これで大丈夫手紙の書き方
-
5月の挨拶(書き出し・文頭)の例文と時候の挨拶と書き方
手紙やメールの文章を書く時に、まず書き出しからどんな風に書けばいいのか悩んでしまう人も少なくないものです。そんな時にとても役立つのが時候に関する言葉を文頭に用いることで、自然に浮か...
-
詩の書き方
詩は説明や書き流したものを、行分けして並べてそれらしく体裁を整えれば、詩であるというものを良く見掛けます。もちろん現代の自由詩は、言葉通りに定型詩の韻を踏んだりするような約...
-
安全書類の書き方
工事現場や建設現場など、人災が発生しやすい環境下で自社の従業員を働かせているといった会社や事務所が、安全管理のための手段を記入し事故を防ぐ材料として役立てようと書面にしてい...
-
「おります・います」の違いと使い分け方と書き方
日常生活において、人と会う機会は幾らでも在るものといえます。人と会うと言っても、それは様々な人と会うことになるといえます。例えば、目上の人であったり、自分と同い年や年下の人、だった...
-
手紙の書き方:3月例文
手紙はいろいろな時期に書くことがありますが、その季節や月によって書き方が違うといいます。きちんと書き方を調べて例文を参考に書くようにしておくといいということです。たとえば、...
-
出来高総括内訳書の書き方:建築工事
会社員の多くの人は、地方のお仕事や工場などでのお仕事でない場合、電車やバスを利用されているでしょう。この場合、会社に提出する通勤届けは「最短でもっとも安く、会社に通える通路...
-
科研の申請書の書き方
日本の研究者にとって最も研究費を獲得しやすい方法として科学研究費用助成事業と言うものがあります。これは学術研究助成基金助成金、あるいは科学研究費補助金等様々な呼び名がありま...
-
自分が望む会社に就職したいのであれば
就職や転職をする際には、履歴書を作成しなくてはなりません。履歴書のことを、応募するために必要になる形式的な提出書類に過ぎないと軽く考えている人がいますが、そのようなものではありませ...
-
保育実習の記録の書き方
小さな子どもが大好きで、子どもの身の回りの世話をしたり、子どもと一緒に遊んだり活動したりするのが好きな人は、保育士の仕事に向いているでしょう。保育士の仕事は何も保育園だけで...
-
手形領収書の書き方
現金の持ち合わせがない場合に代わりに用いる手形領収書にも、正しい書き方が存在します。基本的には表には手形を支払った人、裏面には受け取った人の情報が記されています。 &...

普段はメールや電話で間に合っていても、ビジネスや人付き合いにおいて手紙のやりとりは欠かせません。とはいえ、手紙の書き方にはマナーがあり、それを知っているか知らないでいるかでは、受け取った相手の印象が大きく変わってしまいます。
今後のお付き合いのためにも、手紙の基本的な書き方はマスターしておくことが大切です。今回は、手紙の基本構成を説明しながら正しい書き方をご紹介致します。
手紙の構成には、「前文」「主文」「末文」と3つの文章のくくりがあり、最後に「後付」を入れ、書き忘れた要件などがあった場合には「副文」を添えます。ただし、この副文は慶弔時やお見舞い、目上の人へあてる手紙には使用しません。副文は、親しい友人や身内などにのみ使用します。
まず前文ですが、これは挨拶文のことです。
一番始めには、「拝啓」や「前略」といった頭語を置き、次に「時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」等といった時候の挨拶を書きます。その後、相手方に安否を尋ねる挨拶を書き、それから自分側の現況を知らせる言葉を入れます。なお、相手にお世話になった時やご無沙汰している時には、前文の最後にお礼やお詫び文を付け加えると良いでしょう。
次は、主文です。
手紙の最も伝えたい部分ですが、あまり長くならずできるだけ簡潔に書くように努めることが大切です。なお、冒頭の書き出しが唐突にならないよう、「さて」「この度は」「早速ですが」といった起語を必ず入れましょう。目上の人に送る場合は、敬語や誤字に特に気をつけます。
なお、友人や親しい人に送る場合は、あまり形式張った文ではかえって失礼になる場合もあります。親しみがありなおかつ心がこもった手紙になるよう、文章や書き方に工夫することが大切です。
主文が終わると、次は末文です。
末文は手紙の締めくくりで、結びの挨拶となります。「皆様の益々のご健勝を心より祈ります」といった相手の健康や幸福を祈るもの、「取り急ぎ用件まで」といった用件をまとめるもの、「ご返答をお待ち申しております」等返事を求めるものなどを短く簡潔に書きます。
そして、最後に
「敬具」や「草々」といった結語で締めます。なお、頭語と結語は必ずセットとして使います。「拝啓」なら「敬具」、「前略」なら「草々」といったように決められていますので、組み合わせには注意が必要です。ちなみに、年賀状や暑中見舞いなどの季節の挨拶、またお見舞いや弔事の手紙等には頭語と結語は不要となっています。
最後は、後付です。
まず日付を書きますが、縦書きの場合は漢数字で年号を含めて記入します。そのあとに、書いた本人の署名を入れます。最も最後に、宛名をフルネームで書きます。この宛名は、本文より大きめの字で書き、必ず敬称をつけるようにします。
以上が、基本的な手紙の構成と書き方です。送る前には、必ず誤字・脱字がないかチェックしましょう。
他の手紙の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:簡単な手紙の書き方です