教育のおける書き方の指導
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手紙の書き方:横書き封筒
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保育園のサンタクロース依頼文書の書き方
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AED講習案内文書連絡の書き方
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ビジネスでも読書感想文でも使える文章作成のコツ
1.このような文章を発信する際に大切なのは 2.見出しや題名にそこまでの魅力を感じない場合は 3.また、ふたつめのポイントとしては ...
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書き方と持ち方について
文字の読み書きは、教育の基本です。特に文字を書くことは、読むことと比べると難しく、教える側にとっても簡単ではありません。なぜなら、文字の形を教える以前に、まずは鉛筆など書くものの持...
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上手で綺麗な手紙の書き方
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御霊前の書き方
突然の訃報の連絡などによって、バタバタとお香典の用意をするという方も少なくないのではないのでしょうか。日頃から意識をしていないのでその時になって慌てる「御霊前の書き方」今回...
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履歴書の正しい書き方は
履歴書の書き方はわかりにくいところもありますが、正確に書くことができるのが一番です。特に職歴は退職した理由を備考欄に付け加えておくと説明しやすいですが、アルバイトや短期間の勤務の仕...
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折りたたみ巻紙の書き方
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封筒の裏の差出人の連名の書き方
手紙を送る際、場合によっては封筒の裏の差出人を連名にする必要があります。例えば、結婚式の招待状です。封筒の裏の差出人の箇所には、挙式を行う2人の名前を連名で記すのが慣習とな...

教育現場において、書き方の指導は難しいものです。私は国語教育に10年ほど関わってきましたが、書くことが好きな生徒は特に書き方を教えなくても見事な文章を書く一方、作文が苦手な生徒はたった1行書くのもうんうん唸って大変な作業となります。これほど個人差が開く分野も珍しいという実感があります。
おおよその傾向として、読書の好きな生徒は作文も短時間で問題のないものを書き、読者が苦手な生徒ほど作文も書けないことが多く、日頃の読書量との相関関係を感じました。
私は基本的には
生徒にのびのびと書かせる指導を行いました。書き方として気をつけることとして、ですます調やである調の文体を統一することと、誤字脱字はないか見直すという最低の決まり事は守るように教え、後は自由に、そして数をたくさん書かせるようにしました。
どうしても書けない生徒には、別のテーマを与えてとにかく書かせてみます。最後まで書けたら、それだけでも褒め、作文に対するモチベーションを高めます。更に作文の中にどこかしら褒める箇所も見つけます。
どんなに作文が苦手な生徒でも
何かしら光るものがあります。特に個人的な体験談に基づく描写は、同じ体験をしていない他人には真似のできない記述です。ただ作文が苦手な生徒は、個人的な体験談は書けてもそれをテーマと結びつけて結論を出すことまでは及ばないことが多いので、指導はその点に注意します。
いきなりこちらでテーマと結びつく結論を出して添削するのではなく、生徒にその体験談からどう思ったかを尋ねて、自分で考えてテーマと結びつけた結論を出すように指導するのが大切です。そうやって生徒自身で導き出した結論をせいと自身で書き加えて推敲することから、生徒の文章の書き方は飛躍的に上達します。
そのような指導には根気と時間が必要ですが、試してみる価値はあります。ただし教える側と生徒との間に揺ぎ無い信頼関係も必要になってきます。実はこれと同じ指導を私自身が当時所属していた文芸部の顧問の先生から受け、それこそ1つの作文に対して10回以上のリテイクを出されたこともありました。
私の卒業後
顧問の先生は後輩に私に対してしたような指導を行ったそうですが、3回目のリテイクでその生徒は泣き出したそうです。その後で顧問の先生はその後輩とよく話し合って納得してもらって指導を続けたそうですが、指導を受ける側がどんな気持ちになるかも指導を継続する重要な鍵になります。
そういうこともあるので褒めて伸ばすことは大切なのですが、ただ褒めるだけでは悪い点の改善がなく文章力は停滞するというジレンマも生まれます。
褒めて満足させることと、文章の書き方の問題的を指摘して改善を要求する兼ね合いが重要になってきます。作文だけでなく、それを書く生徒自身の性格や気持ちも見極めた上で指導したいものです。
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タイトル:小学校の書き方教育は授業の行い方が大切
タイトル:所見の書き方~中学校~