レポートの書き方と例
-
外国税額控除個人の書き方と見本
外国税額控除とは、ある国の個人や法人が別のある国で事業を展開するなどして利益をあげた結果、その国の政府に利益の一部を税として納付することになった場合に、外国で納付する税の税...
-
看護師職務経歴書の書き方と例
看護師として働いている方が転職を臨む時は、履歴書と職務経歴書を用意する必要があるでしょう。履歴書に記入するのは学歴や職歴、取得している資格、志望動機といった内容ですが、職務...
-
お礼文の書き方
人間、生きていればさまざまなシチュエーションでお礼文が必要となってくることがあって、書き方、作法を知っておくと必要となった時に役立つのです。それではお礼文はどういった場...
-
【8月】手紙の書き方
1.取引先へ向けた時候の挨拶の書き方 2.知人・友人などへ向けた時候の挨拶の書き方 3.親しい相手へ向けた時候の挨拶 4.手紙を書くメリッ...
-
6月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
ビジネスや親しい人へのお手紙、またはメールなどは季節のことも含めて挨拶したいものです。たとえば、6月の挨拶などでは文頭に、初夏の候、皆様ご清祥のこととお喜び申し上げます、という風に...
-
実習のお礼状の書き方
お世話になった人に感謝の気持ちを込めてお礼状を書くことは、社会人としての常識です。もし学生時代に実習でお世話になった場合も、お礼状を出すことは当然のことです。 &nb...
-
サンキューDMの書き方
DMはダイレクトメールの略称です。ダイレクトメールは一般的には広告を宣伝する意味で郵送物として送られてくることが多い言葉です。企業や団体の広告宣伝的な意味合いも強いのですが...
-
調査記録の書き方
調査記録とは何らかの実験、何らかの業務内容、何らかの実質現状などを調査した後に、第三者に調査報告という形で提出する書類のことを指します。 1...
-
三つの文章構造について
文章の書き方について書いていきます。文章をわかりやすいものにするためには、文章構造の工夫がどうしても必要になります。文章構造を考えずに書いた場合、文意がどうしても支離滅裂になってし...
-
履歴書職業訓練歴の書き方
物やお金の貸し借りを行ったさいに記録として紙に残しておくものはさまざまあります。しかし、いずれも契約事になるとそれらに見合う書式を作る必要もあり収入印紙などを貼る必要がある...
レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。
構成に気を付けて書く
レポートを書くことに苦手意識を持っている人は案外多いでしょう。レポートは学生時代に提出することが多いですが、社会人になっても提出しなくてはいけないときがあります。苦手だと思う人は、文章の構成を考えずに書いているのかもしれません。レポートを書くときに気を付けたいのは、最初に文章の構成を考えてから書くことです。
思いつくままに書いていくと、同じことの繰り返しになったり、読む人がわかりづらい文章になってしまうことがあります。読む人に内容が伝わらなくては、書いた意味がありません。書き手が何を伝えたいのかわかりづらい文章だと、読み手は疲れてしまい、最後まで読む気がしなくなるかもしれません。
レポートの上手な書き方は、序論、本論、結論の3構成になるように文章を組み立てて書くことです。そのためには、自分で何を一番伝えたいのかということがわかっていなくては書けません。自分の中で書きたいテーマとその結論をはっきりまとめてから、書き始めるようにしましょう。レポートの場合、結論をまず最初に持ってくるという書き方をするのもよいです。
そうすれば、読み手は何について書かれているものなのか、最初から理解できます。そして最後にもう一度詳しく結論を書くと、文章全体にまとまりが出て、わかりやすいレポートになるでしょう。これまでうまく書けないと悩んでいた人は、まず頭の中で構成をまとめてから、序論・主論・結論の3構成になるように気を付けて書いてみてはいかがでしょうか。
レポートの書き方のポイント
レポートの書き方がよくわからないという人は、感想文とどう違うのかわからないと思っている方もいらっしゃるでしょう。感想文とは、本を読んで書く読書感想文などがあり、子どもの頃から慣れている方が多いかもしれません。たとえば読書感想文であれば、書くことは本を読んで感じたこと、主人公と自分の比較、主人公の姿勢から何を学び、
