手紙の書き方~ビジネスマナー~

pixta_tegami_01

手紙を書くときにはいろいろと気を使うことがあります。プライベートなものの場合は、親しい人や家族などに宛てたものが多く、あまり気を使うようなこともないのですが、会社などで出すものにはビジネスマナーというものがあり、それをきちんと意識した書き方をしなければいけないので、まずはじめにしっかりとそのことを学んでおくようにすると手紙を書くときに困らなくなります。

 

  1. 1.手紙の種類によって変える
  2. 2.お知らせ文書の基本的な構成を覚える
  3. 3.文章の書き方と頭語と結語について

 


手紙の種類によって変える

pixta_tegami_02

季節の挨拶状には、年賀状、寒中見舞い、余寒見舞い、そして暑中見舞いや残暑見舞い、喪中欠礼があるのですが、その挨拶状にふさわしいものであり、季節感の溢れる話題を盛り込むようにしておきます。それと同時に相手の安否を気遣う心と明るい話題を書いておくというのもいいです。例文としていくつか書いておくと、いざというときにすぐに書くことができるので助かります。

 

目上の人や、改まった手紙を書くという場合には、便箋は白無地のものにして、縦書きを使用することがマナーです。親しい人なら横書きでもいいのですが、上司、会社の取引先や目上の人にはきちんとした手紙を書くようにしなければいけないので、白い便箋を購入していくつかもっておくといいかもしれないです。取引先や上司、同僚など以外にもごく親しい人にもビジネスに関係している人の場合はビジネスマナーを利用したものを書くようにしておかなければいけないのです。

 


お知らせ文書の基本的な構成を覚える

pixta_tegami_03

まず、ビジネス文書や案内状、招待状など正式なものは、縦書きにする場合もあります。ですが、横書きで作成するのが一般的なマナーです。ビジネス文書ですので、横書きをしておくようにする、と考えて覚えておくといいことのひとつに書き方があります。文書番号や発信年月日などは一般的には書くような場合が多いのですが、その内容や会社によっては必要がない場合もあるので、気をつけておくようにします。

 

そして、宛名ですが、宛名はとても大切です。社員各位、係者各位、お客様各位という風に複数の人に対してのものなら書けばいいのですが、会社の名前を書いたり、個人名を書く場合もあります。その場合はきちんと部署名や役職などを間違えないようにしておくことが大切です。署名もありますが、これも個人名と会社名、そして役職などをしっかりと書いておくようにします。

 

書く位置は基本的にどんなものでも変わりはないので参考にできるものがあれば参考にして書くようにしておきます。封書とハガキがありますが、その使い分けを知ることも大切なマナーのひとつです。ハガキは身内や友人同士などの親しい仲でやりとりする場合に使用するものであり、他人に見られても構わない内容や簡単な用件のみを伝えるときに使うといいものです。

 


文章の書き方と頭語と結語について

pixta_tegami_01

頭語というものは、手紙の一番初めにくる挨拶のことで、こんにちはやごめんくださいという挨拶を短くしたものだといえます。よく見かけることがあるものでいえば、拝啓、前略などです。この言葉をはじめに書くというのはとても大事なことなので、必ずビジネスの手紙などでは書くようにしておきます。また、結語というのは、手紙の末文にくるものです。

 

さようなら、それではまた、という挨拶に使われています。敬具、というものがよく使われているので見かけることも多いです。頭語と結語はセットで使われるのですが、送る相手によっても使い分けるようにしておくことが大切です。親しい相手に書く手紙なら頭語と結語を使わないようにして、時候の挨拶や安否の挨拶などから書き始めてもいいということです。頭語と結語は正しい組み合わせを覚えておくようにします。

 

一般の手紙、丁寧なもの、前文を省略する場合に使われるもの、急用の場合、初めて送る人へのもの、重ねて出す場合、送られてきたものに対する返信に使うもの、と使い分ける必要があります。時候の挨拶は、季節や天候に対して感じる心や季節感を現す言葉のことで、頭語の後に書きはじめる文章のことです。たとえば、たとえば3月の時候の挨拶ですが、春草萌えいづる季節を迎え、というものや、弥生の空美しく晴れ渡りというものなどがあります。

 

ほかにも色々なものがありますが、一年中使用できるもので、拝啓、時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます、というものがあるので、使いにくいときはこの文章を使用してみるといいです。ビジネスマナーをしっかりと理解した人の書くものにはきちんとルールがあります。

 

書き方がしっかりとしていて、相手への配慮とわかりやすい文章になっています。また、受け取った人がそのときの季節を感じることができるように季語を必ず含んでいるものは相手が受け取っても感じよく感じることができるものです。例文を参考にして、ビジネスマナーをきちんと用いて、書き方を間違えないようにしておくことが大事なので、文章をある程度メモしたり、考えておくのもいいです。

 

他の手紙の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:お断りの手紙の書き方
タイトル:ビジネスアポイントに関する手紙の書き方
タイトル:協力依頼についての手紙の書き方
タイトル:医師への手紙の書き方

離職票1の書き方

できれば在職中に雇用保険被保険者証があるのかないのかということを確認しておきましょう。雇用保険被保険者証とは被保険者番号と被保険者の氏名、生年月日、加入年月日などが載せられ...

面白い文章の書き方

文章というのは難しいものであり、書き方も人によってまちまちです。では人はどういった文章を面白いと思えるのでしょうか。面白い文章の定義に鉄則はありませんが、法則やパターンはい...

電報の正しい送り方とマナーと書き方

電話が普及する前は、遠方の人に早く連絡事項や手伝えたいことがある場合には電報を使うことが主流でしたが、電話が普及してからはリアルタイムで伝えることができるようになりました。 ...

回覧板の書き方

地域の情報を共有するために、欠かせないのが回覧板といえます。一人暮らしや夫婦共働きの世帯ですと、なかなか連絡をとることが難しい場合も多いですから、回覧板は重要な役割を担って...

お礼状の書き方の:内定

お礼状にはいろいろな種類があります。それぞれに書き方というものがあるので、それをしっかりと理解していれば、すぐに書くことができるようになります。なので、基本的なことをまずは...

遺言書の書き方

遺言にはいくつかの種類があります。まず大きく二つに分けることができます。普通方式と特別方式です。普通方式とは通常の遺言のことで特別方式とは死期が近い場合や、或いは伝染病で隔...

人に読みたいと思わせる書き方のコツ

  1.文章に見出しを載せる 2.文章全体だけでなく、段落ごとにも起承転結をつくる 3.パソコンで描く場合は、字体は明朝よりMeiryo UIの方が読みや...

土地付き建物の売買契約書の書き方

土地付き建物の売買契約書の書き方では、まず標題に「土地付き建物の売買契約書」と記載して、契約の内容が把握できるようにします。標題の左側には収入印紙を貼るようになるので、間隔...

お祝い・祝福の言葉の例文と書き方

  1.お祝い及び祝福の言葉についてですが例文が完備されています。 2.結婚祝いに関する例文は 3.結婚祝いの場合、人生において最大の慶事とされます ...

謝罪メール(お詫び状・謝罪文)の例文とマナーと書き方

  インターネットが普及し、仕事の場面においてメールは必要不可欠なツールとなりました。時間を短縮して連絡を取れることや、連絡内容に関して記録を残せることなどがメール...

スポンサーリンク