志望理由書例文
-
介護実習のお礼状の例文とマナーと書き方
介護福祉士を志す学生にとって、避けては通れないのが介護実習です。少なくとも三回は介護実習に行くことになりますし、最後の実習は平均5週間以上という長い実習になります。 &nbs...
-
保育実習の記録の書き方
小さな子どもが大好きで、子どもの身の回りの世話をしたり、子どもと一緒に遊んだり活動したりするのが好きな人は、保育士の仕事に向いているでしょう。保育士の仕事は何も保育園だけで...
-
ヘルパー2級を持っている人の履歴書の書き方
1.ヘルパー2級とその正式名称について 2.ヘルパー2級保持のメリットについて 3.気持ちと絡めて記入する ...
-
敬老会演芸の依頼状の書き方
敬老会とは、長年にわたり世の中のために尽くしてくださった高齢の方に、感謝の気持ちと長寿のお祝いを兼ねて行うものです。敬老の日に合わせて、自治体や地域の行事として行うところが...
-
謝辞の書き方
何らかのお礼を伝える感謝の言葉であったり、非をお詫びするための言葉を謝辞と言い、口頭ではなく書面にしてこの謝辞お伝えるべき相手に届けるというシーンは、社会人生活の中で少ない...
-
近火見舞い袋の書き方
1.近火見舞いとは 2.近火見舞いの書き方と相場 3.近火見舞を渡すタイミング 近火見舞いとは ...
-
英文の書き方の在職証明書
英文のビジネス文書にはいくつかの書式があります。英文で在職証明書の書き方の前にまずその書式でどれを選べばいいのか考えてみましょう。書式は5つあります。米国式のフルブロッ...
-
病院見学のお礼状の書き方
1.お礼は文章でも書く 2.適したレターセット 3.封筒の宛先 4.本文の書き方 お礼は文章でも書く ...
-
式辞の巻紙の書き方
式辞を巻紙で書く書き方についてここではみていきますが、そもそも式辞とはなんなのか、どのようにして書くのかなど式辞についての基礎知識をいれた上で巻紙の書き方について見てみまし...
-
手紙の書き方とは
手紙を書く場面は少なくなってきていますが、かしこまったビジネスの場面や冠婚葬祭などで使うことがあるのは確かです。そんな時に困らないように書き方を見て行きましょう。 &...
たとえば進学希望先に提出する場合や、就職希望先に提出する場合など、志望理由書の提出が必要となるケースは様々です。ケースによって必要な分量や、指定された文体などは異なるかもしれません。しかし、どうして自分がそこを希望しているのかと言うことを、読む人の心に訴えかけるようなものでなければならないと言うのは、どのケースの場合でも共通していることです。ここでは、希望している進学先に提出する場合とケースを限定して、書き方やポイントを紹介していきます。
志望理由書を書く前に
実際に書く前に、まずは改めて自分の思いを確認することが重要です。そしてその思いと『どうしてこの学校を、進学先として希望するのか』と言う疑問を結びつけて考えると良いです。『私が就きたい職業に有利な資格を取得することができるから』とか『学校の雰囲気が良さそうだから』と言う理由も、悪くはありません。ですが、『他にもこの資格を取得できる、雰囲気の良い学校はたくさんありますよ』と答えられてしまってはそれまでです。
ですからこの場合、学校のパンフレットなどによく目を通し、その学校ならではのものを探し出すと良いです。『設備が整っており、資格取得のための勉強も効率よく行えそうなため』とか、『教職員と生徒との距離感が近く、良い雰囲気の中で勉強に励むことができそうだから』などと記入するだけでも、先の理由がずっと説得性を増します。就職を希望する企業などに提出する場合でも、これは抑えておくべきポイントです。
学校側がチェックするポイントを考える
学校側がこれで確認するポイントは、やはりある程度は共通しています。その人が、どんな目的意識を持っているのか。どれくらい、学業に対しての意欲を持っているのか。またその人の人物像や、将来性や可能性、そして文章能力の有無が、その代表的なものとしては挙げられます。
ですから書く側としては、こうしたポイントをクリアしていくような感覚で記入していくと、よりアピール力の強い志望理由書に仕上げることができます。またあらかじめ、自分が伝えたい思いを、端的に表現することができる言葉を知っておくと、さりげなく文章能力をアピールすることができます。
構成を考える
実際に書く場合、求められる分量にもよりますが、一般的には4部構成にすると良いとされています。第1部には、どうしてその学校や学部を志望したのかと言うことを書きます。第2部には、志望するようにきっかけなどを書きます。第3部には、第2部の内容をもう少し広げ、その学校で学んだことを踏まえ、どのような社会人になりたいかなどを書きます。そして、入学できた場合にはどのような学校生活を送りたいのか、そう言った努力目標を書いてまとめるのが第4部と言った具合です。
各部で重要なこと、第1部と第2部に関して
第1部で重要なこととしては、具体的になりたい職業などがある場合は、それを結論として先に書いてしまうことです。そうすると、非常に強くアピールをすることができますし、『そのために必要な知識や技術を、この学校で学びたいと考えています』と、効率よくまとめることができます。勿論これは、職業でなくても構いません。『あの教授のもとで学びたいです』とか『大好きな文学を徹底的に学びたいです』と言ったものでも構いません。
第2部に関しては、志望することになったきっかけなどはより具体的に書くことが重要です。過去の体験や読んだ書物からの影響、誰かから言われた言葉からの影響、そう言ったものがある場合は、それを記入しない手はありません。ですから、これらのきっかけをあらかじめコンパクトにまとめておくことも、事前準備としては欠かせないことです。
各部で重要なこと、第3部と第4部に関して
第3部では、自分が思い描いている将来像を書くことを心がけると良いです。恥ずかしがることなく、堂々と『私はこんな社会人になっていたいです』とか『この職業に就いて、こんなふうに社会に貢献していたいです』と、自分の夢を書いて下さい。学びに対しての意欲や、自分と言う人間の中にある可能性をアピールできる、最大のポイントとも言えます。しかしどうしても、そうしたことが思い浮かばないと言う場合は、正直にそれを記入するのもひとつの手段です。
けれど、そのままで終了してしまってはアピールとしては弱いので、それを受けた上で第4部で目標を記入することが重要です。例文としては『この学校の充実した学びの環境の中で、自分の将来像と言うものを考えていきたいです』とか『様々な学びを経験していく中で、自分の生き方についての考えを深めていきたいと思います』と言った具合です。第3部でのアピールの弱さも、発想の転換をすれば、第4部でアピールポイントとしてじゅうぶんに活用させることができます。
志望理由書は、あまり難しく考えすぎると、その人の個性などが失われたものになってしまう可能性もあります。上手に書くこと、文章としてまとめることは勿論、大切なことです。しかし最も重要なのは、書き手の熱意や思いの強さであり、そしてそれが読み手にきちんと伝わるかどうかと言うことです。ですから、それらを踏まえた上で、様々な例文や書き方に目を通し、自分らしい志望理由書を完成させる練習を重ねておくと良いです。
下記の志望理由の書き方も参考になります♪
タイトル:司法修習生志望理由の書き方
タイトル:志望動機の書き方