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祝賀パーティーといっても様々な理由があり、それらの目的と一致した表書きにしなければなりません。例えば婚礼・婚儀に関した祝賀パーティーの場合には、離婚したり再婚したりということがないようにという願いを込めて、結び切りというご祝儀袋を用意しなければなりません。
祝賀パーティーの祝儀袋の表書き
祝賀パーティーといっても様々な理由があり、それらの目的と一致した表書きにしなければなりません。例えば婚礼・婚儀に関した祝賀パーティーの場合には、離婚したり再婚したりということがないようにという願いを込めて、結び切りというご祝儀袋を用意しなければなりません。
そして表書きには寿・御礼・御慶・御祝儀といった表書きをするのがマナーになっています。これら結婚などに関連した祝賀パーティーのほかにも、快気祝いや病気や怪我のお見舞いとして祝儀袋を渡す場合がありますが、これらの場合には表書きもそれに合ったものにしなければなりません。
「快気祝」や「御見舞」というようにそれぞれの目的に合った表書きにすることに加えて、不幸が重ならないように祝儀袋の結び切りの祝儀袋を利用するようにしましょう。場合によってはお祝い用のものをお見舞いで使うのは違和感があるというケースもあるかもしれませんが、そのような場合には白封筒を使うというのもひとつの方法だといえるでしょう。
別のケースでは出産祝いや、入学祝い、卒業祝い、合格祝い、就職祝い、成人祝いなどで祝儀袋を利用する場合がありますが、そのような場合には表書きにも「御入学御祝」「祝御入学」などの目的を記入するようにします。お礼やご挨拶としては暑中見舞い、暑中お伺いという場合もありますし、定年退職祝いということもあるでしょう。いずれにせよ目的に沿った表書きをすることを心がけることが大切なマナーだといえるでしょう。
ご祝儀の金額の書き方
ご祝儀を渡す場合には、中包みにお金を入れて金額を記入しなければなりません。一般的なマナーとしては筆で書くということになっていますが、最近ではペンなどで書く方も増えてきています。できれば「金参萬円」や「参萬圓」などの漢数字を使うのが正式ですが、金額の後に「也」を付けるかどうかは自由になっています。
入れる金額についてはそれぞれの祝賀パーティーの目的や相手との関係で決めていくことになりますが、結婚の場合には4万円、9万円のような数字は縁起が悪いとされていますので注意しましょう。さらに結婚のご祝儀の場合には、新札を入れるのがマナーだといわれていますので、できれば事前に銀行などに行き用意しておくことが重要です。
間に合わない場合でも、できるだけ綺麗なお札を入れるようにしたいものです。結婚式などで、場合によっては披露宴に参加できないという場合もあるかもしれませんが、そのような場合には郵送することができます。郵送の場合にはご祝儀袋を現金書留封筒に入れて送ることになりますが、
その際にはお祝いの言葉や簡単な手紙を添えると気持ちが伝わりやすくなります。ご祝儀の金額は上記にもあげているように、各イベントの目的や相手との関係によって決めていくことになります。結婚式などの場合には同僚や友人の場合には2,3万円、兄弟姉妹や仲の良い友人の場合には5万円から10万円が相場だといわれています。多すぎず少なすぎない金額を選ぶこともひとつの重要なポイントになってくることでしょう。
連名でご祝儀を渡す場合
ご祝儀パーティーなどにおいて、職場や友人などと連名でお祝い金を贈るというケースもあることでしょう。この場合には連名の名前などをご祝儀袋に書く必要があるのですが、その際にもいくつかマナーが存在します。ビジネスシーンにおいて、例えば会社の同僚や上司と連名でご祝儀を贈る場合には、
肩書が一番上の方が一番右に名前を書くようにしていき、部下は左に名前を書いていくことになります。また連名といっても3名以内であれば名前を記載するのが一般的ですが、4名以上の場合には「〇〇一同」と熨斗袋の下段に記載していきます。そしてのし袋の中に連名全員の名前を書いた紙を入れるようにしていきます。
場合によっては連名であっても、人によって金額が異なる場合もあることでしょう。そのような場合には金額と名前を個別に記載する必要があります。ビジネスシーンにおいて、上司として部下の結婚式などに参加するというケースもあるかもしれませんが、その場合には主賓などとして扱われる場合もあるため、取締役、部長といった肩書も熨斗袋に書くようにするとわかりやすくなります。
例えば〇〇会社代表取締役〇〇というように縦書でわかりやすく記載していきます。上記の例はあくまで他人同士で連名とする場合ですが、なかには夫婦としてご祝儀袋を用意するというケースもあります。この場合には夫のフルネームを書き、妻は名前だけを書くようにしていきます。この場合夫は中心に書き、妻はその左側にやや小さい字で名前を書くことになります。
短冊になっている場合の書き方
ご祝儀袋のなかには、絵柄がついていたり、特殊な和紙などで表書きの部分が短冊になっている場合があります。この場合には短冊を使わなければいけないような印象を受けますが、とくに決まった作法はありません。本来であれば祝儀袋に直接表書きを入れるようになっているわけですが、
絵柄があって綺麗であるという理由で短冊に贈り主の名前を記載することも可能です。しかし祝儀袋に書くことができるのであれば、そのまま直接贈り主の名前を書いても問題ありません。ちなみに短冊になっているものの場合、短冊を外せばそのまま使いまわすことができるものもあります。
貰ったものを使いまわすということに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、「頂いた幸せをおすそ分けする」という意味を込めて使いまわすことも可能です。なかには使いまわすのではなく、思い出として飾り箱に入れるなどして保存して置かれる方もいるようですが、とくに決まった作法というものはありません。地域によっては結納飾りなどの
水引きを神社などできちんと納めるという風習があるところもあるようですし、羽子板に仕立て直して飾っておくというところもあるようです。最近のご祝儀袋にはかなり綺麗なデザインのものもありますので、正月飾りとして再利用したり、屠蘇の酒器の飾り付けなどに利用されている方もいるようです。いずれにせよ決まった作法はありませんが、大事なのは贈って下さった方への感謝をしっかりと保存しておくことだといえるかもしれません。