祝賀パーティーの祝儀袋の書き方
-
論文の文章構造と書き方について
文章の書き方について書いていきたいと思います。一口に文章の書き方といっても、文章のジャンルによって、書き方は異なります。例えば、小説や物語の書き方と論文の書き方は、一見しただけでそ...
-
26年保険料控除申告書の書き方
一年の終わりが近づいてくると年末調整の準備に取り掛かるため、会社勤めの人は保険料控除申告書が手渡されます。給与所得者の扶養控除等(異動)申告書と一緒に渡されることが多く、こ...
-
読書感想文の上手な書き方とは
1.ポイントとしては 2.直感的に選ぶ際の注意点としては 3.本を読んでいて自分が純粋に感じたこと 読書感想文の苦手意識を持...
-
一口に書き方といっても色々ある
一口に書き方といっても色々あります。一番基本となるのが字の書き方です。字をうまく書けるようになるためには、一にも二にも姿勢を良くすることです。子供の時に姿勢を良くして字を書く癖をつ...
-
参考文献の書き方について
書籍の巻末などに書かれている参考文献ですが、この参考文献に正しい書き方というものが存在します。一般の人にはあまり関係の無い知識に思われるかもしれませんが、学生の卒業論文などにおいて...
-
小切手の書き方
小切手とは、わかり易く簡単に言えば「お札の代わり」であり「お金を支払う手段の1つ」です。普通、お札には千円、弐千円、五千円、壱万円と額面が記載されていますが、小切手は額面を...
-
始末書(レジ打ち間違い・誤差)の例文とマナーと書き方
仕事の際中に何かミスをした場合に書かなければならないのが始末書です。 これは、ただ状況説明と反省文を書けばよいという物ではなく、きちんとした形式に則って書かなければいけません...
-
取材依頼文の書き方
取材依頼文を書くに当たっては、書き方以前に、完成品はどうなるのかということを想定した上で、企画を立てる必要があります。 1.企画立案と取材対...
-
係長昇任論文の書き方
係長昇任論文は、係長へ昇任するためには必要な論文ですが、これまでに全く書いた経験がない人の方が大半ですので、書き方に困っている人も多いでしょう。例えば公務員の係長昇任試験は...
-
ビジネスレターの書き方
ビジネスレターの書き方は、何に利用するかによっても内容は異なります。基本的なビジネス文書の形式があるため、抑えておくと便利に応用がききます。 ...

祝賀パーティーといっても様々な理由があり、それらの目的と一致した表書きにしなければなりません。例えば婚礼・婚儀に関した祝賀パーティーの場合には、離婚したり再婚したりということがないようにという願いを込めて、結び切りというご祝儀袋を用意しなければなりません。
祝賀パーティーの祝儀袋の表書き
祝賀パーティーといっても様々な理由があり、それらの目的と一致した表書きにしなければなりません。例えば婚礼・婚儀に関した祝賀パーティーの場合には、離婚したり再婚したりということがないようにという願いを込めて、結び切りというご祝儀袋を用意しなければなりません。
そして表書きには寿・御礼・御慶・御祝儀といった表書きをするのがマナーになっています。これら結婚などに関連した祝賀パーティーのほかにも、快気祝いや病気や怪我のお見舞いとして祝儀袋を渡す場合がありますが、これらの場合には表書きもそれに合ったものにしなければなりません。
「快気祝」や「御見舞」というようにそれぞれの目的に合った表書きにすることに加えて、不幸が重ならないように祝儀袋の結び切りの祝儀袋を利用するようにしましょう。場合によってはお祝い用のものをお見舞いで使うのは違和感があるというケースもあるかもしれませんが、そのような場合には白封筒を使うというのもひとつの方法だといえるでしょう。
別のケースでは出産祝いや、入学祝い、卒業祝い、合格祝い、就職祝い、成人祝いなどで祝儀袋を利用する場合がありますが、そのような場合には表書きにも「御入学御祝」「祝御入学」などの目的を記入するようにします。お礼やご挨拶としては暑中見舞い、暑中お伺いという場合もありますし、定年退職祝いということもあるでしょう。いずれにせよ目的に沿った表書きをすることを心がけることが大切なマナーだといえるでしょう。
ご祝儀の金額の書き方
