永代供養料の書き方

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核家族化が進むだけでなく少子化さらには独居老人の数も年々増え続けている日本。かつてなら大半の人は生まれた土地で育ち仕事をして一生を終えたため、葬儀にかんしては遺族だけでなく周辺の人々の協力もあり、さらには住んでいた家で葬儀をするのが一般的でしたが、現代では都市部だけでなく郊外地でも葬儀場を利用することが多くなりました。
 

  1. 1.関心が高まっている永代供養
  2. 2.永代供養墓と先祖代々の墓との違い
  3. 3.永代供養料の相場と表書きの書き方
  4. 4.チェックしておきたいこと

 


関心が高まっている永代供養

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核家族化が進むだけでなく少子化さらには独居老人の数も年々増え続けている日本。かつてなら大半の人は生まれた土地で育ち仕事をして一生を終えたため、葬儀にかんしては遺族だけでなく周辺の人々の協力もあり、さらには住んでいた家で葬儀をするのが一般的でしたが、現代では都市部だけでなく郊外地でも葬儀場を利用することが多くなりました。
 

そういった時代の流れのなかで、このところ問題視されているのが代々守られてきた墓の管理です。だんだんと世話をする家族が少なくなるだけでなく、先祖崇拝の希薄化や子どもや孫に面倒をかけたくないという親心もあって、このところ関心が高まっているのが永代供養です。これまでの永代供養といえば、墓地などに埋葬する遺骨の他に、喉仏などを檀家寺や宗派の本山などに分骨することを意味しました。

 

もちろん現代でも続いている供養の形式ではありますが、これに加えて、身体的ならびに地理的な事情などでお墓参りできなかったり、お墓参りをする人がいなくなっても、家族のかわりに寺院が責任をもって永代にわたって供養し管理するお墓のことも意味し、永代供養墓とも呼ばれています。

 

永代供養墓では、一般的に生前には縁のなかった人の遺骨と一緒の墓に安置されるか、同じ納骨室に安置されます。そのため、合葬式納骨堂や永代供養塔、生前個人墓、永代供養廟といった名称がつけられることもあります。これまでは都市部の寺院で多く見られましたが、近年では地方都市の郊外にある寺院でも永代供養墓が多く見られるようになりました。

 


永代供養墓と先祖代々の墓との違い

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墓地にある先祖代々の墓は、故人と縁のあった家族や親族だけでなく、檀家寺の僧侶によっても供養が行われることがあります。また、お墓に刻む言葉や戒名そして法名なども、宗旨や宗派によって異なります。墓地によっては年間管理費などが必要となるだけでなく、家族や親族によって手入れや管理を行うことが重要となってきます。

 

いっぽう、永代供養墓の場合は、遺族が直接お墓参りをしなくても、永代にわたって寺院が管理し供養します。また個人墓を希望しなければ墓石代がかからないだけでなく、墓地使用料も一般的な墓地と比べて割安になります。気になる永代供養料については、多くの寺院で一式料金を一括して支払う形をとっており、

 

その後の管理費や御布施などを取らないところが大半ですが、生前に申し込んだ場合は年間の管理費等を支払う形をとる寺院もあります。一般的に永代供養墓は仏教系の宗旨や宗派に属する寺院によって管理されていますが、故人や家族そして親族が信仰している宗旨や宗派を問わないところがほとんどです。ごく少数ですが、永代供養墓に入る条件として、

 

管理する寺院に帰依し檀家となることを条件としているケースもあるものの、基本的には家族や親族にかわって供養をしてもらえる共同墓地です。また永代供養墓を管理する寺院では、季節ごとにさまざまな法要を営んだり、故人を偲ぶきっかけづくりとなるイベントを開催するなど、何かと心が渇きがちな現代人と故人をつなぐ催しに熱心なところもあります。

 


永代供養料の相場と表書きの書き方

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ひとえに永代供養墓といっても多様なタイプがあるため、それに応じた永代供養料が必要となります。たとえば、最初から多くの人の遺骨と合葬されるような場合は一式料金で10万円といった低額で永代にわたって管理してもらえる寺院もあれば、一般の墓地にあるお墓のように家族や個人のスペースが与えられた永代供養墓になれば

 

100万円を超えるケースもあります。平均的な永代供養料は一式料金で30万円から50万円といわれており、33回忌など一定の期間は納骨壇などで安置され、その後は合祀されます。一式料金とされるケースが多い永代供養墓の料金内訳ですが、永代に渡って寺院が親族にかわって供養する永代供養料、納骨法要の御布施、墓誌に納骨者名などを刻む刻字料などが含まれています。

 

ただし寺院によっては一式ではなく別料金となっている場合もありますので、事前にパンフレットや僧侶に直接確認してみることが大事です。そして大切な永代供養料を渡すときに心がけておきたい表書きの書き方については、次のとおりです。まず、仕事の報酬を渡すこととは訳が違いますので、白無地の封筒を用意します。

 

郵便番号を記載する枠が印刷されたものは慎みましょう。水引きをする場合は双銀あるいは黄白などを選び、のしはしないようにしましょう。表書きに記すのは、黒のペンか筆ペンで上部に永代供養料、下部には施主の苗字を書けば十分です。要するに受け取る寺院の側が、誰から永代供養料を受け取ったかが確認できれば問題ありません。

 


チェックしておきたいこと

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墓地や墓石を購入し法事のたびに僧侶を呼ぶといったことが一切不要となる永代供養墓。そのため一般的な御布施と違い、申し込みや永代供養料の支払いが済むと、供養と管理を行う寺院から進納受領書などといった領収書のような書類が渡されます。永代供養の期間は長いためしっかりと保管することが大切です。宗旨や宗派を問わないとはいえ、

 

しっかりと過去帳には故人の名前あるいは戒名や法名が記載されます。なお気をつけておきたいことは、すでに墓地に埋葬されている遺骨を永代供養墓に改葬する場合です。まず今までのお墓がある市町村役場で改葬許可申請書をもらいます。次にこの改葬許可申請書に必要事項を記入したら、これまでお世話になった寺院や霊園から署名や捺印をもらいます。

 

さらに新しく納骨する永代供養墓を管理する寺院から使用および納骨許可証をもらいます。これらが揃ったら、今までのお墓がある市町村役場に提出すれば改葬許可証が発行されます。そして今までお世話になった寺院で魂抜きと呼ばれる消魂供養をして遺骨を取り出してもらい、永代供養墓のある寺院へ遺骨と改葬許可証を持参します。これらの手続きを経て、ようやく永代供養墓へ納骨あるいは合祀が完了します。

 

なお、永代供養墓については、三十三回忌など一定の期間が過ぎると、永代供養塔などに合祀され場合によって遺骨の判別がつかないケースがあります。もし改めて墓地へと遺骨を埋葬する気持ちが芽生えたとき等のことを考慮し、手元供養などで遺骨を形見として残しておくことも心の片隅で覚えておきましょう。

 

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