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年賀状の始まり
年賀状ははがきで新年のご挨拶を行う風習です。その歴史は古く奈良時代からあったと言われています。奈良時代には年始回りという新年の挨拶をする風習がありました。しかし、遠方の方へご挨拶に伺えない場合には文書による挨拶を行うことがありました。
また、武家社会でも文書による新年の挨拶が一般化し、それが一般大衆にも広まったとされています。ここ数年は携帯電話やスマートフォンの普及で年賀状を送る人が減ってきています。しかし、日本に古くから根付いている文化であるため、ビジネスのシーンなどでは大切なものとなります。
表面の書き方
表面には送り先の住所、名前、送り主の住所、名前を記入するのが一般的です。相手に失礼がないようマナーをしっかり把握しましょう。まず、相手の住所を書く場合郵便番号を記入する枠の下2桁の間を目安としましょう。都道府県や区、建物名を省略せずしっかり記入します。縦書きの場合、数字は漢数字を使うことがルールになります。
一行に収まらない場合は、改行してもかまいません。その場合には、建物名から改行するなど区切りの良いところで改行します。その場合は、一行目よりも一文字分くらい下げて記入するとバランスが良くなります。次に宛名の書き方です。宛名は郵便番号を記入する枠の、始めの3桁の真ん中を目安に記入します。
住所の始めの文字と比べ、一文字分程度下げます。名前の漢字は一文字ずつ開けるイメージで、スペースをとるようにしましょう。大きく書くように心がけましょう。宛名につける敬称は「様」が一般的です。「様」は相手を選ばず誰にでもつけることが出来ます。もしそれ以外の敬称を使う場合にはいくつかルールがあります。
ご夫婦宛に送る場合で奥様の名前がわからない場合は「御奥様」と書きます。会社や部署など団体へ送る場合は「御中」と書きます。その場合、組織の中の個人宛ての場合は「○○会社 ○○様」で大丈夫です。「○○会社御中 ○○様」とする必要はありません。差出人の名前は裏面に記入しても大丈夫です。
ただし、表面に書く場合は送り先が縦書きの場合、差出人も縦書きにしましょう。差出人の住所の書き出しは、はがきの半分より少しだけ上からはじめます。また、送り先の住所よりも小さい字で書くようにしましょう。差出人の名前も同様に送り先の名前よりも小さな文字で書きます。その際は住所の書き出しよりも一段下げるように書くとバランスが良くなります。こちらも、数字は漢数字で書きます。
年賀状を出す際のマナー
基本的には元旦に届くように投函します。大体12月25日までに投函すると元旦に届けられます。年賀状を出すのが遅くなった場合でも、1月7日までに届くように出すのがマナーです。もし、7日以降になってしまう場合は年賀状ではなく「寒中お見舞い」としてはがきを出しましょう。
寒中お見舞いは年賀状を出すのが遅くなった場合だけではなく、喪中の方への挨拶にも使うことが出来ます。寒さが厳しい頃に出すご挨拶なので、相手の健康を気遣う言葉などを添えて出すと良いでしょう。「寒中お見舞い申し上げます」という言葉は冒頭にやや大きめに書きます。
寒中お見舞いは2月4日くらいまで使うことが出来ますが、もし年賀状をいただいている方へ送る場合には遅くても1月15日頃までに出すようにしましょう。もし、自身が喪中である場合には、先方が年賀はがきを用意する前に喪中はがきを送るようにしましょう。目安としては12月初旬頃までに届くと良いでしょう。もし、送り先が喪中であることを知らずに年賀状を出してしまった場合には、お詫びのはがきを出します。
年賀状の書き方
まずは、新年を祝う賀詞を書きます。新年を祝う賀詞の例としては「謹賀新年」「迎春」「新春」などがあります。「迎春」や「新春」などを使う場合、目上の方にはふさわしくありません。目上の方に送る場合には「謹んで」という言葉が入るものを使いましょう。
例文としては「謹んで新年のお慶びを申し上げます」「謹んで新春の寿ぎを申し上げます」などになります。ビジネスの年賀状にい使う場合、目上の人にも失礼がなく相手を選ばない賀詞を使うとよいでしょう。例としては「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」「謹んで新春の寿ぎを申し上げます」などです。
普通に「あけましておめでとうございます」でも大丈夫です。また、お世話になった方へ一言添えるようにするとさらに印象が良くなります。ただ印刷されているだけの年賀状では、少し味気なく感じます。お世話になった方へ添える文章の例としては「旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。」「昨年中は何かとお世話になりありがとうございました。」などがよいでしょう。
また、年賀状だけのやり取りとなっている方へは「ご無沙汰していますが、お元気でいらっしゃいますか?」など近況を尋ねるような文章を添えることも良いです。もっと近しい間柄である場合は、自分の近況の報告も兼ねてもよいでしょう。注意したいのは、避けたほうが良い言葉を使ってしまうことです。多いのは「去年」という言葉です。
去年の「去」という字は、「別れる」「離れる」といった意味があり、慶事には使わないほうがよい言葉です。もし「去年」という意味合いを使いたい場合「昨年」や「旧年」という言葉に置き換えましょう。他には新しい年の先方の健康や発展を祈願するような言葉を添えることもあります。
例文としては「ご家族の皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。」「皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。」「貴社のますますのご発展を祈念いたします。」などがあります。企業の年賀状などでよく見られるのは、新しい年のお付き合いや支援をお願いする言葉などがあります。「本年も倍旧のお引き立ての程宜しくお願い申し上げます」「本年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。」などがあります。
近しい間柄では「今年もよろしくお願いします」でも良いです。この文章は出来れば、出来れば本文の最後に来るようにするとよいでしょう。近しい間柄であれば、ある程度砕けた書き方でも問題はありませんが、目上の方へ送るような場合には、しっかりマナーを把握し失礼のない年賀状を送りましょう。
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