教育のおける書き方の指導
-
アクションプランの書き方例
アクションプランは、実現する目標に向かっての具体的な行動計画ですから、この位置づけを確認して策定する必要があります。書き方の例文なども含め、順を追いながら見てみます。 ...
-
漢字は正しい書き方で美しく書くことができます。
IT化がずいぶんと進んできた現在、文通手段といえばパソコンやスマートフォンなどによるメールが主流になっています。しかし一方では手書きによる文通手段が、若い人からも注目を集め始めてい...
-
日常生活に関する申立書の書き方
働く意欲があるのに、会社側から解雇通告を言い渡されて会社を辞めるのと自分の方から辞職を申し出るのとでは失業保険の給付に大きな違いが出てきます。会社側の都合で解雇された場合に...
-
FAX問い合わせの書き方
FAXを送信する際は、電話や手紙とは別に独自のルールやマナーがあります。問い合わせなどを送信する場合はこれらの決まりを守って送信しましょう。 ...
-
サンキューDMの書き方
DMはダイレクトメールの略称です。ダイレクトメールは一般的には広告を宣伝する意味で郵送物として送られてくることが多い言葉です。企業や団体の広告宣伝的な意味合いも強いのですが...
-
職務経歴書の書き方とポイント
1.職務経歴書を書く上で抑えておきたいポイントは 2.このように時系列に関係なく 3.まずはヘッダー部分に 4.そしてここから職歴になりますが ...
-
「いささか」の意味と例文と書き方
日本語で用いる文章表現には、非常に多くの種類のものがあり、同じ意味を示す言葉でも、使用するシーンや相手、また自分の立場や相手との親密度など、多くの要素によって使用される言葉を選ぶ必...
-
花火の絵の書き方
夏になると、日本全国のあちこちで、打ち上げられる花火を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか。夏休みの思い出として、絵を書く場合や、夏休みの宿題の一つとして、絵日記が...
-
履歴書、職務経歴書には書き方のコツががあります。
履歴書、職務経歴書には書き方のコツがあります。まずは、字を丁寧に書くことです。面接官に印象の良い字を書くには字を丁寧に書き、印象をよくする必要があります。自分なりに字を丁寧に書くこ...
-
食品分析の依頼書の書き方
食品会社では、問い合わせも含めて、クレームの連絡が入ってきます。多くの場合は、消費者の勘違いということが多いものの、実際に異物が入っている場合もあり、常に初心に帰った、しっかりとし...

教育現場において、書き方の指導は難しいものです。私は国語教育に10年ほど関わってきましたが、書くことが好きな生徒は特に書き方を教えなくても見事な文章を書く一方、作文が苦手な生徒はたった1行書くのもうんうん唸って大変な作業となります。これほど個人差が開く分野も珍しいという実感があります。
おおよその傾向として、読書の好きな生徒は作文も短時間で問題のないものを書き、読者が苦手な生徒ほど作文も書けないことが多く、日頃の読書量との相関関係を感じました。
私は基本的には
生徒にのびのびと書かせる指導を行いました。書き方として気をつけることとして、ですます調やである調の文体を統一することと、誤字脱字はないか見直すという最低の決まり事は守るように教え、後は自由に、そして数をたくさん書かせるようにしました。
どうしても書けない生徒には、別のテーマを与えてとにかく書かせてみます。最後まで書けたら、それだけでも褒め、作文に対するモチベーションを高めます。更に作文の中にどこかしら褒める箇所も見つけます。
どんなに作文が苦手な生徒でも
何かしら光るものがあります。特に個人的な体験談に基づく描写は、同じ体験をしていない他人には真似のできない記述です。ただ作文が苦手な生徒は、個人的な体験談は書けてもそれをテーマと結びつけて結論を出すことまでは及ばないことが多いので、指導はその点に注意します。
いきなりこちらでテーマと結びつく結論を出して添削するのではなく、生徒にその体験談からどう思ったかを尋ねて、自分で考えてテーマと結びつけた結論を出すように指導するのが大切です。そうやって生徒自身で導き出した結論をせいと自身で書き加えて推敲することから、生徒の文章の書き方は飛躍的に上達します。
そのような指導には根気と時間が必要ですが、試してみる価値はあります。ただし教える側と生徒との間に揺ぎ無い信頼関係も必要になってきます。実はこれと同じ指導を私自身が当時所属していた文芸部の顧問の先生から受け、それこそ1つの作文に対して10回以上のリテイクを出されたこともありました。
私の卒業後
顧問の先生は後輩に私に対してしたような指導を行ったそうですが、3回目のリテイクでその生徒は泣き出したそうです。その後で顧問の先生はその後輩とよく話し合って納得してもらって指導を続けたそうですが、指導を受ける側がどんな気持ちになるかも指導を継続する重要な鍵になります。
そういうこともあるので褒めて伸ばすことは大切なのですが、ただ褒めるだけでは悪い点の改善がなく文章力は停滞するというジレンマも生まれます。
褒めて満足させることと、文章の書き方の問題的を指摘して改善を要求する兼ね合いが重要になってきます。作文だけでなく、それを書く生徒自身の性格や気持ちも見極めた上で指導したいものです。
他の教育の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:小学校の書き方教育は授業の行い方が大切
タイトル:所見の書き方~中学校~