手紙の書き方:例文、お悔やみ

pixta_tegami_01

親類や知り合いなどが亡くなってしまった時にお悔やみの手紙を書くことになりますが、このようなことが初めての方はどのようにかけばいいのかわからないという人もいるでしょう。お悔やみの書き方についてはある程度ポイントがあるので、それを踏まえたうえで書くのがいいでしょう。

 

  1. 1.お悔やみを書くときのポイントについて
  2. 2.香典や筆記用具に関して
  3. 3.敬称を知っておくといい
  4. 4.会社の取り引き先へ送るときの書き方

 


お悔やみを書くときのポイントについて

pixta_tegami_02

親類や知り合いなどが亡くなってしまった時にお悔やみの手紙を書くことになりますが、このようなことが初めての方はどのようにかけばいいのかわからないという人もいるでしょう。お悔やみの書き方についてはある程度ポイントがあるので、それを踏まえたうえで書くのがいいでしょう。

 

まずお悔やみを書く時期に関してですが、これは連絡を受けた時になるべく早い段階で書いてすぐに送るようにするといいです。手紙を書く時の書き出しに関してですが、これは冒頭部分にお悔やみの言葉を書くのが適切といえます。書き出しは拝啓というような書き出しは使ってはいけません。

 

そして、季節を表すような時候の挨拶文は必要ないので、書かないようにするといいです。そして、弔問に来ることができないのでこれについてのお詫びを述べるようにします。ちなみに弔問できない理由などは書く必要がないので、書かないようにしましょう。

 

もし弔問と結婚式などの祝い事が重なってしまった時には、一言添えるようにするといいです。ちなみに、例文としては「已む得ない事情で行くことができません」などと添えておくといいでしょう。また、次には遺族の方を励ますような言葉や、

 

気遣う言葉などを入れるようにします。これは例文として「ご家族の皆様は気を落としがちだと思いますが、どうぞ気を強く持ち1日でも早く悲しみから立ち上がれるよう、お祈り申し上げております」等と書いておくのがいいでしょう。基本的に、相手の心身を気遣うよな文章にするといいです。

 


香典や筆記用具に関して

pixta_tegami_03

お悔やみの手紙を書く時には、香典を一緒に入れて送る場合もありますが、そういうときは香典のことについても書いておく必要があります。これは例文として「心ばかりのものを同封しております。〇〇様が好きだった〇〇でもお供えいただければと思います。」と書いておくといいでしょう。

 

これらのお悔やみを書くときには少し気をつけることがあります、それはペンや用紙についてであり、これは黒インクや万年筆を使って書くのが一般的といえるでしょう。また、ボールペンを使って書くものいいですが、カラーペンなどを使い書くのは非常に失礼になるのでやめておきます。

 

カラーペンはポップな感じになってしまうため、お悔やみの手紙に対してあまりに場違いなものになってしまうからです。また、地方によっては薄墨で書くという地域も存在しているので、筆記用具がわからないときは近所の年配の方に聞いてみるのがいいでしょう。
 

また、お悔やみを書く紙に関してですが、これは便箋が好ましいです。便箋の色に関しては色がついていない真っ白なものを使うといいでしょう。やはりカラー用紙になってくるとこれも場違いな感じになってしまうため、避けておくのが無難であると言えます。

 

また、用紙の枚数に関しては、2枚にならないようにするといいです。これはなるべく1枚に収まるようにすると相手の方も読みやすく、内容が短時間でわかりやすいので、1枚に簡潔にまとめるということを心がけて、手紙を書くようにするといいでしょう。

 


敬称を知っておくといい

pixta_tegami_01

お悔やみを書くときにどのような人に書くのかで書き方が違ってきますが、これはお父さんやお母さんそしておじいさんなどで敬称を使い丁寧な言葉で書かなければいけません。敬称に関して祖父の場合はご祖父様というのがいいでしょう。そして、対象が祖母であった場合はご祖母様という言葉を使うのが適切であるといえます。

 

そして、父の場合。これは敬称が結構あり、ご尊父様(ごそんぷさま)という言葉や、お父様という言葉のほか、父上やお父上、父上様、お父上様などと書くといいです。母の場合は、ご母堂様(ごぼどうさま)、お母様、お母上、母上という言葉や、母上様やお母上様という言葉を使うといいでしょう。

 

夫の場合、ご主人様やご夫君様(ごふくんさま)という言葉を使い、妻の場合はご令室様(ごれいしつさま)という言葉や、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんがご令閨様(ごれいけいさま)という言葉、そして奥様という言葉を使うといいです。兄の場合は兄上様という言葉、ご令兄様(ごれいけいさま)、お兄様という言葉を使い、

