作業報告書の書き方

pixta_tegami_01

作業報告書は報告書のなかでも頻繁に書く機会が多い報告書です。作業日報、会議の報告書なども作業報告書にあたります。定期的に作成しなければいけないタイプと、不定期でその都度作成するタイプがあるのですが、定期的に報告をする際は、大半が会社や提出先によって書き方が決められています。作業報告書の必要性、誰が何のために書く必要があり、誰が読むのかなどを意識した上で、提出する期限は必ず守って、ありのままを正確に、誰もが読んで理解できるように報告しなければいけません。

 

  1. 1.作業報告書の例を見てみる
  2. 2.入れるべき内容について
  3. 3.備考や特記事項を使うことで内容を充実

 


作業報告書の例を見てみる

pixta_tegami_02

作業報告書の例をここでは紹介しますので、一度例文を見てみてみましょう。日々の作業を報告するためにあるのが作業報告書です。最初からテンプレートが用意されているケースが大半で、それに合わせて書いた上で提出をすることになります。内容は完結に、わかりやすく、しかし誰でもわかるように具体的に書かなくてはいけません。

 

自分の作業した内容を他人に把握してもらい、自分が何をしてきたのか再確認できるようにするためにも、記録を残すことはとても大事なことで、とても大切な役割を果たします。後日誰が見返しても内容がわかるように書かなくてはいけません。

 

作業報告書
 
報告先 田中係長 日付
 
部署 営業部 名前:山本 祐太郎 印
 
業務
 
時間     備考
 
内容
10時半~ A社へ依頼されてた商品のプレゼンで訪れる
 
12時   社に戻り会議 ある程度の案がまとまった
 
13時半~ 新商品のサンプルチェック 販売促進部とチェックする
 
15時~  新商品のプレゼンのためのレクチャー。この商品の最大の魅力は効率性。
 
16時~  社内報に商品と営業部の関係性を掲載するための原稿作成
 
特記事項 現段階のサンプルはまだサンプル段階であり改良の余地があるため次回会議にてさらに話を詰める予定。

 


入れるべき内容について

pixta_tegami_03

作業報告書にはどのような内容を入れるべきなのでしょうか。例文を見て何が必要な情かだいたいわかったでしょうか。具体的なことはできるだけ具体化して盛り込む必要があります。例えば現在の進行状況や、相手の反応、いつまでに行うのかなどの期限も記載しておくと明確です。全体の動きが把握できるようにする必要があります。

 

また、なにか作業をしていて問題やトラブルが起きた場合には、日報、報告書のどこかにその件をわかりやすく明記した上で上司に報告する必要があります。そのトラブルに対しての作成者が考える対策、考えなども一緒に記載しておくことで、事が大事になるまでに、上司が適切に判断した上で対応してくれることになります。

 


備考や特記事項を使うことで内容を充実

pixta_tegami_01

報告書に備考欄を作ったり、特記事項の欄を作ることによって、内容を充実させることにつながります。例えば全体的な営業成績がどうなっているのか、面談した相手が発言した言葉で印象的だった言葉、こちらが提案したことに対しての相手の態度、これからの展望といったことも記載しておくと今後に役に立ちます。

 

内容によっては、備考欄に書くことができない、特記事項だけでは収まらないこともあるでしょう。その場合は収めるのではなくて、ほかの用紙に書いてもいいでしょう。備考欄に詳細別紙参照、または詳細は別紙に添付などという一言を付け加えておくといいでしょう。日報の場合は特に正確に書かなければいけないこととして、数関係は重要です。

 

日時や数量、製品番号、なにかの番号など数字関係の文字が出てきている場合には作成仕上がってから、正しいのかどうか、今一度チェックする必要があるでしょう。桁が多い場合には桁数を間違えて報告していることもありますので、桁数を間違えていないかどうか、その点をチェックしておきましょう。

 

割合で記載している場合にはそれぞれの要素を足した合計が100パーセントになっているのかの確認も必要です。報告書を見て上司が発注をしたり、さらに上へ報告をするような場合には、数字を間違えると大変なことになりますので、数字の報告は特に注意しましょう。

 

報告書の書き方はこのように誰にどのような報告をするのか、それによっても書き方が違ってきますし、必ず記載しなければいけない内容なども違ってきますが、どのような報告書であっても共通して言えることとしては、必ず数字などは明確に記載しておくこと、そして何を伝えたいのか、何を報告しなければいけないのか、その点をはっきりしておくことが重要です。

 

何を報告したいのか、記録として今後残すのか、なぜこの報告書を記録として残しているのかその意味についてわかっていなければ、報告すべきことを報告できない、意味のない報告書になってしまい、それでは意味がありませんから、なぜこの報告書を作成する必要があるのか、それをはっきりとさせた上で、整理して、誰が後で見てもわかりやすいようにまとめて書くことが重要です。慣れるまでは時間がかかるでしょうけれど、慣れれば何を書けばいいのか考えなくてもわかってくるでしょう。

 

報告書の書き方などは下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:報告書の書き方
タイトル:接待報告書の書き方
タイトル:会計報告書の書き方
タイトル:セミナー報告書の書き方

板橋区:要介護認定等の申請の書き方

板橋区の要介護認定等の申請書はホームページの中からダウンロードできるようになっていますので、記入欄に必要事項を記入することが必要です。まず一番上に記載しなければならないのが...

物を返す時のお礼文の書き方

  1.お礼状はすぐに出しましょう 2.守った方がよいお礼状の形式 3.入れた方がよい時候の挨拶 4.文面に書き加えた方がよい品物の感想 ...

外国税額控除個人の書き方と見本

外国税額控除とは、ある国の個人や法人が別のある国で事業を展開するなどして利益をあげた結果、その国の政府に利益の一部を税として納付することになった場合に、外国で納付する税の税...

源泉徴収票・年末調整の書き方

  1.所得税の年末調整とは 2.年末調整対象者とは 3.所得控除に必要な書類の提出を求める 4.源泉徴収簿の用意 5.源泉徴収簿記入...

質問書の書き方

外国人の方が日本において勉学など何らかの活動を行なう時には、その在留に関する一定の資格を得る必要があります。   1.配偶者等の在留資格「質問書...

統一感のある文章の書き方

文章を書いている途中、いつの間にかタイトルとは違う内容のことを書いていることはありませんか? また、書きたいことがたくさんあり、思いつくままに書いて、結果読み手に「結局何が言いたい...

内示書の書き方

内示書の書き方がわからない人のための書き方について例文を交えて見ていきますが、そもそも内示書は発注書やその他の文書と何が違っているのでしょうか。発注書の前に内示書が出される...

学校生活での反省文(遅刻等)の例文とマナーと書き方

日本では約15歳、中学校卒業までが義務教育とされており、それ以降は本人の意思で進学するということが前提です。その為高校や専門学校などは、入学時に誓約書なるものを書かされることも多く...

のし袋の書き方:入学

入学祝いは、親戚や友人の子供が幼稚園や保育園、学校等へ就学する際に贈るお祝いです。入学祝いとして様々な贈り物が選ばれますが、中でも定番の1つが、お祝い金になります。 ...

漢字は正しい書き方で美しく書くことができます。

IT化がずいぶんと進んできた現在、文通手段といえばパソコンやスマートフォンなどによるメールが主流になっています。しかし一方では手書きによる文通手段が、若い人からも注目を集め始めてい...

スポンサーリンク