企画書の書き方

pixta_tegami_01

 

  1. 1.企画書を書く目的について
  2. 2.企画書の書き方
  3. 3.企画書の構成

 


企画書を書く目的について

pixta_tegami_02

企画書は、自分が考えた企画を分かりやすく相手に伝えるための書類です。他人に見せるだけでなく、自分自身が考えた企画内容を検討するためにも有効な書類なのです。頭の中で考えている企画や概要を文章にすると、違う点が出てきます。頭で考えているときには気付かなかったことが分かったり、順番にまとめていくことで新たに気付くこともあります。

 

アイデアの段階ではあまり面白く感じなかったのに、文章や書類にしてみたら面白い企画になりそうだという発見もあるのです。書類を作成している間に新しい発想が生まれ、企画をさらに練ることが出来ます。頭だけで考えていると一つの考えにばかり囚われてしまったり、頭でっかちになるので一度文章にして客観的に評価することが大切です。

 

他人に見せて評価をもらえば、良いアイデアが浮かぶこともあります。どんなに素晴らしいアイデアや企画でも、実現出来なければ意味がないのです。実現出来ないという理由はいくつかあると思いますが、企画書を作成することで検討することが出来ます。

 

どのような企画を作りたいのか、同僚や上司に理解してもらうためにも作成します。また同僚や上司に企画に力を貸したい、参加したいなどの意欲を出させるために魅力的な内容のものを作ります。他人に自分の考えをしっかり理解してもらうためにも、企画書を通して理解してもらうようにします。これらの書類は記録に残り、完璧にまとまっていなくても大切な資料になります。アイデアメモの役割もあるので、大きな財産にもなるのです。
 


企画書の書き方

pixta_tegami_03

初心者が作成するときは頭の中でしかアイデアを展開させることが出来ないので、しっかり文章を作ることが大切です。どんなに良いアイデアが出てきたとしても、誰かに分かってもらう必要があるのです。頭の中でいいことばかりや都合のいいことしか考えるのではなく、メリットやデメリットも考えて作成することが大切です。

 

文章としてまとめようとすると、自分の考えの甘さに気付くこともあります。気付いた点を改良したり補てんすることで、さらに良い企画に近づくことが出来るのです。他人に文章を見せて、分かりにくい点がないかチェックしてもらうことも大切です。良い企画を誰かにきちんと伝えるためにも、初心者は書類を作成するところから始めるようにします。
 

用意する道具は紙やペン、パソコンです。最初のアイデアの思い付きや、絵を書いて整理したいときなどは紙とペンを使います。そこからさらにしっかりとした書類にするためには、パソコンを使って文章にしていきます。誰が見ても分かりやすいように、読みやすい文章を心がけます。書きたいことを項目ごとにきちんと整理して、順番に説明します。

 

項目ごとに分けて文章を書くと分かりやすくなりますし、必要最低限のことを正確に書くことが出来ます。読み手が興味をそそられるような題名や見出しを付けて、参加したいと思わせることも大切です。また見出しを付ければ興味がある部分だけを読むことができ、読みやすくなるのです。

 

目次の役割もあるのでどこに何が書いてあるのか分かるようになり、読み手の負担を減らすことが出来ます。文章だけでは伝わらないときには流れ図や絵などを使って、効果的に相手に伝えるようにします。企画の流れを絵にしてみたり、流れ図で簡潔にまとめるようにします。とにかく「どの様な企画なのか」「どこがおもしろいのか」などを、きちんと相手に伝えることが重要なのです。

 

感情的な文章を作るのではなく、客観性を持たせることも大切です。自分勝手な意見や感想を加えてしまうと分かりにくくなってしまうので、注意が必要です。意見やアイデアを全面に押し出すのではなく、企画として冷静に文章を作ることが大切です。また固有名詞や専門的な言葉ばかりを使ってしまうと理解出来ないので、相手が理解出来る内容で書くようにします。スタッフの誰もが読めるように例文をアレンジしたり、標準的なファイルで作成することも大切です。

