定年退職の挨拶状の例文とマナーと書き方
-
履歴書封筒の書き方
雇われる形態に関わらず、面接を受ける際には必ず、履歴書が必要です。履歴書は、郵送する場合と、面接担当者などに直接、手渡す場合があります。どちらの場合でも、履歴書封筒の表書き...
-
挨拶状の書き方・例文集
1.挨拶状の書き方を知っておくようにする 2.結婚したときの挨拶状など正式な書き方 3.出産報告などの場合 4.転居、引越しなどの挨拶...
-
敬老会演芸の依頼状の書き方
敬老会とは、長年にわたり世の中のために尽くしてくださった高齢の方に、感謝の気持ちと長寿のお祝いを兼ねて行うものです。敬老の日に合わせて、自治体や地域の行事として行うところが...
-
エントリーシートの書き方について
1.志望企業や志望業種への 2.また、その会社を選んだ理由を書く事も大切です。 3.言葉で指摘するかはともかく 4.片思いで終わらせない為にも ...
-
出産祝の書き方
出産祝というのは、赤ちゃんが無事に生まれたことを祝って、品物や現金を贈ることを意味しています。出産祝として品物を贈る場合には、おもちゃやベビー服やベビーベッド、ベビー用の食...
-
移転式典出席者へお礼状の書き方
オフィスや店舗を移転する際は移転式典を開催することがあります。移転式典を催し多くの方に出席してもらえば取引先との関係を深めることができますし、移転したことを知ってもらう良い...
-
パッキングリストの書き方
日本企業が海外企業と業務上の物資取引を行う場合に、貨物の具体的な内容を詳細に記載したもので、 貨物に同封することのできるオプション書類のことを指すのがパッキングリストです。...
-
お礼状の書き方:病院
誰もが健康でいたいと思っている毎日ですが、いくら気を付けていても病気になったり思わぬことでけがをしてしまうという事もあるものです。 1.病院...
-
交通費明細書の書き方
1.交通費明細書とはどんな時に必要? 2.明細書に必要な項目は? 3.例文 4.領収書の添付も必要です 交通...
-
修理依頼書の書き方
電化製品などを購入すると電化製品ゆえに壊れてしまうことがあります。そんなときには修理依頼書を書くことになります。意外にも書く機会のある修理依頼書の書き方を今回ご紹介します。...
定年退職を迎えるにあたり、自分が御世話になったその会社で、お世話になった人々やもしくは自分の後を引き継いでくれる人々に対して、または会社だけでなく得意先の人やその他自分の周りでお世話になった人にも感謝の意を表したいと思うものです。
もちろん一人一人に会って挨拶するのが1番礼儀としては正しいのかもしれませんが、相手もお仕事があったり、または忙しくされている中を自分が定年退職を迎えるからと言って、1人1人挨拶をしていくと、時間がいくらあっても足りませんし、相手にも迷惑がかかることがあるかもしれません。
そこで挨拶状として、ハガキや手紙を差し出すという方法があります。定年退職をするにあたりに一言挨拶を述べさせていただきたいと思いますということを、挨拶状として自分がお世話になった人に送るわけですが、ここでも一つ一つのマナーや作法があることに注意して作成するようにしなければなりません。
そこで挨拶状の例文を見ていきましょう。
まずは手紙でもハガキでも「拝啓」から始めるようにし、その季節に関する例文を書き出しとして持ってくるようにしましょう。定年退職が必ずしもこの月に行うというわけではありません。会社によっては9月や10月、または年末に行うところもありますし、それぞれによって挨拶文も変わってきますので、季節毎の挨拶文も使うようにしましょう。
例えば春ならば「暖かい季節となり皆様ご健勝のことだと御喜び申し上げます」とか夏になる前なら「新緑の候」、秋から冬にかけてなら、「晩秋の候」などその季節季節に合った言葉がありますので、そういったものを例文として覚えておき書き出しの文や語句とすればよいでしょう。
その後に自分が定年退職すると言う旨を書いていきますが、そこで延々と退職するにあたり挨拶を書いていくと相手もくどいものですので、形だけ短めに表現するようにしましょう。また自分がこの会社でお世話になったことを時系列として述べていくのも1つの方法です。
例えば入社したころはこんな感じだったとか、未経験の私に先輩方から教えていただいたこと、自分の知識のなさが得意先に迷惑をかけることになったにもかかわらず、会社が全力でサポートしてくれたことなど苦い経験を経て今の自分があるんだということを書くとよいでしょう。
その後自分が定年退職するまで
この会社に本当にお世話になった事を書くと同時に、得意先で御世話になったことや直接でなく間接的にも自分が気持ちよく会社に通うことができたことも文書に添えておくと良いでしょう。例えば会社の中の食堂のおばさん達や、出張に行く時にお世話になったタクシーの運転手など間接的であれその人たちがいないと、今の自分がいなかったということを個々人に出すときに少し文書を添えておけば、相手は自分のことを思ってくれていたのだなということがわかり効果的だと思われます。
最後の締めくくりとしては「皆様のご多忙とご健康を心から祈り私の言葉とさせていただきたいと思います」とか「心からお祈り申し上げます」というような形で締めくくると綺麗に終わることができます。
結論の部分を下手に長引かせると今までの文章がかえってくどく感じてしまうものです。起承転結の結論の部分に関してはできるだけ短く、自分のことを書かずに客観的にお世話になった人々がこれからもますます元気に頑張ってほしいと言うような気持ちを書けばよいのです。
以上のように定年退職の挨拶を書く場合は
それほどかしこまって書く必要もなく、気楽に書けばいいのですが、ポイントとしてはくどく書かないということと、自分の感謝の気持ちをして相手のこれからのご発展を願ってというような形で文章を締めくくると良いでしょう。
また、得意先には自分が愛して止まない会社を去るのは心苦しいことだけれども、これから私の仕事を引き継いでくれる後輩たちをこれからも愛して頂きたいと言うのと同時にお世話をかけますがよろしくお願いしますと言う形で相手方に挨拶状を送ると良いでしょう。
他の挨拶状と違って定年退職に関する挨拶状については、ビジネス文書に少し自分の主観が入ると言うような感じだと思われます。あまりそこの主観が強すぎてもいけませんが、もらった相手もこの人がいたからこそ取引をしていたのかもと思っているかもしれませんし、この人がいたからこそ楽しく一緒に仕事ができたと思ってくれているはずです。
ですので仕事上の付き合いとは言え、今までお世話になったことには変わりがないのですから、社交辞令的な文章と同時に少しばかり自分の気持ちを添えて書くというのが1番良いでしょう。また手紙ではなくハガキで書く場合はできるだけ端的にそのハガキの枠内に収まるようにしっかりと書いておくと良いでしょう。
また手紙の場合なら長く書いていいのかといえばそうではなく、あくまでこの場合も1枚ですむような感じで淡々とかいていくと良いでしょう。どちらかというと、物足りないというような感覚で書いておくのが1番あいさつとしてはふさわしいのではないでしょうか。
他の退職の挨拶状の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:退職の挨拶状の書き方について
タイトル:ビジネス文章の書き方:退職の案内