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出産と言うのは、新しい命が芽生えるという大きな出来事であり、大変よろこばしいことです。それゆえ、多くの方々から現金や品物でお祝いをいただくことになります。
出産でお祝いをいただいたら内祝いを
出産と言うのは、新しい命が芽生えるという大きな出来事であり、大変よろこばしいことです。それゆえ、多くの方々から現金や品物でお祝いをいただくことになります。お祝い贈ってくださる方々は、「こんなものがあったらいいだろうな」、
「女の子、あるいは男の子だったらこんなものを贈れば喜んでくれるだろうな」、「子どもが出来たらお金もかかるし、現金の方がいいだろうな」といったようにどんなものを贈れば喜んでもらえるか、必死に考えてお祝いを贈ってくれているはずです。これは大変ありがたいことであり、感謝に値することです。
このように、いろいろと考えてお祝いを贈っていただいた方々に感謝の気持ちを伝えるためにも、出産内祝いとしてお礼の品を贈ることが大切です。しかし、ただ品物だけを贈るのでは味気ありません。お礼状やメッセージカードといった手紙を添えることで、新しい命が誕生したことの喜びやお祝いをいただいたことへの感謝の気持ち、
また赤ちゃんにつけた名前などを心を込めて伝えることができます。しかし、長々とお礼の手紙を書くのでは贈り手の気持ちは十分に伝わりません。内祝いとしてお返しの品に添える手紙にはさまざまなルールやマナーがあります。相手に不快な思いをさせず、自分自身も恥をかかず、
感謝の気持ちを十分に伝えるためにも、最低限のルールやマナーなどの知識を身に付けた上で、手紙を添えることが大切です。そして、失礼なく感謝の気持ちを伝えることは、今後も周囲の人々に自分たちの子どもの成長を見守っていただけることにもつながります。
内祝いに添える手紙の書き方の基本について
出産内祝いに添える手紙にはさまざまなルールやマナーがあります。例えば使ってはいけない言葉として、「お返し」という言葉があります。内祝いはお返しであることに違いはありません。そのため、「お返しに○○を贈ります」といった文章を書かれがちです。
しかし、この「お返し」という言葉には義務的な雰囲気が含まれており、「もらったからからしかたなく返した」というように感じられてしまう場合があります。もともと出産内祝いというのは、お祝いを頂いていてもいなくても、出産の喜びを身内やご近所の方々、
お世話になった人たちと分かち合うために贈るものでした。そのため、「お返し」という言葉はできるだけ使用しないことが大切です。また、お祝いをいただいたすべての人に同じ文面で手紙を添えればいいというわけではありません。お祝いを贈ってくださった方がどういった状況にあるのかという配慮も必要です。
例えば、不妊治療中であったり、流産の経験があるなど、赤ちゃんが欲しくても授かることのできない状況にある方もいます。そのような方々にとって出産はおめでたいことであると同時に、「自分たちには子どもができないのに他の人にはできる」という現実をつきつけられることにもなり、
これは大変つらいことでもあります。そういった状況にある方々に手紙を添える場合には、出産したことに対する喜びばかりを直接的に表現するのではなく、あくまでお祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちを伝えることを第一に考え、シンプルに表現することが大切です。
手紙の書き方と内容について、その1
出産の内祝いに添える手紙に書く代表的な内容としては、お祝いを贈っていただいたことへの感謝の気持ちや生まれた赤ちゃんの性別や名前の漢字・読み方やその由来、出産後の母と子の様子などが挙げられます。まず手紙で最初に伝えるべきは、やはり、お祝いをいただいたことに対する感謝の気持ちです。
例えば、「この度は温かいお祝いをただきまして、誠にありがとうございました」や「この度は子どもの誕生に際し、お気遣いいただきましてしてありがとうございました」など、感謝の言葉はさまざまです。目上の方の場合であれば、突然感謝の気持ちを述べるのではなく、冒頭に時候の挨拶を入れると、より改まった形式になるでしょう。
子どもの名前を伝える際には、まず出生日を記載し、名前を漢字で記載した後に、カッコ書きで読み仮名を書きます。由来を書く場合には、「○○という願いを込めて」とい由来を書いたあとに、名前の漢字と読み仮名を書き、「○○(読み仮名)という名前をつけました」とする場合が多いようです。
また、出産後の母と子の様子を書く場合には、「おかげさまで」という言葉を最初に使用すると良いでしょう。例えば、「おかげさまで母子ともに、日々健康に過ごしております」や「おかげさまで子は健やかに成長しております」というような文章が使われることが多いようです。
また、子どもが生まれたことによって親としての実感が湧いてきていることや、親としての責任を実感して気が引き締まる思いを感じていることなどを、続けて書いても良いでしょう。
手紙の書き方と内容について、その2
手紙の最後の方に書く内容としては、内祝いの品を贈ったこと、今後も家族を見守っていただけるようにお願いする言葉やお祝いを贈っていただいた方々の健康や繁栄を願う言葉などが挙げられます。内祝いとともに手紙を送った場合、品物と一緒に届いているので当たり前に感じるかもしれませんが、一筆そえることが望ましいです。
また、手紙とは別便で内祝いの品を贈る場合には、「別便にてお礼の品をお送りさせていただきます」などと書いておくと良いでしょう。また、今後とも家族をお願いする言葉としては、「今後とも、親子ともどもよろしくお願いいたします」というシンプルな文章から、「今後もいっそうのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます」など多くのパターンがあります。
自分たちのことばかり書くのではなく、文章の最後には「お風邪など召されませんように」や「ご自愛ください」など、相手を思いやった文章も忘れないようにしましょう。
手紙を添える場合には、メッセージカードよりあらたまった形式になります。一般的には、白い便箋を使用し、黒か青のインクで書きます。
封筒も白の無地を使用するのが基本です。目上の方に手紙を添える場合にはこのようなルールを守った方が無難ですが、非常に親しい間柄である場合などには控えめなものであれば、絵柄の付いた便箋や封筒を使用しても失礼はないでしょう。
また、手紙を入れた封筒には糊で封をし、「〆」や「締」、「封」とするのが一般的です。差出人は夫婦連名にします。このように、たくさんの決まりがありますが、大事なのは感謝の気持ちを持って丁寧に文章を書くことです。贈る方も贈られる方も気持ちのいい手紙になるようにすることが大切です。