お客様へのお礼状の書き方(例文)

pixta_tegami_01

 

  1. 1.ビジネスでもお礼状を書く機会は多い
  2. 2.時代はネットでも手書きは大切
  3. 3.文例をストックしましょう
  4. 4.お礼の文章を書くポイントを抑える

 


ビジネスでもお礼状を書く機会は多い

pixta_tegami_02

お礼状というのはプライベートだけではなく、ビジネスシーンにおいても、案外登場回数の多いものです。たかが書面と軽く見ることなく、できるだけ早く出す、ということが実は肝心です。得意先のお客様へのお礼の手紙を出す場合であれば、尚更敏速な行動をすることです。

 

お礼の手紙を書くにあたって、基本的な挨拶文であったり、マニュアル的な書き方があります。しかしいざ書こうと、お礼の文面を考えてはみるものの、ここでつまずくパターンは少なくありません。時候の挨拶を書く時点で、かなりの時間を費やすことは、よくある話です。敬語でも書面に書き出そうとすると、普段使わないような難しい敬語が出てきたり、膨大な時間がかかることになります。

 

そうなると、お礼の手紙を書くこと自体から、つい足が遠のくという負のスパイダルにハマる可能性もあります。お礼のための手紙は、それ相応の書き方がありますから、ビジネスで使えるような文例などを参考にして、心を落ち着けて書いていくことで、だんだんと慣れていくものです。ビジネスで役立つ、お礼の手紙の書き方などは、いざという時にも参考になりますから、そういった文章はいくつか用意しておくと便利です。

 


時代はネットでも手書きは大切

pixta_tegami_03

インターネットが普及してビジネスの世界においても、ネットでのコミュニケーションが定着してきました。時代の背景もあり最近では、紙とペンを使って手紙を書くことは、昔よりもグッと少なくなりました。十数年前であれば、お客様へのお礼も手書きは当たり前であったのに、今ではメールで簡単に伝えてしまうケースは多いものです。

 

便利さの反面、少しさみしいようにも感じますが、手書きの良さは健在です。そうはいっても季節ごとの時、例えばお歳暮やお中元をいただいたときなどは、メールでは済ませては失礼にあたります。キチンと手紙やハガキを使用して、お礼の手紙を書くというのがマナーになります。

 

ビジネスにシーンにおいても、やはりお礼は手書きのお手紙というのが、今でも心がこもっていて好評を得られるやり方です。特に年配の方になると、丁寧なお礼状を書く方もいます。受け取る方も、手書きというのはうれしいものです。手書きでの手紙に困らないよう、ビジネスシーンで使える文例や、例文をチェックしておくことです。

 


文例をストックしましょう

pixta_tegami_01

例をいくつか用意しますので、参考にするとよいでしょう。
 
その1
拝啓、昨日はご多忙中にも関わらず、貴重なお時間を頂き真にありがとうございました。お話を◯◯様よりお伺いできたおかげで、貴社の現状を把握することにも役立ちました。まずは、お礼を申し上げたいと思い筆をとりました。今後ともご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。敬具
 
その2
拝啓、先日はご多忙のところお時間を頂戴しまして、誠にありがとうございました。◯◯様から伺ったお話は胸に刻ませていただきました。今後、貴社のお役に立てる、満足のいくご提案を、これからも持参できるよう努力を重ねて参ります。まずはお礼を申し上げたいと筆をとりました。書中にてお礼申し上げます。敬具
 
その3
拝啓、貴社におかれましては益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。この度は、◯◯様に貴重なお時間を頂戴し、真に有難うございました。ご縁を結んでいただけたことに対して光栄なことと存じます。今後も貴社のお仕事のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。何かございましたら、いつでもご連絡お待ちいたしております。お手紙にてお礼を申し上げます。敬具
 
お店を構えていて、お客様が来店されてお礼のお手紙を書くケースもあります。
 
拝啓、ご機嫌よろしくお過ごしのことと存じます。ご多忙な中お越しいただきました事、心より感謝いたします。お体の状態は、その後いかがでしょうか。また元気な◯◯様にお会いできるのを楽しみにしております。ご利用いただき、誠にに有難うございました。敬具

