三つの文章構造について
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欠席するときの手紙の書き方
小学生の子どもが学校を欠席するとき、保護者は学校に電話で連絡しなくても連絡帳に欠席の連絡を書いてお友達に届けてもらうことができます。 1.小...
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懸賞のはがき書き方
懸賞はがきを出す際に、欠かせないのがクイズの答えや所定のキーワードが必要になるので、まず、一番先に分かりやすく記述しておきます。この点があやふやでわかりづらい文字で書いたり...
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お礼・感謝の言葉の例文と書き方
お礼や感謝の言葉は仕事の場面だけでなく普段の生活での人間関係を円滑に進めるうえで非常に重要です。そんな便利なお礼であるからこそ使う言葉は親しい人に対するものとビジネスなどの改まった...
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ひらがなの書き方を子供に教える
保護者にとっての子供の教育上の悩みの1つにひらがなの書き方があります。いつ・どのように教えたらスラスラとキレイな文字として書けるようになるのか・書き順やどの文字から教えるべきかなど...
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字をうまく書くコツについて
誰しも美しい字を書きたいですが書けません。ゆっくり書けばきれいな方でもサインなどサラッと書いてもらうと汚いものです。さらに話を聞きながらのメモであれば本人にしか解読できないこともよ...
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大学の志望の書き方
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履歴書送付メール書き方
履歴書は、学歴や職歴などを記すことで企業や団体側にとっては記した人物の状況を知ることができる書類です。正社員として働く場合やアルバイトとして働く場合に提出することになります...
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会社訪問のお礼状の例文とマナーと書き方
大学生も後半になってくると、そろそろ将来の進路について考え始める時期ではないでしょうか。どのような企業でこれから社会人生活を始めるのかということについて自分なりによく考え、そしてそ...
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年賀状の書き方や基本について
お世話になった方や会社の上司、古くからの友人など、その年の感謝の気持ちと新たな年への決意なども込めて、年賀状を送るのが基本となります。 遠く離れた友人との...
文章の書き方について書いていきます。文章をわかりやすいものにするためには、文章構造の工夫がどうしても必要になります。文章構造を考えずに書いた場合、文意がどうしても支離滅裂になってしまい、読み手は理解に苦しむことになります。
もちろん、文章を読む人が、書き手の非常に身近な人たちで、お互いのことが以心伝心で通じ合う仲であれば、話は別です。チャットやメールなどのように、親しいひとたちの間で交わされるコミュニケーションの場合は、そこまで文章にこだわらなくても意味が通じ合います。
しかし、会社で上司やお客様に提出する文書
手紙、メールはそうはいきません。しっかりと理路整然とした文章構造を持って、誰にでもわかる文章を書かなければいけません。
それでは、客観的に見ても、わかりやすい文章構造とはどのようなものか、それは次のとおりです。すなわち、筆者の主張がまず書かれていて、それが順次、具体化・詳細化されていくような文章スタイルです。「うちの家族はみんなほっぺたが赤い」と主張したとします。
次は具体化です。「私の母もほっぺたが赤いです。また、父もほっぺたが赤いです。兄弟も私も同様に赤いです」と家族の中身を具体的に書いていくのです。
このように、まず最初に抽象的な結論から書いて
それを次々に具体的に書いていくことで、読み手はすんなりと頭に入ってくるのです。これが非常にわかりやすい文章構造です。書き手はそうした書き方をすることが肝要です。
それでは、それとは反対に、わかりにくい文章構造とはどのようなものなのか、それは次のとおりです。書き手の主張が最後にくるパターンの文章構造です。このような文章構造の場合、読み手は、この文章の論がどのような方向性を持っているのか全くつかめないまま読み進める必要があります。
そうなると、書き手は何を言いたいのか
読み手にはいつまでたってもわからないままです。そうして、読みすすめて最後に、納得するのです。これだと、最後になってはじめて書き手の主張や意見がわかるので、非常にわかりにくい文章構造です。
この現象は、実は会話においてもしばしば見受けられる現象です。まず自分の意見や結論から言わずに、その前の段階の話を延々と話される人が、若い世代を中心に、非常に多い傾向があります。
会社においても、中間層や上層部の人間が「結論からいいなさい」と言うのは、ある種お決まりの光景になっています。文章においても会話においても、相手にわかりやすく伝えるには、まず何よりも結論から伝えることです。
まず話の方向性を決めてから、そこから、説明をもっと掘り下げて書いたり、付随状況や因果関係などの説明を補足的に追加することが大切なのです。このような文章構造を意識することで、わかりやすさは格段に上がることでしょう。