両家連名ご祝儀袋の書き方

pixta_tegami_01

結婚式にはいろいろなものが必要です。お祝いの品を送ったり、ご祝儀などを贈ることになります。このご祝儀を入れる袋をご祝儀袋といいますが、ここに贈った人の名前を書くのですが、一人なら自分の名前を書けばいいだけなのに、夫婦の場合、家族の場合はどうすればいいのか、ということをあまりわからない人もいます。そのような場合は、あらかじめどのように書けばいいのかを調べておくようにするといいです。

 

  1. 1.ご祝儀袋について知っておくといいこと
  2. 2.袋に書く名前と連名について
  3. 3.お車代や媒酌人などへの謝礼と表書き

 


ご祝儀袋について知っておくといいこと

pixta_tegami_02

まず、ご祝儀袋についてですが、袋は包む金額や贈る相手によって少し違うものを選ぶようにしておきます。結婚祝いを包むときには、右肩にのしが付いた祝儀袋を選びます。これは、のしあわび、というものを簡略化したもので昔からお祝い事に縁起の良い海産物を贈ってきた名残だといわれています。

 

水引を袋にかけますが、これは一般の祝い事は5本なのですが、結婚祝いは慶びが重なるように、という意味を込めて10本が正式なものだということです。結び方は、一度結んだらほどけないという、結び切りというものにします。のしがないものや、何度も結び直せる蝶結びになっているような祝儀袋を使うのは駄目です。気をつけるようにしておきます。

 

包み方にもルールあります。まず、祝儀袋の裏側の部分は上向きに重ねておくようにします。慶びや幸せを受けるように、という意味があるので、上向きに折り返した方を外側にし、その上に水引を掛けておくようにしておきます。また、包むお金についてですが、前もって予定されているお祝い事の場合は新札を用意しておき、それを包むようにします。
 

しわがあったり、折れているようなものは失礼にあたります。中包みの表には金額を書き、裏面に郵便番号と住所、氏名を楷書で書くのが正式な形です。ただし、中包みに金額や住所を記入する欄があるものを利用する場合は、そこに書いておくようにしても大丈夫です。それをふくさに包んで、受付であけて渡すようにします。

 


袋に書く名前と連名について

pixta_tegami_03

ご祝儀袋に書く氏名について、夫婦の場合や両家連名で書く場合にはどのようにすればいいのか、ということがわからない場合もあります。その書き方をきちんとあらかじめ調べておくようにすることが大切です。まず、夫婦で書くときには、夫の名前をフルネームで中央に書き、その左側に妻の名前を書きます。

 

夫の名の位置にそろえて、妻は名前のみにします。贈り主が3人までの連名になる場合は、贈り主のなかでもっとも格上、そして年長である方を中央に書き、順に右から左に並べて書いていくようにします。3人とも同格である場合は、姓の五十音順に右から左に並べて書いておけばいいです。

 

贈り主が4人以上の場合は、はじめに代表者の氏名を中央に書き、その左側に外一同と書いておきます。会社名入りの連名の場合は、まずはじめに代表者の氏名を中央に書いて、その左側に外一同と書きます。代表者の氏名右側に、少し小さめの文字で会社名を書いておけばわかりやすいです。

 


お車代や媒酌人などへの謝礼と表書き

pixta_tegami_01

結婚式でお車代を渡す場合、ご祝儀袋の水引の下の両家連名はどのように書けばいいのか、というと、まず、右側が筆頭になるので、新郎の氏名をはじめに書きます。それから妻、という風になるということです。

 

媒酌人やスタッフにお礼のあいさつをするときには、以前は後日訪問して渡すことが多かったということですが、最近は結婚式当日に渡すようにしておくというのが当然になってきているといいます。謝礼は結び切りの水引をかけたご祝儀袋を使用して、両家連名で書くようにします。

 

当日の媒酌のみをお願いした場合、10万から20万円ほどが一般的だということです。謝礼とは別に交通費として車代を渡すのですが、大体1万から2万円程度である場合が多いです。結婚式でいろいろと動いてくれるスタッフとしてもお願いした友人などにもお礼を渡すのですが、このときは司会を担当してくれた場合には2万から3万円、受付や会計係は3000円から5000円、撮影係は5000円から1万円が目安になっています。

 

それぞれの地域によって多少の差はありますが、それでもきちんと感謝の気持ちを込めて渡すことができるようにしておきます。このほかにも結婚式の後にお礼状などを書く場合はいくつか例文を参考にしておくといいです。また、いざというときのために心づけは多めに準備しておくようにします。

 

何も書いていない祝儀袋を用意しておくと、予想外に必要になったときにすぐに渡すことができるので役立ちます。必要になったときにすぐにお車代、お礼などの表書きを書くように準備しておくのです。3000円、5000円などの心づけの額に応じて新札も用意しておくようにすると困ることがないので安心です。ご祝儀袋と新札は本当に必要なので、銀行であらかじめ多めに準備しておくようにします。

 

ご祝儀の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ご祝儀の金額の書き方:横書き編
タイトル:ご祝儀袋の書き方:夫婦編
タイトル:謝礼封筒の書き方

参加を促す文章の書き方

いろいろな方が「参加をしようかな」と思っていただけるように文章を書くには、まず最初に参加してもらいたいターゲット層をちゃんと把握することです。狙っているターゲット層を把握し...

仕訳の摘要の書き方

経理の人なら知っておかないといけないのが、仕訳伝票の適用の書き方です。多くの会社では仕訳伝票の内容をパソコンに入力して処理をしていることでしょう。その入力内容が基となり、帳...

追悼文の書き方

追悼文は親しい人、お世話になった人が死亡したことを知らされたときに葬儀や弔問などに参列できないという場合にすぐに弔慰の手紙を書くことを指します。そのための文章を追悼文または...

職務経歴書の書き方

職務経歴書の書き方には、必ずこうでなければいけないという決まったフォーマットはありません。ですが、企業があなたを知るに当たって大変重要な資料となりますので、どういった情報を求められ...

お祝いののしの書き方

お祝い事に際して贈り物をする時は、箱に「のし」を掛けて仕上げます。友人や親族にお祝い事があった時、贈り物をする際に欠かせないものです。贈り物を受け取った方が最初に目にする部...

26年保険料控除申告書の書き方

一年の終わりが近づいてくると年末調整の準備に取り掛かるため、会社勤めの人は保険料控除申告書が手渡されます。給与所得者の扶養控除等(異動)申告書と一緒に渡されることが多く、こ...

お歳暮の礼状の書き方

日本には年の終わりにお歳暮を贈るという習慣があります。毎年12月の上旬から大体12月20日頃までのあいだに、お世話になった方に対して感謝の気持ちを表すために、また、これから...

手紙での時候の挨拶の書き方

手紙というものは非常に身近な存在でありながら、書き方に関してしっかりとしたマナーや知識のある人は意外と少ないです。パソコンやスマートフォンなどで電子メールを送る事は多いけど、手書き...

市長への手紙の書き方

手紙を出す時は便せんと封筒を使いますが、便せんに書く時は比較的自由な書き方ができるのでマナーのようなものを意識することもないでしょう。しかし封筒の方にはある程度決まりがある...

はがきのお礼の書き方

SNSやメールが普及してきて、手紙やはがきを送る機会も年々少なくなってきました。しかし、やはり手書きのメッセージというものはその人の温もりが伝わるものですし、ずっと手元に残...

スポンサーリンク