 


企画書の構成

pixta_tegami_01

表紙は初めに目に入る項目なので、企画の概要がきちんと伝わるものにします。目次には構造的な概要を示して、プレゼンテーションの内容によって、表現方法を変更するようにします。企画の目的を伝えるページには意図や目的が伝わるように、素直に書くことがポイントです。内容を単純に分かりやすくして、ステップを踏んだ図解にします。

 

市場調査や分析の項目では企画を検証するためにも現在の問題点だけでなく、社会環境や市場環境などの外部環境についても言及します。その調査結果や分析結果を記載し、結果を元に問題点を解決するのかを提示します。そこから考えた企画を誰に何を売るのか、しっかり明記します。

 

なぜそのアイデアに辿り着いたのか、その因果関係を書いておきます。アクションプランの項目ではそのアイデアをどのように市場に広め、売っていくのかプランを提案します。立ち上げからどのくらいの時間が必要なのか、売ってからどのくらいの利益を出すことが出来るのかをはっきりさせます。立ち上げまでにどのくらいの費用が必要で、回収出来る金額についても記載します。

 

企画書や事業に関する書類は下記の記事も参考になります♪
タイトル:事業計画書の書き方
タイトル:企画書の書き方について勉強する
タイトル:イベント企画書の書き方例
タイトル:中期事業計画の書き方
タイトル:無料でできる事業計画書の書き方
タイトル:わかりやすい企画書の書き方
タイトル:アクションプランの書き方例

年賀状の宛名の書き方

年賀状を会社の上司、同僚、部下などに書くときにはいろいろと気をつけて書かなければいけないということを知っておくことが大切です。特に宛名やお祝いの言葉の書き方を間違えてしまう...

建築請求書の書き方

家屋などを建築した際に発生する費用を支払ってもらうための請求書の書き方を説明します。建築関係の請求書は他の業界と比べると専門用語が多く、どの項目にどの費用が含まれているのか...

理事長の辞任届の書き方

理事長とは、学校法人や様々な社会法人などのトップのことを示します。どちらかというと、学校法人の場合が多いのではないでしょうか。学校法人のトップは、激務という訳ではないでしょ...

確定申告の不動産収入:固定資産税の書き方

日経平均株価が15年ぶりに2万円台を回復するなど、景気回復の傾向が顕著になっている一方で、預貯金の金利は依然として低い水準です。   1.不動産...

プロジェクト報告書書き方

企業やシンクタンクなどが今後進めていくべきプロジェクトの内容や計画、進捗状況などを書面にして表すための報告書類がプロジェクト報告書です。   1...

年賀メール(友人・同僚宛)の例文とマナーと書き方

  毎年12月になると、そろそろ年賀状を書かなくてはいけないと、気が重くなっている人が多かったのものですが、最近は携帯電話やパソコンの普及により、郵便はがきではなく...

電報:英語宛名の書き方

受け取り人の名前を英語(アルファベット)にして送りたい時はもちろんアルファベットで送られると、相手の受け取り人の方は喜ばれますのでおすすめです。宛名は英語で良いのですが、住...

念書の書き方

誰もが一度は耳にしたことのある書類、念書。なんとなく理解しているつもりでも、正しい知識のある人は意外と少ないものです。相手に書かせておけば、いついかなるときも効力を発揮する...

反省文(会社・ビジネス)の例文とマナーと書き方

  1.ではその「反省文」が求められるのはどのようなシチュエーションなのでしょうか。 2.実際に反省文を書くときに注意すべき点について解説します。 3.ま...

奨学金申し込み理由の書き方

奨学金は未納問題が起きていることもあり、貸し出しの際の審査は非常に慎重になされています。さまざまな情報を記入する中で唯一文章を入力しなければならないのが、奨学金を志望する理...

スポンサーリンク