レポートの書き方と例
-
提案書の書き方
1.提案書とは 2.提案書の書き方 3.提案書を作成するにあたって 提案書とは 営業を進めるにあた...
-
町内会の決算報告書の書き方
近年、町内会に加入する人が減少しています。ご近所付き合いの煩わしさや転勤族の増加など、理由は様々ですが、その中の一つには町内会の会計の不透明さが指摘されています。町内会費を...
-
車庫証明の書き方
車庫証明の記入が終わったならば、地元の警察署の交通課にある保管場所の窓口へ提出します。その際ですが、手数料として収入印紙を購入します。かかる金額は、都道府県によって異なりま...
-
一年忌・初盆の葉書の書き方
大切な方がなくなってから一年忌などにはいろいろなことを思い出したりすることがあります。お葬式のときにお世話になった方、生前によくしてくださった方などに初盆の法事のお知らせと...
-
封筒の裏の差出人の連名の書き方
手紙を送る際、場合によっては封筒の裏の差出人を連名にする必要があります。例えば、結婚式の招待状です。封筒の裏の差出人の箇所には、挙式を行う2人の名前を連名で記すのが慣習とな...
-
横領の訴状の書き方
訴状とは、裁判所へ該当する相手を民事訴訟で訴えるときに必要となる書類のことです。この場合、裁判所へと提出する際に提出する正本のほか訴える相手へ送付する副本の二種類を作成して...
-
大学での論文やレポートの書き方のコツとは
論文やレポートは、どんな大学に入っても書かせられることが多いです。しかし、ほとんどの大学教授たちは、学生の論文やレポートを見てため息をついています。それは、内容があまりにも整理され...
-
告発状の書き方
法律的に有効性がある告発をするには、告発に必要な要件をすべて書き込み、書状として作成する必要があります。告発は、告訴権者・犯人以外の第三者によって犯罪の事実と犯人の処罰を求...
-
中期事業計画の書き方
1.社員の心に響く中期事業計画書を書く 2.具体的で先々に夢の持てる内容を 3.資金面の健全性も示しておくべき 4.人材育成計画も重要...
-
確定申告の不動産収入:固定資産税の書き方
日経平均株価が15年ぶりに2万円台を回復するなど、景気回復の傾向が顕著になっている一方で、預貯金の金利は依然として低い水準です。 1.不動産...

レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。
構成に気を付けて書く
レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。レポートを書くときに気を付けたいのは、最初に文章の構成を考えてから書くことです。
思いつくままに書いていくと、同じことの繰り返しになったり、読む人がわかりづらい文章になってしまうことがあります。読む人に内容が伝わらなくては、書いた意味がありません。書き手が何を伝えたいのかわかりづらい文章だと、読み手は疲れてしまい、最後まで読む気がしなくなるかもしれません。
レポートの上手な書き方は、序論、本論、結論の3構成になるように文章を組み立てて書くことです。そのためには、自分で何を一番伝えたいのかということがわかっていなくては書けません。自分の中で書きたいテーマとその結論をはっきりまとめてから、書き始めるようにしましょう。レポートの場合、結論をまず最初に持ってくるという書き方をするのもよいです。
そうすれば、読み手は何について書かれているものなのか、最初から理解できます。そして最後にもう一度詳しく結論を書くと、文章全体にまとまりが出て、わかりやすいレポートになるでしょう。これまでうまく書けないと悩んでいた人は、まず頭の中で構成をまとめてから、序論・主論・結論の3構成になるように気を付けて書いてみてはいかがでしょうか。
レポートの書き方のポイント
レポートの書き方がよくわからないという人は、感想文とどう違うのかわからないと思っている方もいらっしゃるでしょう。感想文とは、本を読んで書く読書感想文などがあり、子どもの頃から慣れている方が多いかもしれません。たとえば読書感想文であれば、書くことは本を読んで感じたこと、主人公と自分の比較、主人公の姿勢から何を学び、
今後どう生かしたいか、ということなどを書きます。そのため本の内容について書くだけでなく、自分のことについて書くことになります。一方、レポートは自分の感想について書くものではなく、事実に基づいたことを書きます。自分の感想は書く必要がありませんので注意しておきましょう。その点が、感想文との異なる点です。
レポートの基本形は、序論・主論・結論の3部に分かれた構成です。この構成を意識して書く内容を組み立てていくとよいでしょう。書き方のポイントは、まず序論で問題提起をし、主論で仮説をたて、その仮説が正しいか検証し、証拠を示して結論に至ります。問題提起をして答えを導くという書き方をするのが、レポートの特徴とも言えます。
また感想を書く必要はないのですが、意見として書くことは問題ないでしょう。書き方の例をあげると「〇〇と思う」という書き方をするよりも、「〇〇と思われる」という書き方をしたほうがよいでしょう。これまでレポートを書くことに苦手意識を持っていた人も、書き方のポイントに気を付けて書くと、上手に仕上げることができるでしょう。
引用したときの注意点
レポートを書くときは、他の書物から引用をすることがあるでしょう。しかし引用を多用してしまうと、レポートにはなりません。どうしてもその引用がなくては成り立たないというような必要なものならともかく、必ずしも必要ではないものまで引用をしてしまわないように注意しましょう。
引用をした場合は、その部分に「」をつけるようにしましょう。そうすれば、引用した文章がどこで始まりどこで終わるのかはっきりとわかります。また引用をしたら、その文章をどの書物から引用したかわかるように、参考文献を必ず書いておかないといけません。参考文献は最後に作品名と著者名や出版社名などを記載しておきます。
もし複数の引用がある場合は、引用の部分に数字をつけておきましょう。例を示すと「〇〇〇(引用した文章)」(1)と印象した部分の後ろに(1)や(2)と番号をつけておき、文章の最後に(1)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。引用の後ろに(2)をつけたものは、その文章を引用した参考文献を(2)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。
著者名や発行年など書く順番は、レポート内で統一するようにしておきましょう。また、インターネットのサイトの記事から引用をした場合は、出典元となったサイト名とURLを記載しておくようにしましょう。著作権の問題がありますので、くれぐれも引用をしただけで参考文献や出典元を書き忘れることがないように注意しましょう。
わかりやすい文章で書こう
せっかく素晴らしい内容のレポートを書いても、わかりにくい文章だと内容の素晴らしさが読み手に伝わりません。そのため、誰が読んでもわかりやすい文章で書くように気を付けましょう。1行があまりにも長文だと意味がわかりにくくなってしまいます。長文になりすぎないように、適度に文章を切って書くようにしましょう。
また、句読点がない文章は読みづらいです。句読点の打ち方は、社会人であっても実はよくわからないという人がいるでしょう。句読点が多すぎるとテンポが悪い文章になって読みにくいですが、句読点が少なすぎる文章もどこで区切るかわからないので読みにくいです。
句読点によって意味が変わる文章はいろいろありますが、代表的な例をあげると「ここではきものを脱いでください」というものがあります。「ここで、はきものを脱いでください」と「ここでは、はきものを脱いでください」というように、句読点を打つ場所が1文字ずれただけで意味が違うものがあります。
句読点を適切な場所に打つことで、文章はずいぶん読みやすくなります。読みやすい文章を書くためには、句読点に注意して書くようにしましょう。レポートを書き慣れていない人は、難しいと感じるでしょうし、何度か書いたことがあってもレポートを書くポイントやコツを知らなかったら、
上手に書けずに苦手意識を持ってしまうでしょう。レポートを書くコツをおさえて、構成を考えましょう。また、読みやすい文章が書けているか、自分で読み返すだけでなく、他の人に読んでもらってチェックしてもらうのもよいでしょう。