今後どう生かしたいか、ということなどを書きます。そのため本の内容について書くだけでなく、自分のことについて書くことになります。一方、レポートは自分の感想について書くものではなく、事実に基づいたことを書きます。自分の感想は書く必要がありませんので注意しておきましょう。その点が、感想文との異なる点です。
レポートの基本形は、序論・主論・結論の3部に分かれた構成です。この構成を意識して書く内容を組み立てていくとよいでしょう。書き方のポイントは、まず序論で問題提起をし、主論で仮説をたて、その仮説が正しいか検証し、証拠を示して結論に至ります。問題提起をして答えを導くという書き方をするのが、レポートの特徴とも言えます。
また感想を書く必要はないのですが、意見として書くことは問題ないでしょう。書き方の例をあげると「〇〇と思う」という書き方をするよりも、「〇〇と思われる」という書き方をしたほうがよいでしょう。これまでレポートを書くことに苦手意識を持っていた人も、書き方のポイントに気を付けて書くと、上手に仕上げることができるでしょう。
引用したときの注意点
レポートを書くときは、他の書物から引用をすることがあるでしょう。しかし引用を多用してしまうと、レポートにはなりません。どうしてもその引用がなくては成り立たないというような必要なものならともかく、必ずしも必要ではないものまで引用をしてしまわないように注意しましょう。
引用をした場合は、その部分に「」をつけるようにしましょう。そうすれば、引用した文章がどこで始まりどこで終わるのかはっきりとわかります。また引用をしたら、その文章をどの書物から引用したかわかるように、参考文献を必ず書いておかないといけません。参考文献は最後に作品名と著者名や出版社名などを記載しておきます。
もし複数の引用がある場合は、引用の部分に数字をつけておきましょう。例を示すと「〇〇〇(引用した文章)」(1)と印象した部分の後ろに(1)や(2)と番号をつけておき、文章の最後に(1)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。引用の後ろに(2)をつけたものは、その文章を引用した参考文献を(2)著者名(発行年)『本のタイトル』出版社名の順で記載します。
著者名や発行年など書く順番は、レポート内で統一するようにしておきましょう。また、インターネットのサイトの記事から引用をした場合は、出典元となったサイト名とURLを記載しておくようにしましょう。著作権の問題がありますので、くれぐれも引用をしただけで参考文献や出典元を書き忘れることがないように注意しましょう。
わかりやすい文章で書こう
せっかく素晴らしい内容のレポートを書いても、わかりにくい文章だと内容の素晴らしさが読み手に伝わりません。そのため、誰が読んでもわかりやすい文章で書くように気を付けましょう。1行があまりにも長文だと意味がわかりにくくなってしまいます。長文になりすぎないように、適度に文章を切って書くようにしましょう。
また、句読点がない文章は読みづらいです。句読点の打ち方は、社会人であっても実はよくわからないという人がいるでしょう。句読点が多すぎるとテンポが悪い文章になって読みにくいですが、句読点が少なすぎる文章もどこで区切るかわからないので読みにくいです。
句読点によって意味が変わる文章はいろいろありますが、代表的な例をあげると「ここではきものを脱いでください」というものがあります。「ここで、はきものを脱いでください」と「ここでは、はきものを脱いでください」というように、句読点を打つ場所が1文字ずれただけで意味が違うものがあります。
句読点を適切な場所に打つことで、文章はずいぶん読みやすくなります。読みやすい文章を書くためには、句読点に注意して書くようにしましょう。レポートを書き慣れていない人は、難しいと感じるでしょうし、何度か書いたことがあってもレポートを書くポイントやコツを知らなかったら、
上手に書けずに苦手意識を持ってしまうでしょう。レポートを書くコツをおさえて、構成を考えましょう。また、読みやすい文章が書けているか、自分で読み返すだけでなく、他の人に読んでもらってチェックしてもらうのもよいでしょう。