家庭科のレポートの書き方:調理

pixta_tegami_01

家庭科の学習は小学校、中学校、高等学校と年齢に合わせ、主に衣食住を中心に家族やそれを取り巻く生活環境などを学習して行きます。家庭科の学習は生活する上での基盤となり、家庭科の学習で学んだことを生かして生活するのとしないのとでは、自分のライフスタイルも大きく変わってくるのです。

 

  1. 1.家庭科で学ぶこととは
  2. 2.レポートのテーマを決めましょう
  3. 3.工夫次第でおもしろいレポートになります
  4. 4.レポートは技術の向上につながります

 


家庭科で学ぶこととは

pixta_tegami_02

家庭科の学習は小学校、中学校、高等学校と年齢に合わせ、主に衣食住を中心に家族やそれを取り巻く生活環境などを学習して行きます。家庭科の学習は生活する上での基盤となり、家庭科の学習で学んだことを生かして生活するのとしないのとでは、自分のライフスタイルも大きく変わってくるのです。

 

家庭科の学習で、人が生きていく上で最も大事なことといったら食についてでしょう。食べることをやめてしまったら人は生きてはいけません。ですから食の学習は家庭科の学習でも基準となってきます。小学生高学年になると家庭科の学習が始まりますが、小学生が最も楽しみにしている学習内容が調理です。

 

小学校の調理実習は食の基本から学んでいきます。ですから、ご飯を鍋を使って炊くことや味噌汁をだしからとることなど、食事の基本となることから学習するのです。教科書をただ読むだけでは理解できません。調理実習を通して、米を研いだり具材を切ったりといった基本を学び、食べることのありがたさや大変さを学んでいくのです。

 

そして、米を研ぐときのコツや、味噌汁のだしの取り方の秘訣などを学ぶことで、普段何気なく家庭で行われていることが初めて結びつく瞬間でもあるのです。調理をすることで食事を作るときの段取りがわかるだけでなく、食材の選び方や調理器具の使い方などもわかり、男女問わず調理を行う大切さを学びます。また、自分で調理をすることにより生産者や調理をする人に感謝の気持ちをもつこともできるでしょう。

 


レポートのテーマを決めましょう

pixta_tegami_03

家庭科の学習では、夏休みの宿題や調理実習を通してレポート提出を求められることがあるでしょう。おおまかにレポートの書き方がわかっていたら書きやすいのですが、自分の考えをもとにレポートを書くことは意外と難しいものです。いくつかレポートをまとめるポイントを事前に決めておきましょう。

 

まずはレポートのテーマを決めるとよいでしょう。例えば「和食の基本」や「味付けで変わるレパートリー」といったように何をまとめるか決めることです。もし和食をテーマとして取り上げるとすれば、だしの取り方を研究するのもおすすめです。昆布や鰹節、煮干しからだしをとり味噌汁の味を比べてみるのもおもしろいかもしれません。

 

だしの分量を変えると、必要となる味噌の分量がどれだけになるのかといった研究も健康面を考えるとおもしろいでしょう。また同じ食材を使って、調味料を変えると味がどのように変化するのか、どの組み合わせが一番おいしいかなどといったことを調べるのもおもしろいかもしれません。昔から使われている味付けが理にかなっていることに気がつくことができるでしょうし、

 

その意味を調べることにより味付けの基本がよりわかるはずです。味付けを変えると、同じ食材であっても和食、洋食、中華に変化することもあるでしょうし、新たな発見につながるかもしれません。またそれぞれの基本となる調味料を知れば、その分レパートリーの幅も広がることでしょう。自分で実際にいろいろ試して発見することが大事です。

 


工夫次第でおもしろいレポートになります

pixta_tegami_01

一つの食材で、どれだけの調理ができるか考えてみるのもいいでしょう。例えばじゃがいもなら、肉じゃがやカレー、ポテトサラダにコロッケといった定番料理のほかに、自分でアレンジしたり創作したりするのもよいでしょう。その食材の栄養素などを調べ、加熱するとどうなるか、切る大きさにより火の通り具合が変化するかどうか調べてみるのも食材を知ることにもつながります。

 

短時間で調理できる方法を調べれば、忙しい人にとってもありがたい情報源となります。食材の多様な使い方を知れば調理の幅も広がります。レパートリーが増えるということは、作る楽しみはもちろん食べる楽しみも生まれてくるのです。作るものを一からすべて購入して作ることもよいですが、現在ある食材を使っていかにおいしく調理するといったこともとても大切です。

