自己紹介文の書き方・例文

pixta_tegami_01

 

  1. 1.自己紹介文の必要性
  2. 2.自己紹介文を書く前に
  3. 3.自己紹介文の書き方
  4. 4.例文で見る上手な書き方

 


自己紹介文の必要性

pixta_tegami_02

面接だけで自分の長所ややる気をアピールするのはとても難しいので、自己紹介文を通してアピールすることが出来ます。またなぜその企業で働きたいのかという志望動機も、履歴書などの狭いスペースで書ききれないので自己紹介文の中で志望動機を伝えます。

 

自己紹介文とは自分自身のことを相手に知ってもらうようにするもので、自分自身をしっかり売り込むことが目的です。他の人よりも優れている部分を無理やり言わなければならないということではなく、自分自身がどんな人物なのかを相手に分かりやすく伝えることが大切です。

 

色々な自分の特徴から応募したい企業や職種に合うと思うものにアピールポイントを絞ることで、採用率も上がります。面接や履歴書では伝えきれない部分を文章を通じて伝えることが出来るので、採用側の大きな判断材料にもなります。

 

面接官はこの自己紹介文を元に面接を進めていくので、意図的に面接で聞いてほしい内容を盛り込むことが出来ます。自分が聞いてほしい部分を事前にアピールすることが出来れば、面接中も緊張せずにスムーズに質問に答えることが出来ます。

 


自己紹介文を書く前に

pixta_tegami_03

自己紹介文を書く前には、自分自身のことをしっかり知っておく必要があります。就職活動の中で自分自身を的確に表現するためにも、自分を知ることが大切です。面接など様々な場面で採用担当者に自分を知ってもらうためには、自己分析を行います。

 

就職活動の中で出すべき答えは、資質と価値観です。資質は自分がどのような特徴を持っているのか、責任感や向上心、学習意欲はあるのかです。このような資質を自分自身はどのくらい持っているのか、持っているとしたらどのくらいなのか答えを出します。

 

そこから派生して、どのようなものにモチベーションを持てるのかということを知ることが出来ます。資質の部分は面接での自己アピールや学生時代に頑張ったこと、長所や短所の質問で問われることがあります。自分が楽しく幸せに働くことが出来る企業と出会うという観点からも、強みをしっておくことが大切なのです。

 

価値観の部分は、自分自身に対する判断基準です。そこから拡大していってどのような人生を歩みたいのか、さらに生きていきたいのかを繋げることが出来ます。将来どのような自分になりたいのか、どういう価値観を誰に与えたいのかの答えを出します。

 

自分自身がどのような人生を歩んできたのか、どのような人生を歩みたいのかを知ることで自分自身を知ることが出来ます。自分の強みや感情を客観的に判断することで、自分を紹介することが出来る文章を書くことが出来るのです。

 


自己紹介文の書き方

pixta_tegami_01

A4サイズのレポート用紙や、企業からしていされている用紙を使います。黒のペンを使って、自分の長所やアピールポイントを盛り込みます。「拝啓」から始まり、時候の挨拶を一行目に書きます。自分の名前や学校名などを書いて、志望動機や学生時代で学んできたこと、自分の長所やアピールポイントを書いていきます。

 

またどのような社会人になりたいのか、就職してからの心構えなどを加えます。自己紹介文の書き方のポイントは、曖昧な表現で書かないことです。「私は向上心と協調性があります」では他の応募者と内容がかぶってしまいますし、説得力も欠けてしまうのです。自己紹介の部分では具体的なエピソードや数字を加えて、説得力を出すことが大切です。

 

また「これをやっていきたい」などの自分の気持ちだけを伝えるのは、アピールにはならないのです。学生時代の実績や前職の経験など、企業側が求めている人物像と重ねて書くようにします。

 

具体的な実績やスキルがない場合は忍耐力や積極性などの強みが表現出来るエピソードを盛り込んで、これをどのように仕事に生かすことが出来るのかを説明します。このように具体的に書くことで、採用担当者も興味を持ってくれます。面接官との会話の糸口となる部分なので、具体的に説明することが出来る文章を作るようにします。

 


