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バレーボールには一般的に広く知られている6人制バレーボールのほかに9人制バレーボールもあります。
6人制バレーとの違いを知って記録する
バレーボールには一般的に広く知られている6人制バレーボールのほかに9人制バレーボールもあります。6人制のバレーボールと9人制バレーボールの違いは、6人制の場合は前衛3人と後衛3人ずつの計6人がコートにたって交代要員が6人以内となっていますが、9人制の場合は、前衛3人と後衛3人との間に中衛が3人入ってプレーをすることになります。交代要員は3人以内となっています。
ラインについても違いがあります。6人制の場合には、エンドライン・サイドラインのほかアタックラインやサービスラインなどが決められていますが9人制で行う場合はアタックラインやサービスラインなどが存在せず、エンドラインとサイドラインのみが決められています。ボールの色は6人制では均一であり、明るい色を選んでプレーしていきますが9人制では白と決められています。
ゲームの進行については、6人制の場合は基本的に5セットマッチでの3セット先取を条件とします。一方9人制の場合には3セットマッチとなっており先に2セットを取ったほうが勝利となります。また、ローテーションがないことも9人制バレーボールの特徴となります。
ポジション別の違いとして6人制では後衛のフロントラインの攻撃はルール上認められませんが9人制では特に制限は存在しません。ほかにもサーブのやり直しができることなども9人制での特徴となっています。9人制バレーボールも当然ながら試合を記録をする必要があります。6人制のときとは違っている点を把握した上で試合経過の記録をする必要があります。
試合前の記録の書き方
9人制バレーボールの記録の書き方についてですが、ある程度は6人制とは共通しており試合前、試合中、トスの後、試合中といった順に記していきます。バレーボールの記録用紙には書式が存在します。公益財団法人日本バレーボール協会の公式ホームページに記録用紙をダウンロードできるページがありますので、そこでダウンロードしてプリントアウトしておけばよいでしょう。
主に記録用紙のほか構成メンバー表、サービスオーダー票を記すことになります。構成メンバー表は誰が監督やコーチ関係、あるいはメンバーとなっているかを明確に記す役割がある表ですのでそれぞれの役割を担っている人の氏名を書いていきます。サービスオーダー票を書くのは主に9人制バレーボールにはローテーションが存在していないということが関係しています。
6人制の場合はローテーションが時計回りで一人ずつずれていくので比較的明確に次誰がサーブを打つかが外から見ても分かりやすいですが、9人制の場合は人数が多くやや判別しづらい面があります。ですので、サービスを誰が次に打つのかというのを予めサービスオーダー票に記して記した順番にサーブを打っていくことになります。
サービス・オーダー票に記された順番通りに打たなかった場合にはチームの反則となります。そこまで記し終わったことを確認したら記録用紙の記入に移ります。バレーボールの試合前においては、予め大会名・コート・試合番号・日時・性別・会場・行われている都市などの項目を記していきます。監督や選手の氏名、さらに副審の氏名も記すようにします。
トスの後及び試合中の記録方法
トスの後についての記録の書き方としては、最初にトスの結果や提出されたサービス・オーダー票に則ってまずチーム名横の○印の中にAまたはBという風に記入していきます。Aは記録席から見て左側のチームのことを指し、Bは記録席から見て右側のチームのことを指します。
次に最初にサービスを行うチーム側の記号を丸印で囲みます。三番目には両チームのキャプテンと監督のサインを記入してもらいます。四番目には第1セット目の競技者番号欄の左上の四角の中に競技者番号を書いていきます。競技者番号はサービス順で書き、公式記録用紙に記入された競技者番号と違いがないかを確認しておきます。
これは、コート上に本来ベンチに入っている選手がプレーしているということなどを防ぐ役割があります。サービス・オーダー票の交代競技者番号については、公式記録用紙のS欄という部分に記入していきます。試合が始まったときの記入方法としては、まず第1セット目では最初のサービス許可が出て笛が鳴ったときの時刻を記入していきます。
これは第2セット目や第3セット目では前のセットが終了した時間の2分後の時刻を記入することになっていることを留意しておく必要があります。次に最初のサーバーのサービス順の確認項目右上の数字に「レ」という印をつけます。
サービス権の移行の管理に必要となりますので、サービス権が移行するたびに「レ」の記号をつけていくことになります。またサービス権が移行する際にはそのサーバーのサービスの確認欄に得点総数も記入していきます。チームが得点されたら得点欄の数字の部分を斜線をつけて消します。
試合中の反則のときの記録方法など
試合中、反則が起きたときには審判から黄色のカードがあがります。また、チームのほうでもサービス順を間違えるミスを起こす可能性もあります。その際にはその点数を斜線で消して丸印で囲むことで反則ということを表します。また、特記欄に反則の種類とセット、反則を行ったチーム、競技者番号と内容についてを分かりやすく記入していきます。
すでに得た得点をサービス順を間違えることにより取り消される場合も想定されます。その場合はその点数を縦線を使い消すようにします。その後得た点数については前と逆向きの斜線を使って消すことと規定されています。それから、9人制バレーボールはやや複雑な面もあり記録者が間違えるということもあります。
その場合の誤りは二重線を使って消していき、その欄の余白部分に訂正後の部分を記入していくようにします。試合が終了したら試合の最終結果を記入していき、公式記録用紙にサインを記入した後副審、主審の順にサインをとってもらって終了となります。もしも主審が示した競技規則の解釈によってゲームキャプテンから異議が生じた場合においては異議の内容を記すかゲームキャプテンに記入させるようにします。
記録者が行う役割としては、用紙に記入する作業のほかにもタイムアウトや競技者交代の報告を副審に行うことや正しい競技者交代が行われているかの確認、試合の遅延の有無や不正行為の有無についての確認など多くの役割を担っています。もしもサービス順が間違っていることに気づいたときにすぐに副審に報告する義務があります。ですので記録者は試合中においてはかなり多忙です。慣れないうちは大変な作業になりますが、しっかりと記入するようにしましょう。