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大切な方がなくなってから一年忌などにはいろいろなことを思い出したりすることがあります。お葬式のときにお世話になった方、生前によくしてくださった方などに初盆の法事のお知らせとして葉書を出すこともあると思いますが、その書き方がわからない、という場合は調べたり、例文などを参考にして自分なりのものを送る、という人もいます。一年忌なので、いろいろとわからないこともあるかもしれないですが、そんなときはわからないことを事前にひとつずつ調べておくと助かります。
一年忌の法事の案内について
一周忌や三回忌、七回忌、初盆と納骨式など、法事の案内として官製往復はがきで出欠連絡の返信はがきを用意しておく人が増えています。葉書でお知らせすれば、期日や時間、場所などの連絡が早く、そして確実に案内することができるので、とても便利だということです。
以前は電話などで連絡をして出席か欠席かの確認をしていることが多かったのですが、葉書でお知らせをするときちんと伝えることができるので、安心です。行事が重なる忙しい時期などは特に言った、言わないなどの不安もあります。なので、きちんと紙に印字をして出した、という事実があれば忘れているということもなくなるということです。早めに出すようにして、相手の都合もあるので、それを確認するようにしておきます。
一年忌と法事のこと
そもそも一年忌と法事とはどのようなものなのか、ということをしっかりと把握しておくことはとても大切なことなのによくわからない、ということを言う人もいます。一年忌というのは一周忌のことで、亡くなってからちょうど一年たった日、ということです。祥月命日ともいいます。
一年忌には、僧侶による読経のあとに焼香が行われて、最後に食事がふるまわれます。人が亡くなってからは、七日ごとに法事や法要があるのですが、追善法要といって四十九日までの法要を行い、その後に行う一年ごとの法要のことを年忌法要というのだといいます。一年忌には、親族以外にも親しかった知人や友人などを招いて行なわれるということです。
このとき、お墓参りも行い、食事を振舞うことにもなっています。また、その土地や家族などによって違いがありますが、一年忌をして納骨式を行うところもあるといいます。大体の場合は、四十九日が過ぎたときに納骨することが多いということです。施主は引出物を用意し、僧侶に読経を依頼します。
自宅で法要を行なうときは、お布施は当然、お車代なども用意しなければいけないこともあります。初盆なので、きちんとしたものを行いたい、という人が多いものです。葉書などで早めにお知らせをして、相手に来てもらえるように都合を考えることができる期間を設けるようにしておくといいです。
初盆を葉書に書くときの例文
はじめての一周忌などの場合、葉書でお知らせをするときに書く文章の参考になるものをいくつか探してみて、メモしておくといいです。まず、誰の何回忌かを伝えておくことが大切です。一周忌の法要をいつ、どこで行うのかを知らせておき、法要のあとで会食がある場合はそのことも知らせておきます。
葉書の文中に句読点は用いないようにして、封筒に入れる場合は二重封筒を用いることがないようにします。謹啓、初秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます、このたび亡祖父の一周忌にあたり左記のとおりささやかな法要を営みたいと存じますつきましてはご多忙中まことに恐れいりますが、ご参会賜りますようご案内申し上げます、敬具 、という風に書きます。
実際は句読点をかかずに、間をあけたり、段落を利用して書くようにしておきます。頭語と結語をきちんと使用して、時候の挨拶文も使用します。この文章の後に、日時、場所、住所、そして電話番号を書いておきます。その後にその一回忌を行う人の名前や住所、電話番号などを書きます。
初盆から三回忌までは喪服が基本です。七回忌以降には、略式された喪服や地味な色の服装でもいいということです。遺族、親族、友人、知人などが参列するものですので、気軽に考えてしまう人もいるのですが、それでもけじめのひとつとしてしっかりとしたものを執り行うようにしたいものです。
一年忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌というものがあります。それぞれのときに、必要なことをしっかりと行うようにすることが大切です。初盆が終わったとしても、きちんとそれぞれ大切な行事として考えて、早めに連絡を行い、遠方などでも来てもらえるかどうかを確認するようにしておきます。
会場をとるのか、それとも自宅で行うのか、ということで、連絡をするタイミングを変える人もいます。会場の場合は人数などの確認をすることが大切なので、早めに連絡をもらえるように気をつけておくといいです。大切な家族をその日だけは思い出してたくさんの人に来てもらえるというのは嬉しいものです。
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