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一口に元上司と言っても、どれくらいの付き合いがあったかによって、その手紙の書き方も違ってくるでしょう。
付き合いがあった上司なのか
一口に元上司と言っても、どれくらいの付き合いがあったかによって、その手紙の書き方も違ってくるでしょう。単純に、若い頃、元上司が課長で自身がその部下であり、それなりに目をかけてもらったと言うならば、本当の上司となるでしょうし、全くの隣りの課であり、たまに少しだけ話しただけとなれば、元上司とは言えないでしょう。
また、自身がヒラ社員で、上司が常務とか専務だった場合も、厳密な意味では確かに、元は上司となるのでしょうが、現実的とは言えない話ではあります。最も、一緒に仕事をしていたというのならば、そういった階級の差を飛び越えて、元の上司となるのでしょうが、これも、そう起こり得る話ではないでしょう。
最も多い例は、一緒に仕事をした仲間で、自身はヒラで、元上司が係長だったというのならば、十分に元上司として位置付けることができるのではないでしょうか。また、この上司と通常の社員との関係は男女間でも起こり得ます。面倒な話ですが、特に女性の場合は、元上司と言っても、何となくピンとこない場合が多いのではないでしょうか。
案外、元上司と称されるのは、男性である場合が多く、会社帰りの一杯飲みにも付き合ったといった間柄であるならば、階級差などを飛び越えて、元上司と呼ぶにふさわしい関係に落ち着くのではないでしょうか。まず、手紙を書く場合、内容もそうですが、送る方が元の上司だったかどうかが、最も先に問われることで、それによって書き方も変わってくるものでしょう。
会社に在籍しているのかいないのか
手紙を書く前に、もう一点注意しなければならないのは、今現在、会社にいるのかいないのかという点ではないでしょうか。その手紙を送る方が会社に在籍している場合は、会社の話は、基本、厳禁と考えて間違いないでしょう。なぜなら、絶対にその会社の関係の噂話の類は、見ず知らずの所でその情報が出回っている場合が多いからです。
書くならば、自宅で書いて、郵送するといった方法が最もよいのですが、それでも厳しい部分があります。そのため、元上司が未だ会社に在籍しているならば、その会社のことは、特に悪口は厳禁でしょう。また、元上司が会社に居ない場合については、時と場合によって異なります。更に、自身が退職したり、転職していたりして、
前職の元の上司に手紙を書く場合ですが、その書き方は、通常の一般の方々に出す手紙と同様の書き方になるのではないでしょうか。我が国の社会の場合、諸外国と大きくかい離している所は、未だもって、会社組織に縛られるといった点です。大都市圏では、フリーの方で、仕事の掛け持ちなどといった方も見受けられますが、
地方はまだまだ、会社という組織に依存していたり、当該地方ナンバーワンの高校の同窓会などに依存しているといった事例が多いというのが現状でしょう。そういった中にあって、自らが自分の所属している会社を出てしまった段階で、確かに元は上司だったかも知れませんが、実際は、悲しいことに赤の他人といった振る舞いをされる場合が多いという話です。
会社に在籍しない元上司への手紙
元上司が会社に在籍していない場合は、大きく分けて次の三通りの点でその書き方に工夫を加えなければなりません。一つは、定年退職で円満に退職された方の場合です。この場合は、本当に円満退社といった感じなので、普通に元の上司宛として手紙を書き綴れば問題は何もないと想定されます。
二つ目は、定年退職なのですが、手紙を出す方が、役員昇格を狙っていたにも関わらず、役員に昇格できずに無念の内に退職されたといった場合です。こういった時は、使用する文言に、本当に気を付けて手紙を書かなければなりません。この様な時に、通常の方に差し上げることを想定して書き綴れば、思いもしなかった細かい言葉尻を取られて、
言い争いに発展する可能性すら秘めています。最後の三つ目ですが、この場合は、元の上司が、自身が今勤務している会社を見限るか、他社のヘッドハンティングに乗って、他社に移ったかの場合です。こういった場合は、通常の年上の方に出す手紙として考えて、書き綴れば良いのではないでしょうか。
ただし、この様な場合は、良いアドバイスや参考になる回答などは、まず得られないと覚悟を決めるべきでしょう。手紙の受け手は、既に自身と同じ盤上に立脚していないためです。相手側、いわゆる、手紙の受けての現状を教えてほしいなどといった内容は、最悪ですし、土台、意味がありません。この様な場合、どんな内容で文章を綴っていくのかを、慎重に吟味しなければならないということは、頭に叩き込んでおくべきでしょう。
元の上司への手紙の書き方
実際の手紙の書き方については、当然ですが、時候の挨拶から始まります。何も無く書く場合でも、前略と一旦前置してから、本題に入っていくのが通常でしょう。但し、前略から入っていくのはやや、強引過ぎるきらいも無いわけではありません。時候の挨拶の後、季節の移り変わりを書くわけですが、
ここで雪が降り積もる季節になったなどと書いて良い場合と思わしく無い場合とがあります。思わしくない場合とは、会社を追い出されるように退職された場合です。こういった方々に、雪が降り積もるなどといった文言は、寒々しさしか与えないため、禁句と心がけておくべきではないでしょうか。反対に、温かみを与えるような時候の挨拶は、皆に好まれます。
この挨拶の後、本題に入っていくのですが、その書き方ですが、多くは、貸した金を返してほしい等といった、極めて現実的で過酷な内容になってしまう場合が多いと推察されます。これは、電話でも話せるのに、何故、わざわざ手紙で知らせるのかといった、そもそも論から導き出せます。この金がらみの話は、最初はオブラートに包んだままにしておき、手紙の後半部分になるにつれて、
現実的な、返済期間などといった金融用語が飛び出してくる場合が多いようです。こういった場合、金を借りた元上司への話し方や接し方で、その人の印象は、ものすごく変化してしまいます。なるべくならば、ソフトに持っていくのが手でしょう。ただ、最もよいのは、金の貸し借りは金輪際なしといった形にするのが良いのでしょうが。