 

そういった技を学生時代から追求しておけば、いざ独り立ちしたときにも役立ちますし、調理ができないから外食や総菜で食事をすませるといったこともなくなるでしょう。ですからレポートでまとめることは、そのとき限りのことではなくて、今後自分が調理をする際の参考になるようなことをまとめていくことがとても大事なのです。

 

ですから自分が知りたいこと、学びたいことを中心にレポートにまとめるとよいでしょう。基本メニューをたくさん作って、自分のものにしていくこともとても大事なことです。知っているメニューも作り方がわからないというものも意外に多いのではないでしょうか。

 


レポートは技術の向上につながります

pixta_tegami_01

家庭科の学習は、生きていくためのすべてです。ある意味ほかの教科より命に直接関わってくる大事な教科といっても過言ではないでしょう。昔は女子だけが調理や裁縫ができればよいといった考え方がありましたが、現在は男女問わず生きていくためにも必要なことであり、協力し合って生きていかねばならない時代においてとても大切なことなのです。
 

レポートを書くとなれば、大半は「めんどうくさい。」とか「まとめる意味がない。」という人が多いでしょうが、まとめ方によっては自分の知識と応用につながるものなのです。また、近い将来必ず自分に返ってくるものですし、知らなければ大人になってから恥ずかしい思いをするのは自分自身なのです。

 

調理は何回も繰り返し行うことで多くの技術や知識を身につけていきます。時には失敗することもあるでしょう。しかしその失敗を通して学ぶこともたくさんあるはずです。家庭科のレポートはその通過点でしかありません。学生時代に自分がいかに調理に興味をもち、家族で一緒に調理を楽しむかということが大事なのです。

 

レポートをまとめることで自分の知識が増えること、実践力が身につくことを考えれば、面倒くさいことも意味がないといったこともありません。より中身の濃いレポート作成ももちろん大事なことですが、そのことにより調理に興味をもち、さらに実践していこうという気持ちが何よりも大切です。技術の向上のために取り組んでみましょう。自分なりのレポートがまとめられるはずです。

 

始末書(レジ打ち間違い・誤差)の例文とマナーと書き方

仕事の際中に何かミスをした場合に書かなければならないのが始末書です。 これは、ただ状況説明と反省文を書けばよいという物ではなく、きちんとした形式に則って書かなければいけません...

リスト:文章の句読点の書き方

句読点というのは、文章を読んでいる人が読みやすいことを目的として用いられるものですが、それは簡単なようであってなかなか難しいという側面を持っているものと言われています。 ...

「御社」学校・病院・銀行の場合の使い方と書き方

  会社の事を敬称で呼ぶ場合、貴社あるいは御社と言います。 同じように、学校や病院、銀行にもそれは当てはまるのです。それぞれ貴校、貴院、貴行、或いは御校、御院...

企業のメールのインタビューの書き方

企業を相手とするビジネスのメールでのインタビューの書き方について解説します。   1.挨拶について 2.インタビューの趣旨を記す 3.イ...

御社・貴社の使い分け例文とマナーと書き方

ビジネスシーンでは、通常使用することのないような単語を使うことがしばしばあるでしょう。特に、相手先企業のことについては失礼の無いように特に気を使って言葉を選んでいかなければなりませ...

議事録の書き方について

  1.議事録における重要なポインと書き方 2.議事録を書くためにすること 3.実際の会議の議事録の例文 4.要約のポイント &...

行政書士の古物商許可申請書の書き方

古物商許可申請書はその名の通り、古物をつかった商いをする者が古物営業法に基づく許可を申請するために使用する書類です。   1.古物商許可申請書と...

遺言書の書き方

遺言にはいくつかの種類があります。まず大きく二つに分けることができます。普通方式と特別方式です。普通方式とは通常の遺言のことで特別方式とは死期が近い場合や、或いは伝染病で隔...

在職証明書の書き方

在職証明書は子供を保育園に預ける場合や、児童預かり機関等に提出を求められることがあります。また、過去にその企業に在籍していたかどうかを証明するために提出が必要になるケースも...

手紙の書き方~ビジネスマナー~

手紙を書くときにはいろいろと気を使うことがあります。プライベートなものの場合は、親しい人や家族などに宛てたものが多く、あまり気を使うようなこともないのですが、会社などで出す...

スポンサーリンク