所見の書き方~中学校~
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すっきりとまとまった文章のポイントとは
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上手な日記の書き方
上手な日記とは、どのような書き方のことをいうのでしょう。日記は、毎日書くことに意義があるといえますが、時には具合が悪かったり、お酒を飲みすぎて日記を書くどころではなかったり...
通知表所見の書き方は教員に取っては難しいことであり、なかなかかけない人も多いでしょう。その内容を読んだことによって親子ががっかりしたり、モチベーションを下げたら困りますし、かと言って褒めてばかりもいられませんので難しいところです。書き方についてここでは例文も交えて見ていきましょう。
何に悩んでいますか?
通知表所見の書き方に悩んでいる先生はなにに悩んでいるのでしょうか。若い先生だけでなくベテランの先生も意外と悩んで苦手に思っている人は多いでしょう。文章を書くことが苦手な人は特に悩みが大きくなるかもしれません。気の利いた言葉を使ったり、四字熟語を使ってスマートにまとめたいと思うかもしれませんがそれは意外と逆に難しかったりして、まとまらない傾向にありますので注意しましょう。
そのような気の利いた言葉を生徒一人ひとりに合わせて用意することこそ大変です。そして締切間際まで思い浮かばななくて、いい加減に書いてしまうこともあるのではないでしょうか。書き方には原則があるのでその原則をもって書いてみるといいかもしれません。
どちらがいい所見?
「所見1:文化祭の寸劇、修学旅行での委員会の仕事ぶり等、積極的で素晴らしい活躍ぶりでした。来学期は今以上に活躍することを期待します」
「所見2:文化祭の寸劇では主人公を立派に演じ切り、そしてみんなと喜び合い微笑ましい姿が印象的でした。来学期は学級をさらにまとめてくれるような働きに期待をします」
この二つ、どちらがいい所見だと思いますか?アンケートを取ってみると、2の方が圧倒的にいいという意見が出ました。この二つは何が違っているのでしょうか。
通知表で何を重要視するべきなのか
所見1では所見2よりも、取り上げている項目は多いのですが、具体的にはどのように活躍していたのか、そして具体的に来学期に何を担任として期待しているのか、その具体的なことがあまり表現されていません。表現されていないということは本人に対しても、保護者に対しても伝わらない可能性が高まります。
しかし所見2の場合は、所見の項目は1つでしたが、文化祭での活躍ぶりは具体的に分かりましたし、どのようなことに来学期期待しているのか、それも内容としてわかりました。そして保護者からしてみれば、自分の子供がどのように頑張っていたのか、その姿を仮に見ていなかったとしても目に浮かぶのではないでしょうか。印象的と書かれていれば、認めてくれていることも間接的に伝わってきます。
中学校ともなるとなかなか保護者が子供の様子を見る機会も減りますので、こうした具体的な記述は中学校以上の場合はとても役に立ちます。保護者にも担任として子供を見てもらっているということも伝わります。本人に対して伝えたいことを伝える文面でもありますが、実は保護者に対して訴えかけることができる重要な書面でもあるのです。
書き方の守るべき原則
これから紹介する例文は原則として、これから書くときに参考にしてもらいたい、意識してもらいたいことです。これだけ守って、意識して書いていればきっとこれから先、いいものが書けるようになります。まず、記録としてこれは一生残ります。思いつきやいい加減な気持ちで書かないようにしましょう。
そして1年間というスパンで見通しをもって書きましょう。ここでしか書くことができないことを選んで書きます。そして全ての生徒に対して平等な気持ちで書きます。事実だけを書きます。例にあったように文化祭や体育祭等、エピソードとそして評価する言葉を組み合わせて書くことを基本にします。褒め言葉だけで構成することを意識します。
そしてできていないことがあり課題として伝えたい場合も、それを課題として伝えるのではなくて、期待するという言葉に変えることで相手のモチベーションもあがります。できるだけ自己評価をすることが重要です。
書く前にすべきこと
書く前にすべきこととしてはまず生徒をイメージして、振り返って、子供の良いところを1つでも多く見つけてあげてください。そしてたくさん見つけて色々と書いて上げたいと思うかもしれないのですが全部書ききるのは難しい話ですので、一番重要なことは、良いところを多く書くのではなく、担任としてどのように子供を見てきたのか、それが保護者に伝えわるように書くことがポイントです。
保護者が求めていることは哲学的な言葉、綺麗な言葉ではなく、担任が普段自分の子供をどのように見てくれているのか、そこなので具体的に分かるように書いてあげることが重要です。いざ書こうと思ったら何を書いたらいいのか迷ってしまいますが、難しく考えずに例を参考にして、意識すべきところは意識をして書くように心がけてみましょう。そうすれば自然と、慣れてくるはずですし、書くコツが抑えられてくれば30人だろうが40人だろうがポイントをおさえて書くことができるようになります。
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