略式結納目録の書き方

pixta_tegami_01

海外研修へ行ったら、学校や会社等からレポートの提出を求められます。学校、会社が、海外旅行を行った目的を理解した上で、取り組めていたのかどうか、それが分かる内容にすれば問題はないでしょう。しかし読む人がわかりやすく、海外研修の成果がわかりやすいレポートにする必要があります。気をつけなければいけない点をしっかりと押さえた上で、読む人にとってわかりやすく、読みやすい、そして自分を評価してもらえるような文章を書くことが重要です。

 

  1. 1.結納とは
  2. 2.結納で必要なもの
  3. 3.略式結納について
  4. 4.略式結納目録の書き方

 


結納とは

pixta_tegami_02

お見合いでも恋愛でも子どもが結婚をすることに決まり相手の親にも挨拶が終わった後に、結納という儀式が行われます。最近では仲人さんもなく結納という儀式をしないことも増えていますが、そもそも結納とはどのような儀式なのでしょうか。それは結婚を口約束だけでなく何らかの形で約束するためのものでもあり、結婚することを公表し、男性側本人や両親から女性側本人やご両親に対しても誠意を表すための儀式です。

 


結納で必要なもの

pixta_tegami_03

結納は、結納金と結納品を準備し女性側のところに持っていくもので、女性側に相談をしていくら包むかなどと相談するものではなく男性側が金額や品物を考えればよいのですが、女性側の住んでいる地域や考え方のことも考慮する必要があります。結納にはとても地域性というものがあり、その地域で常識的に行われてる結納飾りや結納品などはどのようなものかなどを事前に調べておくとよいでしょう。

 

一般的な男性からの結納品としては、関東では長熨斗、金包などの9品目、関西では末広、熨斗などの5品目で、結納記念品としては多くの人が婚約指輪を選んでいます。そしてそのお返しとして女性側からは正式には結納品と現金、略式の結納では腕時計や洋服、パソコン、家電などを贈る場合が多く、記念品としては指輪やネクタイスーツなどを贈るのが一般的です。しかし堅苦しくその通りにしなければいけないというものではなく、気持ちを込めて品物を選んだり、相手の要望を聞いて選ぶのもよいでしょう。

 

結納に関する品物はデパートや結納専門店、インターネットなどで購入することができます。そして男性側からの結納の品物には「送り状」のような意味がある「目録」を用意します。関東なら9品目の品物と数量を書いた目録、関西なら5品目の品物の名前と数量を書いた目録です。目録には縁起の良い言葉や漢字を使って書かれています。またそのお返しとしては女性側から受領書のような意味を持つ「受書」を用意して渡します。

 


略式結納について

pixta_tegami_01

最近では結納金だけを納める形の簡単な結納が良く行われています。そろえるものは結納金とのしと末広の3品が一般的です。さて略式結納にはあまり目録は付ける必要はないのですが、目録も品物の一つとして数える地域があったり、記念の品として残しておくためにも付けられることが良くあります。

 


略式結納目録の書き方

pixta_tegami_01

略式結納目録は自分で書いてもよいし、専門家に書いてもらってもよいでしょう。インターネットで注文すると依頼すれば作成してもらうこともできます。用紙は53㎝×39.5㎝の奉書という和紙を使い、毛筆で書きます。表題は「目録」または「茂久録」と書きます。次に結納品となる品物を書いていくのですが、その際には「一」「二」と品物を格のではなくすべて「一」と書いてから「熨斗」「指輪」または「結美和」、「末広」または「壽栄廣」と品物名を書き、それぞれの下には数量を「壱個」「壱対」などと書きます。

 

そしてそのあとには例文として、「右幾久敷御目出度御壽納賜度候也」などと書きます。この文は「みぎいくひさしくごじゅのうたまわりたくそうろうなり」と読みます。そして日付と名前、そして相手様の名前を書いて渡すのです。略式結納目録の場合には、品物の明細を一つ一つ明記しない場合もあります。その場合は「目録」「茂久録」の次に「御結納の品幾久敷御目出度御壽納賜度候也」という文章と日付と名前、相手の名前を書いて目録とする場合もあります。

