七月の手紙の書き方

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  1. 1.その季節の挨拶や手紙の書き方
  2. 2.七月の時候の挨拶と例文
  3. 3.時候の挨拶と季語について知っておく
  4. 4.相手に合わせた手紙の書き方

 


その季節の挨拶や手紙の書き方

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会社やプライベートなときでも、季節の挨拶の手紙などを出すことがあります。その送る相手によって少し内容を変えたりすることもあるのですが、手紙ではその月をイメージさせることができる言葉を用いるようにしておくといいです。相手への気遣いとこちら側の状況や季節の挨拶などで起承転結を考えて書くようにしておくことが大切です。

 

どんな手紙を書くのか、によって書き方もまた少し違ってきますが、その月によって季語や時候の挨拶文なども変えるようにしておくといいです。七月なら七月のイメージが出来る文章や言葉を考えて書くようにして、受け取った相手がその季節を感じることができるようにすることが大切です。その季節にあるイベントや行事、風景などを書くようにするとイメージしてもらいやすいのでとてもいいです。

 

起承転結と季節のイメージ、相手への気遣いと自分の近況などを書くようにすることを忘れなければ、手紙を受け取った人も楽しむことができるようになります。難しい言葉を書かなければいけない場合もありますが、きちんと内容が伝わるようにすることが大事なので、丁寧に書くように気をつけておくことです。

 


七月の時候の挨拶と例文

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たとえば、七月に手紙を出す機会があって、その書き方に悩んでしまうときは、まずはじめにどんな相手に出すのかを考えておくようにします。改まったものなのか、それとも親しい人へのものなのか、ということで違いがあります。時候の挨拶には季語を必ず入れるようにした書き始めにしておきます。

 

改まった手紙で書くときには、盛夏、仲夏、猛暑、酷暑、炎暑、大暑、盛暑、向暑、厳暑、極暑、烈暑、炎熱、三伏というものを使うことができます。これらを利用するときは、この言葉の後に、候、みぎり、折などをつけるようにします。

 

たとえば、盛夏の候、炎暑の候、酷暑の候、三伏の候、という風に書くことができます。この書き方以外にも、炎威凌ぎ難く、という書き方や、暑気厳しき折柄、涼風肌に心地よく、土用の入りとなり、蝉の声に暑さを覚える今日此頃、という風に書くことができるということです。

 

時候の挨拶と相手の安否の挨拶を同時に書くようにしてもいいです。盛夏の候、貴社いよいよご盛栄のこととお慶び申し上げます、というものや、蝉の声に暑さを覚える今日此頃、先生には、ますますご活躍のこととお喜び申し上げます、というものもあります。

 

プライベートのものであっても、個人にあてるものなのか、それとも家族に宛てるものなのかで少し書くものを変えてみるといいかもしれないです。海や山の恋しい季節となりました、というもの、本格的な夏を迎えました、というものや、後ろに続けるのなら、暑い日が続きますが、というものもあります。

 

時候の挨拶とその人の安否に関してかくときには、うだるような暑さが続いておりますが、お変わりございませんか、という文章や、夏祭りのにぎわう頃、皆さんいかがお過ごしですか、という書き方もあります。

 


時候の挨拶と季語について知っておく

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季語というのは、その季節や月を表す言葉で、たとえば、春夏秋冬という季節も実は季語のひとつなのです。それから、それぞれの月、つまり七月や八月というのも季語になるのです。なので、あまり繰り返し季語ばかり書くようなことにならないようにしておくことも大切です。よく七月に書く手紙のひとつにある、暑中お見舞い申し上げます、という文章も季語を含めた文章です。

 

七月の季語というと、上旬なら梅雨明け、向暑、というものがあります。中旬 なら、仲夏や盛夏で、下旬 なら大暑、極暑、酷暑や炎暑というものを使うことができます。季節の言葉として、海開き、ほおずき市、七夕祭り、盂蘭盆、夏休みというものも使うことができますし、草や木で表現するのなら、朝顔、百日草、すいれん、はまゆり、夕顔や夏菊という花で表現したりすることができます。

 

難しい言葉を考える必要はないので、自分がその季節の代表、もしくはイメージを持っているイベントや風景、草木を考えてオリジナルの季語を作ることも可能です。親しい人への手紙には自分たちの間で通じる季語を作ってしまってもいいかもしれないです。時候の挨拶文をいくつか考えておく、メモをしてどんな人へ使うことができるのかを使い分けるようにしておくというのも便利です。

 

たとえば、暑さ厳しき折、貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます、というものや、蝉の大合唱に夏の訪れを知るこの頃、お元気ですか、という相手への気遣いを書いたもの、連日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしですか、というものや、涼しげな風鈴の音が聞こえる季節となりましたが、ご一同様はお元気にお過ごしですか、という風に書くこともできます。

 

個人宛の場合と家族宛の場合でも書き方を変えるようにすることができるので、ある程度文章を決めてしまっておくと文章を考えるのが楽になります。

 


相手に合わせた手紙の書き方

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親しい相手なのか、それとも会社関係の相手なのかで手紙の書き方というのは変わるものです。季語や時候の挨拶のほかにも、頭語や結語というものがあります。それらを使い分けることができるというのはとても素晴らしいことです。難しい文章を考えるよりも、すぐに利用できるようにメモしておくとメールや手紙などを書くときに助かります。

 

親しい人へのものなら、そろそろ、夏休みだけど予定は立てましたか、というものや、蒸し暑い日が続いてるけど夏バテなんかしてないですか、という書き方でもいいですし、親しい家族の方たちへのものなら、ひまわりが日に日に背を伸ばすこの頃、ご家族の皆さんはお元気でしょうか、という文章や、久しく会わないうちに、季節は真夏となりましが、皆さんお元気ですか、というものでもいいです。

 

お子様のいる家庭なら、夏休みも間近となりました。皆様お元気にお過ごしですか、というものでもいいですし、梅雨も明け、本格的な夏を迎えましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか、というものにしても大丈夫だということです。会社関係の場合は、盛夏の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます、というもの、大暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます、という文章でもいいです。

 

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