ビジネスレターの書き方

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ビジネスレターの書き方は、何に利用するかによっても内容は異なります。基本的なビジネス文書の形式があるため、抑えておくと便利に応用がききます。

 

  1. 1.基本的なビジネスレターの書き方とは
  2. 2.社外向けで複数の方宛の書き方
  3. 3.社外向けで特定の方へ宛てた書き方
  4. 4.社内向けであり複数の方へ宛てた書き方
  5. 5.ビジネスレターで承諾書の書き方

 


基本的なビジネスレターの書き方とは

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最初に日付を明記しますが、発信の年月日になります。文書番号は臨機応変ですが、種類や内容によって分類するのにも便利です。宛名は基本的なことですから、間違いのないよう記載します。宛先が団体や会社であれば、御中を使います。会社名を略すのは失礼にあたるので気をつけましょう。

 

役職者宛の場合は、会社名のあとに役職名を記載し、最後に個人名を書いて、様を付けるようにします。社長などに様をつけるのは、書き方としては誤りです。複数が対象になる時には、各位と書く事です。丁寧なつもりでも、各位様と書くのは誤りになります。

 

発信者名ですが、団体や会社の役職者名を明記することが一般的です。役職印や社印は、このゾーンに捺す事になります。ひと目で要件がわかるよう、標題を付けておきます。本文は構成を立てて、簡潔にまとめて書きます。末文では、敬具などで終了します。問合せ等の連絡先や、担当者名なども明記をしておきます。

 


社外向けで複数の方宛の書き方

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複数になりますから、各位で書き始めます。平成何年の何月何日と日付を入れて、社名や代表取締役社長名、電話番号などを記載します。ご挨拶、拝啓ではじまり、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます、といった決まり文句を添えます。

 

このあとで、この度、さて、といった、つなぎの言葉を使用しても構いません。メイン文章は、1番伝えたい内容を書きます。様々な案内でしたり、人事についての紹介詳細は、箇条書きにしてまとめるとわかりやすくなります。詳細は下記のとおりとなっております、と加えて、箇条書きにして伝えます。

 

ご多忙中とは存じますが、御手数ですが、つきましては、こういった一言を添えて、次の文章へと導きます。メイン文章に対しての、依頼やお願いなどを、より具体的に書いていきます。その後は丁寧に、今後とも良い取引ができるような、ご愛顧賜りますようお願い申し上げます、と言った言葉で締めくくります。最後に、敬具を忘れずにつけます。

 


社外向けで特定の方へ宛てた書き方

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株式会社、部署名、役職に個人名で明記します。日付や発信者の情報も記載します。電話番号も記入しておきます。ご連絡や依頼、照会など、何に関する件かの記載をします。拝啓で書きはじめて、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます、といった定番の言葉を書いておきます。

 

主文に入る手前に、この度、といったつなぎ言葉を入れても良いです。主に伝えたい文章を記載しますが、簡略化したいときには、箇条書きにしてまとめることもできます。詳細は下記のとおりです、といった一言を添えておきます。ご多忙中とは存じますが、お手数ではごさいますが、の一言も加えます。

 

そのうえで、具体的に依頼したい内容や、本来お願いしたいことを、丁寧に書いていきます。お願い申し上げます、今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます、と言った言葉も書いておきます。詳細についてですが、箇条書きで下記に記載するのが、受け取った側としてもわかりやすくなります。

 


社内向けであり複数の方へ宛てた書き方

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社内で複数の人宛へ向けて、ビジネスレターを書く機会も、社会人になると出てくるものです。シンプルな書き方で、簡潔に伝えて、社内の人たちの業務の支障にならないよう、適切な書き方をすることが大事です。例えば営業の部署宛であれば、営業部員各位と記載します。

 

発信した日付や、どの部署の誰が書いたかも明記します。最初に、何の件であるかを書きます。用件は書き出しで、誰にでもわかるよう簡潔に書く事です。必要性がある場合は、詳細の説明も、あとから付け加えて記載します。その場合、詳細は下記のとおりとなっております、と言った言葉を付け加えます。

 

相手にもわかりやすく、自分でも書きやすいのが、箇条書きになります。お手数ですが、つきましては、で次の文に繋ぎます。文章を送った相手に、依頼やお願いなどを書きます。不明な点なども出てくる可能性がありますから、問い合わせの窓口は誰であるかも明記しておきます。電話番号や、メールアドレスなどを記載しておくと良いです。

 


ビジネスレターで承諾書の書き方

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相手の会社名を明記し、承諾書で書き始めます。ストレートでシンプルな書き方であれば、何についてかを書いたあとに、承諾します、といった書き方をします。例えば入社に関してであれば、日付を記載したあとで、貴社に入社することを承諾いたします、といったシンプルな書き方で良いです。

 

承諾はするものの、解除条件も合わせて書くときには、箇条書きで下記に記載します。承認いたします、のあとに、ただし、といった条件付きであることを書きます。どういった事項に該当したら解除になるのか、条件を箇条書しておきます。

 

不服を申し立てません、といった旨も記載しておきます。ケガや病気で履行が困難になったとき、自然災害などの不可抗力で履行困難になったとき、等々箇条書きでわかりやすく記載します。ビジネスレターの書き方で留意すべき点は、大きく分けると3つです。

 

正確な内容で、簡潔に書くことが一つ目です。内容は、曖昧な書き方をしないことも、ビジネスレターにおいては大事です。文書には、脱字や誤字がないように注意を払います。この3点を意識して、回数を重ねて書き方のトレーニングをしていけば、

 

誰でもスムーズにビジネスレターを書くことができるようになっていきます。ポイントを掴んで、あとは慣れていくことで、ビジネスレターもスムーズにかけるようになります。ビジネス文書においては、修飾語や形容詞が多く見られる文章は向いていません。

 

長い文章を書きがちな人も、箇条書きにする練習をすることで、ビジネス文章も書きかすくなります。簡潔であり、正確な内容表現をすることが、ビジネスレターを書く基本となります。慣れないうちは、書いた文章を、同僚や上司にチェックしてもらうのも、ビジネスレター上達には良い方法となります。

 

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