 


お礼の文章を書くポイントを抑える

pixta_tegami_01

手紙に書かれる時候の挨拶は、一般的にはフォーマルな手紙によく用いられるものです。割と頻繁に会う機会の多い人や、近い間柄であれば時候の挨拶は省略されるケースが多いです。ビジネスの手紙でも、時候の挨拶がナシでも良いケースがあると、覚えておくと気が楽です。逆に確実に押さえておきたいのは、丁寧語や尊敬語、謙譲語の使い方です。

 

これは見直しをして、間違いがないかどうか、必ず確認をしましょう。うっかりでも、失礼にあたりますから、見直しでチェックしておきましょう。お礼の手紙は長い文面ではありませんが、それでも文章の流れを理解して、まとめることも大切です。

 

また、お礼の言葉を冒頭に書くか、最後に書くのか、パターンによってある程度は決まっていますから、ポイントを押さえておくのも良いでしょう。お礼の書面を何回も送っていると、文章にもマンネリ化の波が押し寄せてきます。そんな時には、お客様との関係性を過去から振り返り、シーンを振り返っての文面を考えたり、工夫を凝らしましょう。また、今現在のお客様情報を集めてみるのも手です。

 

お礼状の書き方や色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:商品のお礼状の書き方~ビジネス~
タイトル:医師へのお礼の手紙の書き方
タイトル:お礼状の書き方:2月
タイトル:お礼状の書き方:10月

専門分野の書き方

就職活動の際、書類選考で自分をアピールするためのエントリーシートや履歴書はとても重要なものです。特に職歴などがない場合でも、自分が何らかの専門分野について学習し技術を身につ...

宛名の書き方:ビジネスの封筒

ビジネスシーンにおいて、封筒を使った文書のやり取りというものは頻繁に行われるものです。   1.ビジネスで手紙を出す 2.ビジネスシーンでの...

「存じます」の意味と例文と書き方

「存じます」という言い回しは、「思います」の謙譲語であり、ビジネスの場において使われることが多い敬語表現です。例えば「その他ご不明点等ございましたら担当○○までご連絡いただければ幸...

文章の書き方の基本は、句読点を正確に打つことと文章を短くまとめるということです。

21世紀になってから急速にインターネットを初めとする情報化が進んでおり、昔のように紙に文章を書くという機会が減っていると言われています。   デジタル化によっ...

質問状の書き方

質問状は仕事でもプライベートでも簡単に利用することが出来、テンプレートに沿った書き方をするだけで初心者でも楽に記入することができます。また、相手にも失礼がないですし、わかり...

身上書の書き方・見本

身上書とはお見合いをする際相手方に渡される履歴書のようなものです。具体的には氏名、生年月日、学歴・職歴、特技など基本的なプロフィールを書きます。今回はその身上書の基本的な書...

ご祝儀の書き方と祝儀袋。

結婚式に招待されていざご祝儀袋を用意するときに、どのように書けばいいのか分からなくなる時があります。使用する回数が少ないからこそ、いざという時のために備えて、ご祝儀袋の書き方を覚え...

土地付き建物の売買契約書の書き方

土地付き建物の売買契約書の書き方では、まず標題に「土地付き建物の売買契約書」と記載して、契約の内容が把握できるようにします。標題の左側には収入印紙を貼るようになるので、間隔...

「ご多様・ご多忙・お忙しいところ」の違いと使い分け方と書き方

先方に対して用件を伝える場合、あるいは、依頼などの本文に入る前の前置きとしてや詫びとして、使う言葉では「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「お忙しいところ恐れ入りますが」という文...

中学やる気の出るチョークボード黒板の書き方

チョークボード黒板とは、チョークで書き黒板消しで消すことのできる板のことをいいます。何度も消して書くことができます。連絡事項や伝達事項、または大勢の人への掲示などが行えます...

スポンサーリンク