裁判所提出用意見書の書き方
-
手紙の書き方
1.用紙や封筒の正しい使い方 2.宛名の正しい書き方 3.本文の書き方 縦書き 4.本文の書き方 横書き 用紙や...
-
参考文献の書き方について
書籍の巻末などに書かれている参考文献ですが、この参考文献に正しい書き方というものが存在します。一般の人にはあまり関係の無い知識に思われるかもしれませんが、学生の卒業論文などにおいて...
-
タイ観光ビザの書き方
観光が目的であり滞在期間が30日以内であれば、パスポートの有効期限が6ヶ月以上あること、30日以内の復路の航空券があることなどの条件を満たせばタイへの入国が可能です。 ...
-
AED講習案内文書連絡の書き方
人間は事故や病気によって突然、心臓が正常に動かなくなる事があります。心臓が停止してしまうと、早く正常に動かす必要があります。心臓の細動が再開するまでの時間が短ければ短いほど...
-
入学祝の袋の書き方
親戚の子どもが小学校や中学校・高校・大学に入学や進学をするときは、お祝いを渡す場合があります。兄弟の子どもである甥や姪は自分の子どもと年齢が近い場合が多く、数年おきにもらっ...
-
論文の書き方について
今年は、スタップ細胞が本当に存在するのかどうかという問題で大騒ぎになった年でしたが、ここに来て、どうやらスタップ細胞というものは存在しないという一応の結論が出されるに至ったようです...
-
11月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
手紙の書き出しにはさまざまなものがあります。それぞれの季節に応じた書き出しを行い、相手方に対しての礼儀を重んじる姿勢を見せるわけなのです。それを時候の挨拶といいます。これらは月ごと...
-
正社員履歴書の書き方
就職や転職の際は求人情報を参考にしながら希望の条件を満たした職場を探すことになりますが、条件の良い職場が見つかったら何としても採用されたいでしょう。特に雇用条件の良い職場や...
-
敬老会演芸の依頼状の書き方
敬老会とは、長年にわたり世の中のために尽くしてくださった高齢の方に、感謝の気持ちと長寿のお祝いを兼ねて行うものです。敬老の日に合わせて、自治体や地域の行事として行うところが...
-
町内会の決算報告書の書き方
近年、町内会に加入する人が減少しています。ご近所付き合いの煩わしさや転勤族の増加など、理由は様々ですが、その中の一つには町内会の会計の不透明さが指摘されています。町内会費を...

裁判所提出の意見書の書き方ですが、例文を交えつつ見て行きましょう。なかなか裁判所提出の意見書を書く機会などありませんからどのようにして書けばいいのか、何を書けばいいのかわからない人も多いでしょう。書き方そのものというよりは、内容が重要ですので、何を書くのかを考える必要があります。
何を書くのか
裁判所提出の意見書で何を書けばいいのか、これは意見をしたいことがある場合に提出をします。自分が申したいのか、その内容を書くことになりますが特に決まりなどはありませんのでこのように書かなければいけないという書き方は決まっていません。
しかし記載する内容としては事実関係が分からなければいけませんので、詳しい日時などは記載する必要があります。例えばですが、いつどこで誰とのやり取りに対して裁判所に意見をしたいのかというような詳しいことです。そして事実関係だけでなく、それからどのようにしたいのか、なぜ今この書類を送っているのか、どうなってもらいたいのかなども記載する必要があるでしょう。
自己破産をした人に返金してもらう例文
これから紹介する事例ですが、個人のやり取りでチケットを購入したけれど相手が自己破産をしているために商品を送ってもらえず、そして返金にも応じてもらえなかったという、免責不許可事由に該当しないという例で紹介します。この場合、まず内容として記載すべきことは事実です。
チケットを購入した日時、そしてやり取りのメールがある場合はそのメールのやり取りをいつのやり取りなのかわかるように記載した上でかきましょう。そしてそのことを受けて、自己債務の放棄意思があるのに、チケットを販売して購入者から代金を振り込ませて詐欺のようなことをしたということに対して記載します。最終的に、破産申立、免責申請を認めることができないという意見書をだすことになります。
冒頭で記載すべきこと
必ずどのような案件であっても、冒頭で記載すべきことがあります。まず標題ですが、これは「意見書」でいいでしょ。そして申述者氏名、住所、例で言うところの破産者の名前、事件番号、これを記載します。そして冒頭で一文を入れます
「私○○ ○○は上記破産者への免責意見申述があるので、意見書を提出します」といった内容で一分入れます。これは今回自己破産をする人の免責についての意見だったのでこのような記載になりましたが、それ以外の場合はもちろんここが変わります。
わからない場合は専門家に相談
素人では最初から上手く意見書を仕上げることができない場合もありますが、そんな場合は、専門家に相談をするのも1つの方法です。司法研修所では裁判実務を中心に教育されているために、弁護士などはだいたいこういった書類などを作成する能力を持っています。ですからもし自分で作成するのが大変だという場合には、弁護士に依頼するというのも1つの方法です。
すべてを依頼してしまったらお金がかかるというのであれば、アドバイスだけもらうという方法もありますし、書いたものを見てもらうという方法もあるでしょう。誰でもすぐに上手に書けるというわけではありませんので、わからない、これでいいのか見てもらいたいという場合は、一度専門家に見てもらってもいいでしょう。
雛形を使う
インターネットで検索をすれば様々な文章の雛形というのがあります。この雛形を使うというのも1つの方法です。雛形の種類は色々とありますから、あなたが探している文書の雛形も見つかるのではないでしょうか。事例が違っていたとしてもだいたいどのようなことを記載すればいいのかということはわかるはずですから、それを参考にして書けば、スムーズに書くことができます。
何もない状態から書くというのはなかなか大変なことですからテンプレートや、雛形を探して、それを土台にして書くのがいいかもしれません。種類はたくさんありますが、自分が書きたい内容と合致しているものが必ずしも見つかるとは限らないので、その場合はある程度似ているものを探して、内容を少し手を加えて変えてみるといいでしょう。
何を伝えたいのかが含まれているか
最終的なチェックをする際は、自分は何を伝えたいと思っていたのか、何を意見したいと思っていたのか、それをしっかりと確認しておきましょう。伝えたいことは伝わっていますか?内容として含まれていますか?伝えたいことが入っていない、伝わらないような内容でしたら意味がありません。
これからそれ元にしてもしかすると裁判所の動きが変わるかも知れないわけですから伝えたいことが含まれているか今一度確認しましょう。素人で経験がない人にとっては何を書いていいのかわからないことばかりですが、難しいことは一切ないのです。なにか伝えたいことがあって作成するのですから、その伝えたいことが内容のなかに含まれているのかどうか、言いたいことが言えているかどうかが重要です。