入学祝いの例文とマナーと書き方
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子供が入学式から大学進学まで親戚や親しい人に宛てた入学祝いの贈り物を贈ったり、一緒にお祝い状を送ることがあります。これらのお礼状などを書く際には、両親へのお祝いのメッセージ、そしてその子供の幸せな未来を考えた文章にしておくことがマナーです。
入学祝いというのは基本的に親族間でのお祝いです。
なので、友人や知り合い、同僚などには贈る必要はないものです。親しい知人などの場合、ごくまれに贈ることもありますが、普段の付き合いの程度によってかえるといいです。
身内以外にお祝いを渡すときには、相手の負担にならない程度のものにしておくように気をつけます。入学祝いを渡す時期というのはある程度決まっており、新学期や入学式の一週間前までには渡しておくようにします。
ちょうど忙しくやることが多い時期をはずして渡すようにしておくといいです。早めに入学式の準備をすることができるので助かる、という理由で、最近は3月の中旬ごろから下旬ごろに渡すことが多くなってきているということです。
入学祝いの文章で気をつけることは
まず、説教じみた言葉ばかりにはしないこと、そして、子どもの成長を喜ぶ気持ち、今後に期待する気持ちをしっかりと書いておくようにします。長々と難しい言葉を並べるのは相手にもわかりにくくなってしまうので、相手にお祝いの気持ちが伝わりやすいようになるように簡潔な文章にしておきます。
小学校に入学する子供への手紙の場合は、まだ漢字がわからないものが多いので、ひらがなで読みやすく書いておくといいです。高校や大学に入学する子供へのものは、言葉には気をつけて入学祝いのメッセージを考えるようにしておきます。
必ずしも子供が望んだ学校に通えることになったわけではない場合もあるのです。入学祝いの手紙は、小学校に入学するまでは親宛に出します。ですが、もしもお子さんとも親しい場合はその子供宛にもう一通短い手紙をひらがなで、本人が読める長さで書いて添えるというのもいいです。
中学校以降にお祝いの手紙を出す場合は、子供と親しいかどうかによって変わってきますが、本人宛に祝いの手紙を書くようにしている人は多いということです。
ここまでで書いた手紙を書くときに注意すべきことは
出す相手に合わせた言葉や文字で書き、余計なことは書かないようにしておくというものです。いくら親しくても、余計な一言を書いてしまうのはもらった相手が気分がよくないものです。なので、必ずもう一度読み直して余計な言葉を書いていないかを確認するようにしておきます。
お祝いの手紙には基本的な構成があるので、もし手紙を書くのが苦手だという人の場合は、それらを参考して書いてみるといいです。まずは季節や時候のあいさつからはじめます。
4月が入学式なので、その季節の季語を取り入れてかくといいです。それから、入学や入園を祝うことば、子どもの成長への感慨や親へのねぎらいとお祝いの言葉、お祝いの金品についてはさりげなく書いておくといいです。最後に結びのことばを書く、という風になります。
春なので、新緑の候、春爛漫の候などを使います。たとえば、南の温かなところから花の便りも聞かれるような季節になってきました、と書いたり、桜の便りが聞こえてくる季節ですね、という風に季節のことを取り入れるといいです。
入学や入園のお祝いの言葉は
めでたくご入学されるとの由、心よりお祝い申し上げます、という風に書いておくといいです。もしお子様にも書くようなら、4月からはいよいよ小学生ですね、小学校への入学おめでとうございます、という風にひらがなを多めにして書いておくとわかりやすいし、子供でも読みやすいです。
入学祝いの金品について書く場合は、気持ちばかりではございますが、お祝いのしるしを同封させていただきます、学用品などの準備に使っていただけると幸いです、という風に書いておくといいです。
最後に書く結びの言葉では
お子様本人になら、お父様お母様にもどうぞよろしくお伝え下さい、また近いうちにお会いできるのを楽しみにしております、本当におめでとう、という風に書いておきます。子供の親宛なら、末筆ながら皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、まずはお祝い申し上げます、という書き方をして、しめておくといいです。
お祝いの気持ちをきちんと伝えることが目的なので、お子様に宛てたものなら本人が読みやすいものを書くことが大切です。難しい言葉ではなく、ストレートに伝わりやすい言葉を選んでお祝いしてあげるといいです。親御さんへのものは、言葉遣いにも気をつけて、余計なことは書かずに、お祝いの気持ちとお子様の成長を喜ぶ文面にしておくと安心です。
入学式には何回かあるものですが、その都度、きちんとその年齢にあわせたお祝いをしてあげることが大切です。余計な言葉は書かずに、喜びの言葉だけを伝えて送ってあげるといいです。