 

姉の場合はご令姉様(ごれいしさま)、お姉様、姉上様という言葉を使いましょう。弟の場合は御弟様、ご令弟様、弟様、または名前に様をつけて書くようにします。妹は、御妹様や妹様、ご令妹様(ごれいまいさま)、名前に様付で書きましょう。息子はご子息様、ご令息様、娘は、ご息女様やご令嬢様、お嬢様などと書き、おじは義兄だと伯父上様、義弟だと叔父上様、おばは義姉だと伯母上様、義理の妹だと叔母上様と書きます。

 


会社の取り引き先の担当者へ送るときの書き方

pixta_tegami_01

お悔やみの手紙は、会社の取引先の相手の親族が亡くなってしまった時にも出す必要があります。その場合は少し書き方が違っており、独特の書き方をする必要があるのです。まず、一番最初にその方が在籍している会社の名前を書く必要があり、ここは会社の名前をフルネームで書きます。

 

この時に株式会社であった場合、株式会社なども全て含んで書きましょう。それができたなら次は、その方がどこの部署に在籍しているのかを表すための、部署の情報を書きます。たとえば営業部であった場合は、営業部と書きましょう。部署を書いたならその横にその方の名前を書きます。

 

名前に関しはフルネームでもいいのですが、苗字だけでも構いません。その後にお悔やみの手紙を書きます。このお悔やみの内容に関しては、一般の方と同じように書くといいでしょう。この後についてですが、どうしても伝えたいということがあるときは、段落を開けて書くといいです。

 

これは業務上の連絡や、打ち合わせなどの日程についてどうしても伝えなければならないことがあるときに書くものなので、特に伝えたいことがないのであれば書く必要はありません。それができたなら、次は手紙を書いた自身が在籍している会社の名前を書きます。
 

ここもフルネームで会社名を書いて、株式会社などであればそれも記入しておきましょう。その下に、手紙を書いた自身の名前を書いて、どの部署の在籍しているのかも書く必要があります。また、お世話になっております、などの言葉は不要なので書く必要はありません。

 

手紙の書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:手紙の書き方:文書を送ってもらう依頼の手紙

年賀状の書き方とマナー

  1.年賀状の始まり 2.表面の書き方 3.年賀状を出す際のマナー 4.年賀状の書き方   年賀状の始まり...

不動産登記の各階平面図の書き方

不動産登記の建物図面は図面用紙の右側半分に描きます。まず作製者の欄の枠が左下にあります。ここに作成者の住所、及び名前を書いて印を押します。   ...

ひらがなや漢字の書き方について

ひらがなや漢字の書き方について、書いていきます。よくテレビのクイズ番組を見ていて、ひらがなや漢字の書き順が気になったりします。   よく考えてみれば、小学1年...

トロフィーの帯の書き方

スポーツ少年団や地域のスポーツチームなどでトロフィーを用意しなければならない場合があります。そのような場合には帯にチームメンバー全員の名前だけではなく、監督、コーチなどの名...

読みやすい・伝わりやすい文章の書き方

私は、読みやすい・伝わりやすい文章とは、相手の目線に立って書かれた文章だと考えます。個人的な日記などであれば、自分で楽しむだけですし、まず他の人に見られることもありません。 ...

感想レポートの書き方について

大学の課題で本の感想レポートが出されることはしばしばあります。本を読んで更に文章を書く必要があるので大変な課題ですが、書き方のポイントやコツを知っていればかなり楽に得点の向...

履歴書の書き方~就活~

就活で必ず必要になるのが履歴書です。自分の基本的なプロフィールを企業に伝える身分証明書の役割を担う履歴書は面接の資料等にも使われる大切な資料になりますので、慎重に、丁寧に記入し...

書き方について調べる

書き方には、ニ種類の意味があります。国語辞典で調べると、第一に文や文字などを書く方法とあります。例えば、手紙の書き方などがこれにあたります。ネットで検索をすると、たくさんの○○○の...

恋文ラブレターの書き方

ラブレターや恋文とは愛を告白したり、愛情を相手に伝えるための手紙のことです。さらに昔には付き文や艶文、艶書などと呼ばれています。相手に対して告白はしたいけれど面と向かって話...

贈答品に対するお礼状の書き方:ビジネス文書

お得意先というのは、自分たちの会社にとって何よりも大切な相手ということはお分かりになると思いますが、以前からも繋がりが深く、またこれから将来的にも共にビジネスを成功させてい...

スポンサーリンク