ご祝儀を渡す場合には、中包みにお金を入れて金額を記入しなければなりません。一般的なマナーとしては筆で書くということになっていますが、最近ではペンなどで書く方も増えてきています。できれば「金参萬円」や「参萬圓」などの漢数字を使うのが正式ですが、金額の後に「也」を付けるかどうかは自由になっています。
入れる金額についてはそれぞれの祝賀パーティーの目的や相手との関係で決めていくことになりますが、結婚の場合には4万円、9万円のような数字は縁起が悪いとされていますので注意しましょう。さらに結婚のご祝儀の場合には、新札を入れるのがマナーだといわれていますので、できれば事前に銀行などに行き用意しておくことが重要です。
間に合わない場合でも、できるだけ綺麗なお札を入れるようにしたいものです。結婚式などで、場合によっては披露宴に参加できないという場合もあるかもしれませんが、そのような場合には郵送することができます。郵送の場合にはご祝儀袋を現金書留封筒に入れて送ることになりますが、
その際にはお祝いの言葉や簡単な手紙を添えると気持ちが伝わりやすくなります。ご祝儀の金額は上記にもあげているように、各イベントの目的や相手との関係によって決めていくことになります。結婚式などの場合には同僚や友人の場合には2,3万円、兄弟姉妹や仲の良い友人の場合には5万円から10万円が相場だといわれています。多すぎず少なすぎない金額を選ぶこともひとつの重要なポイントになってくることでしょう。
連名でご祝儀を渡す場合
ご祝儀パーティーなどにおいて、職場や友人などと連名でお祝い金を贈るというケースもあることでしょう。この場合には連名の名前などをご祝儀袋に書く必要があるのですが、その際にもいくつかマナーが存在します。ビジネスシーンにおいて、例えば会社の同僚や上司と連名でご祝儀を贈る場合には、
肩書が一番上の方が一番右に名前を書くようにしていき、部下は左に名前を書いていくことになります。また連名といっても3名以内であれば名前を記載するのが一般的ですが、4名以上の場合には「〇〇一同」と熨斗袋の下段に記載していきます。そしてのし袋の中に連名全員の名前を書いた紙を入れるようにしていきます。
場合によっては連名であっても、人によって金額が異なる場合もあることでしょう。そのような場合には金額と名前を個別に記載する必要があります。ビジネスシーンにおいて、上司として部下の結婚式などに参加するというケースもあるかもしれませんが、その場合には主賓などとして扱われる場合もあるため、取締役、部長といった肩書も熨斗袋に書くようにするとわかりやすくなります。
例えば〇〇会社代表取締役〇〇というように縦書でわかりやすく記載していきます。上記の例はあくまで他人同士で連名とする場合ですが、なかには夫婦としてご祝儀袋を用意するというケースもあります。この場合には夫のフルネームを書き、妻は名前だけを書くようにしていきます。この場合夫は中心に書き、妻はその左側にやや小さい字で名前を書くことになります。
短冊になっている場合の書き方
ご祝儀袋のなかには、絵柄がついていたり、特殊な和紙などで表書きの部分が短冊になっている場合があります。この場合には短冊を使わなければいけないような印象を受けますが、とくに決まった作法はありません。本来であれば祝儀袋に直接表書きを入れるようになっているわけですが、
絵柄があって綺麗であるという理由で短冊に贈り主の名前を記載することも可能です。しかし祝儀袋に書くことができるのであれば、そのまま直接贈り主の名前を書いても問題ありません。ちなみに短冊になっているものの場合、短冊を外せばそのまま使いまわすことができるものもあります。
貰ったものを使いまわすということに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、「頂いた幸せをおすそ分けする」という意味を込めて使いまわすことも可能です。なかには使いまわすのではなく、思い出として飾り箱に入れるなどして保存して置かれる方もいるようですが、とくに決まった作法というものはありません。地域によっては結納飾りなどの
水引きを神社などできちんと納めるという風習があるところもあるようですし、羽子板に仕立て直して飾っておくというところもあるようです。最近のご祝儀袋にはかなり綺麗なデザインのものもありますので、正月飾りとして再利用したり、屠蘇の酒器の飾り付けなどに利用されている方もいるようです。いずれにせよ決まった作法はありませんが、大事なのは贈って下さった方への感謝をしっかりと保存しておくことだといえるかもしれません。