新年会の進行を務める大事な役割です。開始の音頭や、閉会の音頭をとったりするほか、各プログラムの開始を促したりする役目があります。また、場合によってはエンターテイナーとなり、会場を盛り上げたりする必要も出てくることでしょう。

 

なかでももっとも重要なのは、時間をあやつることです。たくさんの人が集う会社の新年会は、宴会場などの場所をお借りしておこなうのが一般的です。通常予約の際に時間も決まっているはずです。ですが、進行役が不在の場合、だらだらと進行して、時間内に決められたプログラムが進行できない可能性があります。

 

ですから、司会の役割のもっとも重要なことは、タイムキーパーを務めることだといえます。必要な部分で声掛けや進行を促し、会がスムーズに進むように潤滑油のはたらきをします。また、人間関係のあいだを取り持つ役割も果たさなくてはなりません。新年会でもっとも持ち上げなければならないのは上司です。

 

できるだけ上司の機嫌を損ねないよう、上手に持ち上げながら機嫌を取る必要があります。会の雰囲気にもよりますが、上司に対しては敬語の使い方などに留意するようにしましょう。また、名前や肩書を言い間違えたりすると、一気に雰囲気が悪くなってしまうことがありますから、開始前によく確認しておくように努めます。

 

また、マイクの前に立つとあがってしまい、上手に話せない人もいることでしょう。そのような人がいた場合には、できるだけさりげないフォローを入れてあげるようにしましょう。上司や、場に立つ人よりも司会自身が目立たないよう、かといって声が通らなさすぎて進行が滞らないよう、上手な立ち回りをしながら仕事をしていく器用さが求められます。

 


式次第の書き方

pixta_tegami_01

司会にはタイムキーパーの役割があると述べました。新年会を滞りなく進行させ、満足の行く内容にするためには、こまかな部分まで式次第を書いておく必要があります。新年会のおおまかな流れは、だいたい決まっています。まず、開会のあいさつを述べます。これは上司が音頭をとる場合が多く、司会はあいさつをする人の名前を呼びます。

 

飲食店での会合の場合は、ここでいっしょに乾杯の音頭をとる場合もあるでしょう。次に、飲食店での会合の場合には食事、歓談へと移ります。基本的に、新年会に来る人たちはこれを楽しみにしていることが多いです。ここのあたりの導入は比較的スムーズにいきます。そして、食事をしながら、表彰や、余興などの催しがおこなわれます。

 

皆が食事に夢中になりすぎないように、適度に注意をひく必要があります。その都度空気を読みながら、上手に盛り上げていきましょう。最後に一本締めなど、締めのあいさつをして、閉会になります。このように書くと、項目は全部合わせても4つから5つくらいですから、見た感じでは少なく感じます。

 

ですが、実際には余興や表彰といった場面で、細かく時間が分割されます。特に余興など、個人個人に時間をとってもらう部分は、時間がおしやすい部分でもありますから、予定よりも時間がかかっている場合には、司会のほうから早めに切り上げるように指示を出すようにします。人数が多い場合など、数分単位で時間を割り振り、それぞれに持ち時間を伝えておく必要があります。

 

式次第には、時計と照らし合わせてすぐに進行状況が分かるよう、表のようなかたちでスケジュールを作成しておくと便利でしょう。この式次第は、司会が使うためのメモ書きになりますから、必要と思えば会のプログラムだけではなく、準備の部分のタイムテーブルも、まとめていっしょに書いてしまってよいかもしれません。

 

項目の中身は、時間、内容、担当者、担当者の肩書き、具体案、などといったところでしょうか。必要に応じて項目を増やしたり、減らしたりします。「時間」の部分には、その項目が始まる予定時刻を記載します。時計をぱっと見て、これに記載されている時刻よりも遅れているとき、以降の進行に影響があるとすぐわかるようにするためです。

 

「内容」の部分には行われるプログラムを記載します。「余興」「挨拶」など、端的なことばでいいでしょう。次に、「担当者」と、その「肩書き」を書いておきます。司会の際名前をよぶことになりますから、いまいちど名前の読み方と、肩書きの欄がずれていないかを確認しておきます。その項目が始まる前に、準備の声掛けなどをしておくといいかもしれません。

 

「具体案」の部分には、必要であれば、内容のより詳細な部分を記載します。それをふまえて、実行する際の特別な注意点がないか、確認の意味も込めてチェックしておきましょう。たとえば、余興の開始前に準備の人手が必要であるとか、あるいは片付けの時間がかかるだとか、そういった部分もきちんと確認しておき、タイムテーブルに反映しておく必要があります。

 

これらを記入した式次第をもとに、当日は司会進行を行っていくことになります。あまり大きな紙に書いたプログラムを、堂々と見ていても格好悪いですから、カンニングペーパーのように、小さな紙に出力したものを隠し持っておくのがいいでしょう。当日はちらちらと盗み見ながら、進行をしていくことになります。

 

領収書の書き方のポイント

なにか事業を始めると、領収書が必要な場面は必ず生じるものです。その時に、書く方法を知らないのでは、恥をかいてしまうことにもなりかねません。しかし、何気なく生活していると、そ...

お客様に対するメールでの詫び状の書き方

  1.詫び状は始末書ではない 2.複数人にメールで送る際の宛名 3.冒頭は挨拶とお礼で 4.本文以外の形式とは?   ...

出産の内祝いの手紙の書き方

出産と言うのは、新しい命が芽生えるという大きな出来事であり、大変よろこばしいことです。それゆえ、多くの方々から現金や品物でお祝いをいただくことになります。  ...

内容証明郵便の書き方

内容証明郵便とは、文字通りどのような内容が記載されているのかを証明する物です。但しそれが正確か、事実なのかどうかは問わない点に注意します。具体的には郵便物の内容に加えて、差...

自分が望む会社に就職したいのであれば

就職や転職をする際には、履歴書を作成しなくてはなりません。履歴書のことを、応募するために必要になる形式的な提出書類に過ぎないと軽く考えている人がいますが、そのようなものではありませ...

手紙の書き方とは

手紙を書く場面は少なくなってきていますが、かしこまったビジネスの場面や冠婚葬祭などで使うことがあるのは確かです。そんな時に困らないように書き方を見て行きましょう。 &...

読書感想文の上手な書き方とは

  1.ポイントとしては 2.直感的に選ぶ際の注意点としては 3.本を読んでいて自分が純粋に感じたこと   読書感想文の苦手意識を持...

イタリアン・黒板の書き方

イタリアンを食べようとしているお客様がお店を決められるとき、インターネットや口コミを利用して来られる方が年々増えているとは言っても、フラッと立ち寄られるお客様にとって、店頭...

履歴書資格の書き方

  1.免許、資格欄の書き方の基本 2.記入欄に書いても困らないものについて 3.特殊な資格や免許などを書く場合 4.取得予定の資格につい...

これで大丈夫手紙の書き方

普段はメールや電話で間に合っていても、ビジネスや人付き合いにおいて手紙のやりとりは欠かせません。とはいえ、手紙の書き方にはマナーがあり、それを知っているか知らないでいるかでは、受け...

スポンサーリンク