 

結納品の中の結納金の名称で全国的に多いのは「小袖料」で、結納返しの場合は「御袴料」という名称です。そしていくら入っているかを格のではなく「壱封」とするのが一般的です。日付については「何月吉日」とするのが一般的です。宛名は「何家から何家」「男性本人から女性本人」「男性の親から女性の親」というように渡す方の名前を「男性の名前にした場合には相手様の名前も女性の名前にするように合わせます。相手様の名前の後の敬称は「様」で良いでしょう。

 

受書の場合も同じように書いて自分の名前の下に受領書のように印鑑を押すのですが、目録の場合は印鑑は必要ではありませんが押しても間違いではありません。結納品の送り状としてだけでなく略式結納目録は、品物が大きい時や準備が間に合わなかったときなどに目録のみ送られることもあります。

 

目録を書いたら縦を半分、横を三つ折りにし、もう壱枚の同じように折りたたんだ用紙との2枚を縦23センチ横20cmの正方形に似た形の紅白の青白の表紙に入れて「目録」と書きます。それを台に載せて渡すのが正式ですが、略式の場合は直接手渡しをしてもよいでしょう。このように結納にはしきたりのようなものがあるので、わからない時には専門店に聞くとよいでしょう。結納という昔からの伝統の儀式ですが最近はインターネットで注文したり、質問をしたりもできるので、安心です。

 

結納に関する書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:結納家族書の書き方
タイトル:目録の書き方
タイトル:身上書の書き方・見本
タイトル:結納目録の書き方について

研修報告書の書き方

日本語補習校で講師をする先生方にとって、そのミッションというものはとても荷が重いものともなっており、夏休み期間などを利用した研修会なども開催されています。  ...

手紙の書き方~季節の挨拶~

改まったものから、気軽なものまで送る相手や内容によってそのスタイルは違います。内容を構成する基本のルールをしっかり押さえておくことで、失礼なのない手紙が書けます。正しい手紙...

パワハラによる退職届の書き方

退職をする為の書類には種類があるって知ってますか?よく聞くものだと退職届と退職願があります。同じような言葉なので、言い方が違うだけで一緒だと勘違いしている方もいるのではない...

離婚の示談書の書き方

  1.離婚の示談書を残すメリット 2.離婚の示談書の書き方 3.印紙税について   離婚の示談書を残すメリット ...

御社・貴社の使い分け例文とマナーと書き方

ビジネスシーンでは、通常使用することのないような単語を使うことがしばしばあるでしょう。特に、相手先企業のことについては失礼の無いように特に気を使って言葉を選んでいかなければなりませ...

工務日報の書き方

日報は、上司と部下との間のコミュニケーションツールとして使用されます。新入社員はどこの職場でも日報を一日の終わりに書いていくことになります。日報は職種によって呼び名が違いま...

折りたたみ式巻紙の書き方

結婚式、入学式をはじめとした様々な式典で訪れる、祝辞や謝辞、挨拶の機会。暗記だけでは不安です。かと言って原稿用紙を確認しながらお祝いや感謝を述べるのでは、「読む」ことに集中...

10月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方

季節によってそのときの書き出しや文頭が変わることがあります。これを時候といいますが、月ごとにかわる場合もあるということです。たとえば、秋になり、季節が変わったことがわかるようなころ...

公用文書の書き方

公用文書とは国や地方公共団体の機関、または公務員がその職務内で作成する公的な文書のことを指します。正確かつ適正なものを書かなければならないとされており、適当な公用文書を作成...

家計簿の書き方について

家計簿とは家計を書いておくための帳簿のことであり、家計を記録する行為そのものを指す場合もあります。家計簿の基本は、通常の帳簿と一緒で、日々の収入と支出の数字を書くことにより...

スポンサーリンク