12月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
-
家計簿の書き方について
家計簿とは家計を書いておくための帳簿のことであり、家計を記録する行為そのものを指す場合もあります。家計簿の基本は、通常の帳簿と一緒で、日々の収入と支出の数字を書くことにより...
-
お礼状の書き方:11月
1.お礼状の書き方と基本 2.11月の季語と時候の挨拶 3.時候の挨拶は例文を作っておくと便利 お礼状の書き...
-
【12月】手紙の書き方
季節によってその手紙の書き方にはいろいろなものがあります。12月に書く手紙の場合は、師走の挨拶なども含めた文章が多いといいます。目上の人や同僚などによってその書き方は違って...
-
お客様へのお礼状の書き方(例文)
1.ビジネスでもお礼状を書く機会は多い 2.時代はネットでも手書きは大切 3.文例をストックしましょう 4.お礼の文章を書くポイントを...
-
両家連名ご祝儀袋の書き方
結婚式にはいろいろなものが必要です。お祝いの品を送ったり、ご祝儀などを贈ることになります。このご祝儀を入れる袋をご祝儀袋といいますが、ここに贈った人の名前を書くのですが、一...
-
新1年生の子供にひらがなの書き方を教える!
我が家の娘もいよいよ来年から小学校へ入学します!新一年生になります。小学生になる前に現在通っている保育所でもひらがなの書き方ドリルを行っているようです。自宅に帰ってからもひらがな、...
-
KISMYFT2の書き方 簡単な絵を教えて~
ジャニーズの大人気のグループ、KISMYFT2の絵が書けたら楽しいですね。細かくてリアルな絵じゃなくても、メンバーの特徴を捉えた簡単な絵を書けたら、お手紙に添えたり自分の部...
-
卒業論文の書き方を意識しながら研究を遂行する
今日では教育を受けるという観点や就職のしやすさという考え方から、大学にまで進学する人が多くなってきました。大学から卒業するためには卒業論文を執筆する必要があり、大抵の人はこの時点に...
-
特別微収のしおりの書き方
サラリーマンであれば特別微収という言葉を聞いたことがある人は少なくないでしょう。この特別微収というのは住民税に関する特別な対応のことを言います。一般に住民税というものは収入...
-
お見舞い袋の書き方
お見舞い袋は、病気や災害にあった方をお見舞いする時や、新規開店や開業を迎えた方を励ます時に、見舞金を贈る為に使います。友人や親族等にトラブルが起きたり、独立して新しい活動を...
手紙を書く際、特にビジネスシーンや、他にも昔の師、古くからの友人などの日ごろあまり合わない方に対して書く場合には、書き出しに季節の単語を織り交ぜたものを形式的に使用するということがマナーです。
よく合う友人などに手紙を出す場合はさほど気にする必要はありません、しかし、やはり目上の方や取引先といった重要な相手に手紙を出すにあたっては、なるべく失礼の無いようにきちんとした文体で出しましょう。そして、その文頭に用いられる文章を、時候の挨拶といいます。
12月の挨拶は
一年の締めくくりである月ですので、さまざまなイベントごとなどもあって様々な季語を用いることができます。それらの12月の挨拶は、寒さ、そして冬のさらなる深まりを感じるような言葉を使うことが多く、師走の候、初冬の候、新雪の候、年末の候といった表現が使われます。
またほかにも寒冷、師走、初雪、初冬、冬至、霜夜、霜枯、歳晩といったような言葉を使用することもあります。新雪の候というのは、雪の多く降る地域では初雪も観測され、これからさらに大雪や厳しい寒さが到来します、という意味合いです。
また、それらの言葉の後につなげる言葉としても、やはり同じように寒さに関するものや年末に向けた表現を使用するのが一般的です。たとえば、師走のせわしない毎日、北風の冷たい季節になりました、今年も残すところあと僅かになりました、などの言葉があげられるでしょう。
ちなみに、書き出しでなく結びの言葉としては、寒く体調を崩しやすい季節でもあるため、寒さの厳しい毎日ですがお体ご自愛ください、などの書き方をします。さて、実際にこれらの12月の挨拶を使用した例文についてですが、具体的には以下のようなものになります。
初冬の候、貴社ますますご発展のこととお喜び申し上げます。寒冷の折、お変わりなくお過ごしのことと存じます。年末の候、今年も残すところあとわずかとなりました。
師走の候、北風が寒く身に染みる季節となりました。もちろんこれ以外にも組み合わせ方は何通りもありますので、ご自身で好きな言葉を選んで使ってみるとよいでしょう。
ちなみに、これらはビジネスシーンなどを想定しておりますので、たとえば友人などに送るときにはもう少しくだけた表現にしてもよいでしょう。
それらの例は次のようになります。
毎日冬空が広がり寒々しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。年末に向けて、町もせわしなく動き回る季節となりました。
今年も残すところあと半月となりましたが、年の瀬に向けて何かと忙しい日々が続きます。などがあるでしょう。友人に向けての場合はより一層さまざまな表現がとれますので、あまり形式にとらわれすぎずに季節感を出していくことが大事です。
そしてごく近しい友人の場合にはもっと堅苦しくない言葉を使ってよいでしょう。忘年会も多く生活リズムが崩れやすい季節ですがいかがお過ごしでしょうか。先日初雪も見ることができ、いよいよ冬も本番がやってきます。今年もあと半月程になってしまいました、過ぎ去る日々は早いといいますがそれをまさに実感しています。
町はクリスマスムードに包まれています、今年はどなたとどこでお過ごしになるのでしょうか。冬は星がきれいに見える季節です、寒空ではありますが空を見上げてみてはいかがでしょうか。年の瀬が近づくにつれて、最終電車に駆け込む人が多くなっているように思います。といった形でもよいでしょう。
これらの紹介した手紙の書き出しは
基本的には正解というものはありません。あるとすれば、ビジネスシーンで繰り返し使われる師走の候などは、12月の挨拶としてであればいつでもつかうことができますので、もし同じ文章を繰り替えし使うものとして保存しておきたいのであれば、この言葉を選ぶのがよいかもしれません。
しかし、それ以外の友人などにむけて送る手紙であれば、もっとさまざまな表現があってもよいでしょう。その方の趣味に合わせた表現を使う方が喜ばれます。お酒が好きな方であれば熱燗のおいしい季節になりました、といった本当にフランクな表現を使うこともまた正解なのです。
手紙というものは、人の心がこもるものですから、その書いた人の相手方への思いを伝えるために、挨拶を考えればよいということなのでしょう。
逆にビジネスシーンにおいては、まずは相手方に失礼の無いようにしなければなりません。ですから、師走の候であれば12月のいつでもつかうことができますが、12月の初旬に年末の候を使用するのは間違いではないのですが少し違和感を感じます。
相手方にそのような違和感を感じさせることなく、スムーズにやり取りを進めていくためにも、同じ月の中でも数パターンの季節の挨拶を持っておき、状況に応じて使い分けるようにしておくとよいのではないでしょうか。一年の締めくくりの月が12月です。よい締めくくりとなるように、細部にも気を配りましょう。
他の挨拶の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:12月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方