読書感想文の書き方:中学校のコツ
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中学生になると本を読む子どもと読まない子どもの差は広がってくるでしょう。しかし中学校でも小学校と同様に、夏休みになると読書感想文の宿題が出るでしょう。
本を読む前のことについて
中学生になると本を読む子どもと読まない子どもの差は広がってくるでしょう。しかし中学校でも小学校と同様に、夏休みになると読書感想文の宿題が出るでしょう。問題を解けばよいだけの宿題に比べると、読書感想文は難しいと苦手意識を持っている子どもも多いでしょう。
課題の図書は小学校の頃に比べると難しくなりますので1度読んだだけでは感想文を書くことが難しい場合もあるでしょう。1度読んでからもう1度読み返すと、さらに深く理解ができます。1度目に気づかなかった点を発見できるかもしれません。本を読んだら読書感想文に取りかかかりますが、思いつくままに書いていくとまとまりがない文章になってしまいます。
原稿用紙に書き始める前に構成を考えておくようにするのが書き方のコツです。起承転結の「起」にあたる始まりの部分には、その本を読む前に思っていたことなどを書くとよいでしょう。本を読むと何か学べるところが見つかります。本を読むことで知識が深まったり、感動して影響を受けることがあるでしょう。
その本を読む前に、自分が本のテーマになることに対してどう考えていたか、というようなことをこの出だしの部分に書いておくとよいでしょう。また、中学生の読書感想文になると、本がおもしろかったというだけでなく、
本を読んで自分が思った結論を書くようにします。この結論は読書感想文の締めくくりに詳しく書くことになりますが、出だしの部分にも書いておくとよいでしょう。最初と最後に書くことで、何が書きたかったのかということをハッキリさせることができます。
本が意図することを見つけよう
起承転結の「承」にあたる部分では、本のあらすじに触れておくとよいでしょう。このときにあらすじをダラダラと書くのではなく、その本が何を伝えたいのかということを考えながら書くようにしましょう。最初に課題の本を読むときは、この本のテーマは何なのか、作者は何を伝えたいのか、
というようなことを読み取るのが読書感想文を書くコツです。中学校の読書感想文の課題になる本は、ある程度ボリュームがある本になります。本があまり好きではない子どもや、普段あまり読書をしない子どもにとっては読破するのに数日かかるかもしれません。本を最後まで読むのに何日もかかってしまうと、
読んでいる時におもしろいと感じたり感動した部分があったとしても、最後まで読んでしまった後には自分が気になった部分がどこに書いてあったのかわからなくなるかもしれません。そのため本を読むときは、気になる部分をメモしながら読むのがよいでしょう。メモするときに文章だけではなく、
何ページに書いてあったかということまでメモしておくと、後になって前後の場面も読み返してみたいときに便利です。1度本の内容がわかるように読んでしまった後、もう1度読み返してみると作者が意図している部分や作者が最も伝えたいこと、
登場人物のセリフで最も大事なことなどを読み取りやすいでしょう。1度読んだ本をもう一度読むのは面倒と思わずに2度3度と読み返してみると、その本が伝えようとしていることがより伝わって、読書感想文が書きやすくなるでしょう。
テーマや登場人物と自分を比較する
読書感想文の課題の図書を読みこむと、その本のテーマや、作者が伝えたいことがわかります。作者が伝えたいことが登場人物のセリフとなって表れてくることがあります。ただあらすじをおさえるためだけに読むと、作者が何を伝えたいかということまで理解できないこともあるでしょう。
中学校の読書感想文では、主人公や登場人物について感想を書くだけでなく、登場人物と自分を照らし合わせてみるのも書き方のコツです。登場人物の行動に対してどう思ったかということは小学校の読書感想文でも書くでしょうが、中学校の読書感想文ならもう一歩踏み込んで、自分はどうなのかということを書くようにすると、
読書感想文に深みが出ます。登場人物はこんなことをしたけれど、自分にはできていないのでできるようになりたい、登場人物の行動は自分が普段心がけているところとつながる、など共感できる部分を書いたりするのもよいでしょう。またテーマに対して自分が普段心がけていることや、
これまでに実行した経験などを書いてみるのも読書感想文を書くコツです。たとえば友情が本のテーマになっているなら、自分の友情に関する思い出や印象深い経験などを書いてみてはいかがでしょうか。本のテーマに沿った自分の体験やその体験を通して発見したことなどを書いておきましょう。
そうすればただ本を読んだ感想を書くよりも中学校の読書感想文らしいものになるでしょう。本のテーマや作者の意図を読み取って、自分の考えやこれまでの体験を思い起こしながら書くのがコツです。
本から学んだことを書こう
本を読んだらそこから学び取れるものがあるでしょう。今まで知らなかった世界について本を通して知ることができ、まるで自分が体験しているように本の中に入り込んでワクワクした経験がある人も多いでしょう。または本を読むことで感銘を受けて、今までの自分の考えとは違った考え方があることを知ることもできます。
たとえば戦争について体験がなくても、本で読むことで戦争や平和について考えるきっかけになります。読書感想文を書くときは、結論の部分に本からどのようなことを学んだかということを書くとよいでしょう。今まではこう思っていた、または考えたこともなかったようなテーマについて、本を読むことで考えが変わったとか、
このように考えるようになったなど、書いておきましょう。中学校の読書感想文はあらすじと感想を書くだけでなく、自分の意見や体験などを内容に織り交ぜることがコツです。本について書いているようで、実は自分について書く部分が多いので、自分を見つめ直すことが大切です。読書感想文の出だしの部分に結論を書くことをおすすめしましたが、
締めくくりの部分にももう一度結論を書きましょう。この時、締めくくりの部分の結論の方をより詳しく書いた方がよいでしょう。夏休みの宿題などによく出される読書感想文に対して苦手だと感じている人は多いでしょうが、読書感想文を書くことで本の内容をより深く読み取ることができます。また自分のことを振り返ることができますので、成長にもつながるでしょう。
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