例文で見る上手な書き方

pixta_tegami_01

自分自身で自己紹介文を作成するときに多い書き出しは、「私はこのような力があります」ということです。さらにこのような力があるということから、その理由を説明するという文章です。自分自身で自分の力をアピールするのは間違っていて、自分にどのような力があるのかを判断するのは周りの人です。

 

自分で書いてしまっては、おかしな文章になります。「自分にはこのような力がある」という文章ではなく、具体的なエピソードを盛り込んで自然な形でどのような力があるのかをアピールするようにします。

 

「学生時代にはマネージャーを頑張った」「前職ではこの仕事を頑張った」では頑張ったということは伝わりますが、何をしたのかが分かりにくくなります。この例文では内容がとても抽象的になってしまうので、どのようなことに取り組んでどのような結果を残したのかを書きます。

 

抽象的でポジティブな言葉を並べるのではなく、具体的な例を出すことで相手もどんなことを頑張ったのかを正確に理解することが出来ます。向上心をアピールしたい場合には、「物事を覚えるときにはただ頭に入れるのではなく知識として入れることが大切だと考えています」など具体例を入れます。

 

それはどのような場面で思ったことなのか、その能力を発揮することが出来るということを伝えるようにします。努力をアピールしたい場合には「一度決めたことは諦めず、最後まで努力することが出来る」など具体的な例を出して、努力したことを伝える文章を入れます。

 

どのような長所をアピールする場合でも、必ず具体的な例を入れ込むことが大切です。そのときにそのまま書くのではなく、自分が経験したことを加えて具体的にアピールする内容を書くようにします。仕事での活かし方も想像しやすくなり、面接官に自分の魅力が伝わりやすくなります。

 

また必ずポジティブな文章になるように心がけて、短所を書く場合には最終的にそれが長所に繋がるように書きます。飽き性の場合には「常に自分がチャレンジすることが出来る環境に身を置いている」など、短所をポジティブに見せる文章を入れることがポイントです。

 

就職活動の書類の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:専門分野の書き方

12月の手紙の書き方・例文

  1.12月の手紙の書き方の基本の流れ 2.12月の時候の挨拶の例文 3.12月の結びの挨拶の例文 4.12月の手紙の例文 5.12...

面接のお礼メールの例文とマナーと書き方

今の世の中は大変便利なものになりました 昔は会社とのやり取りをするとき、資料請求をするときにははがきを一枚一枚書いて、それを各企業に送って資料を請求するという作業が必要でした...

介護記録の書き方

介護現場において介護記録が必要とされているのには、ひとつには、介護職以外の専門職と情報を共有するためと言う理由が挙げられます。また、要介護者に行っている介護が、本当にその人...

手紙の書き方とは

手紙を書く場面は少なくなってきていますが、かしこまったビジネスの場面や冠婚葬祭などで使うことがあるのは確かです。そんな時に困らないように書き方を見て行きましょう。 &...

宛名の書き方

  1.ビジネスでのはがき、封書の宛名 2.個人宛の宛名の書き方 3.特定の職業の個人に宛てる場合 4.組織や企業などの団体に宛てる場合 ...

建築の平面図の書き方

建築の平面図は、建築の図面の中で最も重要なものです。間取はもちろんのこと、建具や階段の位置、建物の構造と設備に関するほとんどの情報が盛り込まれています。  ...

御中の横書きの書き方

  1.社会人の常識として 2.正しい敬称の書き方 3.『御中』の基本マナー 4.『行』、『宛』の正しい訂正の仕方 5.さらに良い印象...

取材依頼文の書き方

取材依頼文を書くに当たっては、書き方以前に、完成品はどうなるのかということを想定した上で、企画を立てる必要があります。   1.企画立案と取材対...

セミナー報告書の書き方

セミナー報告書とは、会社側が社員に身に着けてほしい部分について、当該社員に当てはまるセミナーを受講させるといったケースが多く、そのセミナーも種類は多岐にわたっています。 ...

さまざまなお祝いの書き方

  1.就職が決まった後輩には相手が男性だと 2.定年後に再就職した知人に手紙を宛てるなら 3.勤め先を変えた元同僚へ手紙を宛てる場合 4.成人式を迎...

スポンサーリンク