災害に遭われた人への年賀状の書き方
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震災や水害などの災害に遭われた人が親戚や知人・友人などにいた場合、そういった被災地に向けて年賀状を出す場合、おめでとうといった言葉を表現として使っても良いものなのか。おめでたいという意味を込めた言葉は使ってはいけないものかと言えば決してそうではありません。
災害に遭われた人への思いやりを込める
年賀状といっても、決まりきった言葉で出すものとも限らず、新しい年を迎えることについてのお祝いを言葉であらわすものなので、年賀葉書を送る事自体は失礼なことにはあたりません。しかし災害に遭われた人に向けて、おめでたいといった表現を使うことに抵抗を感じるのであれば、挨拶の言葉の書き方を少し変えてあげることで年賀の挨拶となります。
たとえば、謹んで新年のお慶びを申し上げますといった表現であれば、直接おめでとうと言った言葉を投げかけているようには感じられないものです。謹んで新年のご挨拶を申し上げますというように新年を迎えたことをおめでたいとあらわさない書き方もあり、新年の挨拶を簡素に行える表現も使うことが出来ます。
災害に遭われた人の状況によっても変わってきますが、年賀状はその年の健康と幸福を願って書かれるものなので、相手に向けて新しい年のはじまりとともに相手の健康と幸福を祈願することは失礼なことにはなりません。年賀の挨拶をする時はまず相手への思いやりを込めることが大切です。
年賀の挨拶自体を出すことに悩むのであれば、年賀状として出すのではなく寒中見舞いとして出すことも出来ます。相手のことを気遣って通常の年賀の挨拶をこのような形で切り替えることも出来ます。挨拶を控えるよりは書き方を変えてあげることで、相手に対する思いやりが十分に伝わります。
年賀状が良いか見舞状が良いか
年賀の挨拶を欠かさず行っている相手であれば、例年通りに年賀の挨拶を出すべきだと考えますが、相手の状況を察知して例年とは違った挨拶の出し方に変えることも問題ではありません。年賀状として出すことをやめてお見舞い状として出すことも考えても良いでしょう。
寒中見舞いとして挨拶を出すのなら、年賀状を出す時期からは少し遅らせて出すことも出来ます。お祝いの言葉を使わず自分の身に置き換えて相手のことを気遣って思いやり、一日も早い立ち直りを祈るような書き方が良いです。祝うことの意味を込めるよりはお見舞いとして今年からの復興と幸福を願うように書けば相手に対しての心遣いが伝わります。
年賀の時期と合わせて、年頭のご挨拶として出すことも出来ます。これは年賀の挨拶とは多少違ったものですが、年賀と同じ時期に挨拶として出すものとなり、決まった文例を掲載している資料もあります。また新年を迎えて見舞いを出すのではなく年内に見舞状として出す方法もあります。
災害が起こったすぐ後に見舞状を出していれば、あえて年賀の時期に見舞状を再び出す必要もありませんが、相手によっては年賀状が届くことが逆に復興への励みになることもあります。少しでも早く立ち直って欲しいと願うためにあえて例年通りに年賀の挨拶を出すことも出来ます。文面に関してはお祝いをあらわす書き方は避けるようにします。
文面を参考にして挨拶を送る
先日の震災や、梅雨などの時期に起こる水害などで被災地に対する見舞状や、年賀の挨拶などに対してどのような言葉を使うべきであるのかといったことは、書く側にとっては悩んでしまうことですが、震災があってからの見舞状などの文面を掲載しているサイトが増えて、どのような文面を綴れば良いのか資料として入手しやすくなりました。
どのような言葉をかけてあげれば良いのか分からないといった人もいるでしょうから、相手への挨拶に合った文例をそのまま使って年賀状を出すことも決して失礼なことにはあたりません。受け取った相手により気遣いが伝わるようにするのでしたら、文例を参考にしつつ自分なりの言葉を付け加えて添えてあげ、文面を直筆で綴った年賀にすると良いでしょう。
年賀状を出す場合、被災地の災害が大きな規模であれば、例年通りの住所に送っても葉書が届かない場合も考えられます。年賀状を出す前に、被災地の郵便に関する情報も前もって把握しておくと、葉書を出しやすくなります。葉書以外で考えるならメールを使って年賀の挨拶やお見舞いの挨拶を送ることも有効です。
災害に遭われた人からすれば新年を祝う気持ちになれないこともあるかも知れませんが、葉書を出すことは被災地にいる方々にとっては今後の励みになることは違いありません。寒中見舞いとして出すのであれば文中にはお祝いの言葉を用いることはありませんので、相手の安否を気遣う文を綴りやすくなるでしょう。
励ましの文を送りたいがあまり、頑張ってなどといった激励の言葉遣いに対しては、被災地にとっては負担となる場合があります。それよりは復興を願う気持ちや相手への安否を気遣うといったくらいの文章か、今後の再建を祈願する意味を込めるくらいの文を綴る方が挨拶として適度なものとなります。
喪中ではないので年賀状を出しても良い
年賀の挨拶を考える時に、相手が喪中であれば年賀状を出すことを控え、相手から喪中葉書が届けばその翌年の年賀の挨拶を控えることが一般的です。被災地に年賀の挨拶を出す場合は喪中とは違うので、挨拶を出すこと自体は失礼にはあたりません。状況を察して気遣う面から新年の挨拶を控えることに対しても問題にはあたりません。
では災害に遭われた人の身内や親族の中で不幸があった場合はどうなるのかと言うと、この場合は喪中にもあたることとなり新年の挨拶は控えた方が良いでしょう。被災地によっては喪中葉書を用意出来ない状況にある方もいるでしょうし、先に災害に遭われた人の状況を知らせられている場合もあるでしょう。
しかし何か励ましの言葉や挨拶を添えたいということであれば、年賀状として出すのではなく見舞状として出すことは失礼にはあたりません。寒中見舞いなどとして出すことが望ましいです。寒中見舞いを出す場合、年賀の時期となる1月7日を過ぎてから出すとよいでしょう。
災害に遭われた人に対する年賀状は出すこと自体は失礼なことにはなりませんし、年賀の挨拶を頂いたことで新年を迎えられたことに対する励みへとなります。直接お祝いの言葉を使ったり、激励の言葉を使う書き方は相手のことを気遣えば出来るだけ避けた方が良いですが、年賀の挨拶としてこのような言葉遣い自体も失礼にあたることはありません。
年賀状の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:自然災害の被災をふまえた年賀状の書き方