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暑中見舞いや年賀状、お中元のお礼状など、葉書を使用する機会は多くあります。
今回は、その葉書の基本的な書き方等についてご説明します。
葉書の基本知識
まず書く前に、葉書とはどんなものなのか、どんな種類があるのか見ていきましょう。52円の通常はがきには切手部分のデザインが3種類あります。「ヤマユリ」、「山桜」、「胡蝶蘭」です。ヤマユリは通常はがきのみ、山桜はインクジェット用で葉書表面に特殊な加工が施してあります。胡蝶蘭は落ち着いたデザインになっており、喪中はがきなと弔辞用に使うことができます。用途によって種類を選びましょう。葉書に写真を入れるならインクジェット写真用の葉書が最適です。
また、郵便はがきには通常はがき以外にもいくつか種類があります。紙面連刷はがきは大量にはがきを印刷するときに便利なはがきです。はがき4枚を田形に配置して一枚の用紙に連刷します。折らない往復はがきというものもあり、往信用と返信用の境を折っていない往復はがきのことをいいます。案内状・招待状などをたくさん印刷する際に便利です。
郵便書簡はミニレターと呼ばれ、書くスペースが葉書の3倍もある封筒兼用の便せんです。エコーはがきというものもあり、はがきの一部に広告が印刷され、広告料により1枚あたり5円安く、45円の低価格で購入することができます。用紙には非木材紙などが使用されており、環境にもお財布にもエコになっています。はがきとして送ることができるサイズなどはしっかり決められています。
重さは通常はがきが2~6グラム、最大サイズが長辺15.4センチメートル、短辺10.7センチメートル、最小サイズが長辺14センチメートル、短辺9センチメートルになっています。そして往復はがきが重さ4~12グラム、最大サイズが短辺15.4センチメートル、長辺10.7センチメートル×2、最小サイズが短辺14センチメートル、長辺9センチメートル×2となっています。この範囲内であれば、ただの紙を切って切手を貼ってはがきとして送ることも可能です。
葉書の表裏
一般的に、受け取る人の名前や住所などの宛名を書く面を「表面」、最初真っ白で何も書いていない面を「裏面」としています。意外と取られる方もいらっしゃるかもしれませんが、私たちが伝える内容を書く方は「裏面」となっています。また、年賀状や葉書作成ソフトなどでは裏面を「文面」と呼ぶことが多いようです。
表面を書くことを「表書き」、裏面を書くことを「裏書き」といい、縦書きと横書きは裏面のレイアウトにあわせて書きます。裏面が縦書きなら表面も縦書き、裏面が横書きなら表面も横書きとなっていた方が受け取って読む側にとって自然にうつります。
宛名、差出人の住所氏名の書き方
最近はパソコンで印刷する人も多いです。その場合、書体などは自分の用途に合わせて使い分けましょう。はがき印刷用のソフトには郵便番号や電話番号を入力するだけで住所が表示される便利な機能があるものもあります。使用すれば便利かもしれません。ではここからは手書きで表面に書く際の宛名の書き方を見ていきましょう。
一般的には黒いインクのペンを使います。鉛筆などはこすれて消えてしまう可能性があるので避けたほうが無難です。まず最初に目に入る部分なので丁寧に書くように心がけましょう。住所は郵便番号の下に書きます。郵便番号の小枠の右側二つの中心に合わせるとバランスがよくなります。
目上の方や取引先で他都道府県の住所へ送る際は都道府件名から記載し、できるだけ省略せず正確に記載します。抄訳すると失礼な印象を与えてしまうかもしれません。縦書きの場合、番地などの数字は一般的に漢数字を使います。ビル名、会社名は住所の文字よりひと回り小さい文字で、住所より少し下げて書きます。ビル名、マンション名があれば省略せずに記載します。
社名や部署名、また肩書きを書く場合は「様」などの敬称はつけません。部署に送る場合は部署名のみに「御中」とつけます。肩書きとは会社や組織の中の社会的地位のことです。また敬称は、差出人からみて相手がどのような関係であるかを表します。
以下が正しい例です。
「○○株式会社 △△部 部長 葉書一郎様」
「 ○○株式会社 △△部御中」
「○○株式会社御中」
以下のようなものは間違った例になります。
「○○株式会社 △△部 葉書一郎部長様」肩書に敬称はつけません。
「○○株式会社御中 葉書一郎様」「○○株式会社御中 △△部御中」いずれも会社に御
をつけるのは間違いです。
次に、送る相手の氏名です。氏名は大きめの文字で書きましょう。郵便番号の三つの大枠の中心に会わせるとバランスがよくなります。家族や会社の複数人に宛てて連名で送る際はそれぞれの名前に敬称をつけましょう。省略すると失礼にあたります。もし人数が多く名前を書ききれない場合は「○○御一同様」と書きます。
例としては、「葉書一郎様・花子様」「葉書家御一同様」などという風に書きます。「葉書一郎・花子様」と片方にだけ敬称をつけるのは間違いです。ここまでが宛名の書き方になります。
次に、差出人の住所氏名の書き方についてです。一般的には表面に記載します。しかし、裏面に記載しても失礼にはあたりません。縦書きの場合は、切手幅か郵便番号枠の幅の内に収めましょう。引っ越して住所などが変わった場合はその旨を一言書き添えると親切です。また、出産して家族が増えたときなどは、子供の名前にふりがなをふりましょう。
書き損じ葉書
宛名の書き損じは失礼にあたります。もし書き間違えてしまったり、文字が抜けていたりしたら修正ペンや二重線で修正せず、新しい葉書で書き直しましょう。書き損じ葉書や印刷に失敗した葉書や不要になった郵便切手などは所定の手数料を支払えば交換してもらうことができます。
また、喪服のため利用できなくなったお年玉付き年賀はがきや年賀切手は無料で通常切手類と交換することができます。無料交換期間はその年賀はがき等の販売開始日から販売期間終了日までとなっています。交換の際、もし郵便切手や料額印面に汚れがあった場合などは交換できなくなってしまうので、切手部分は大切に扱うようにしましょう。
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