人物調書の書き方
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人物調書とは
人物調書とは、たとえば大学に進学する際のに志望校に提出をしたり、就職活動の際に履歴書に書く長所や短所などその人の性格や人物像を書いたものです。履歴書など自分で自分の長所や短所を書くときは迷うことも多いでしょう。
人の性格は客観的に見ることができても自分の長所や短所となるとなかなかわからないということが多いからです。人によっては長所はすぐにわかるけれど短所がみつからないという人もいれば、逆に短所はすぐにわかるけれど長所は出てこないということもあるでしょう。
履歴書に書くとき、進学をするときなど人物調書を見てもらうことによって全く自分を知らない方たちに少しでも良い印象を持ってもえらいたいものです。就職活動の面接などではそのような人物調書を見たうえで実際に顔を合わせて面談をすることになりますが、悪い印象を与えない様な人物調書の書き方はどのようにすればよいのでしょうか。
人物調書の書き方
誰にでも長所があれば短所もあります。どちらかしかないという人はいないのです。また自分では長所だと思っていても客観的に他人から見ればそれは長所ではなく短所のように思われることもあればその逆のこともあります。たとえば自分では「よく気がついて人のお世話が好き」
という長所があると思っていても他人から見れば「おせっかいな人」と感じ取られているかもしれません。また「気が弱い」「くよくよ考える」など短所と自分では感じている場合でも他人から見れば「謙虚な人」「思慮深い人」と長所に感じ取られている場合もあります。
このように長所と短所は表裏一体なので書き方に注意をしないと誤解を招くこともあります。では長所や短所はどのように書けばよいのでしょうか。まずは自分の長所や短所を思いつくまま挙げてみます。そして家族や友人など周囲の目から見て本当にそのようなところがあってそれが長所となりうるかどうかを判断してもらうとよいでしょう。
そしてそれを実際に書くときに誤解されないような書き方をすることが必要になってきます。就職活動では履歴書の長所や短所の記入内容が仕事のこなし方に直結してくるのです。そのため書く欄に余裕がある場合で、長所を書くときには具体的な事柄を書くようにします。
「おおらか」とだけ書いて「どのようにおおらかですか」「どんな場面でそのように思うのですか」などと質問が来れば急に答えられないということもあります。そのためにも具体的に「人の失敗にも寛大で気にしない性格です。」と具体的に書く方が良いのです。
またただ「おおらかな性格」とだけ書くと「大雑把で仕事も雑なのではないか」と思われてしまうことにもなるのです。だから長所はできるだけ具体的に書く方が良いでしょう。そして一言で書く場合は、大雑把な人でも「おおらか」、せっかちな人でも「行動が早い」と書けばそれが仕事上、
長所になって良い印象を持ってもらいやすくなります。短所の場合は、書か欄が多めにある場合には短所を書いてからそれを補うためにどうすればよいかというところまで書くとよいでしょう。すると短所を改善しようと努力していることをわかってもらい、今のままなら仕事上であまりよくない性格でも
「良くしようとしているなら一緒に頑張れる」と感じ取ってもらえることでしょう。たとえば「神経質」が短所として挙げられたとすると、少しのことでくよくよしたり、ちょっとしたことでも許されない性格だと思われがちですが、「肩に力を入れすぎず、何事にの熱意をもって取り組みたい」とか、
「優柔不断」という短所を書くときにも「考慮しすぎて決められない時がありますが、はっきりと決めるところは決めていきたい。」などと書くようにするとよいでしょう。それは調書の書き方とも同じですが、「神経質」「優柔不断」とだけストレートに書くのではなく「だからどのようにしていきたい」ということも書き添えるとよいでしょう。
性格を一言で表すときの注意点
多くの言葉が書ける欄があれば、長所は具体的に、短所はよくなるように工夫しているということを書くと、相手に良い印象を与え、一緒に仕事をしていけると感じてもらえる可能姓が高くなるのですが、一言で書くとしたら言葉の使い方に気を付ける必要がある場合があります。
たとえば「責任感がある」と長所のところに書いていたとして、誤字脱字があったり、ぎりぎりで走って面接に着たというようなことになればそれは嘘になってしまうのです。また「明朗活発」は明るくて活発に活動する人のことですが、あまり何も考えない人に思われたり、緊張している面接時の対応にまったく明るさが感じられないということもあるのであまり書かない方が良い言葉といえるでしょう。
性格の書き方の文例
履歴書に長所や短所を書く欄が多めにある場合の文例を挙げてみましょう。たとえば「几帳面」な性格の場合は「私の長所は几帳面で完ぺき主義のところです。仕事上でミスをしたことはありません。しかし完璧を求めるあまり時間がかかりすぎるところがあるので気を付けていくようにしたいと思います。」と書いたり、
おおらかな人の場合だと「私は今まで仕事上で怒ったことはありません。しかし時には厳しくコミュニケーションをとる必要があるときもあるので状況に応じた対応ができるようにしたいと思います。」などと書きます。このように長所も短所もどちらにもなり得ます。
長所だからいいところばかりというものではなく短所だから悪いことばかりではなく、良いところが出たり悪い所が出たりするバランスなのです。だから長所だから良いことばかり書くのではなくバランスを崩して短所になった時にはどのようになるのか、どのようにすればよいのかということを自覚し、その対処法を考えていることが必要になってきます。
そして就職活動における履歴書でも相手の方が見たらどのように感じ取って、一緒に働きたい気持ちになれるかどうかを自分でも考えながら書くことが大切です。そして自信満々過ぎても、自信がなさ過ぎてもあまり印象が良くないので、長所と短所が表裏一体となっていてバランスよく持ち合わせていること、そして短所をどのように補うかを書くことが大切です。