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人を特定するものには何があるでしょうか。たとえば外見と内面、性格や思想、生い立ちなどを挙げられればかなり人物を特定できるでしょう。もっと細分化すれば外見は身長、性別、髪、眼鏡、顔、しわ、服装、立ち居振る舞いなどと多く挙げられます。
人物を特徴づけるもの
人を特定するものには何があるでしょうか。たとえば外見と内面、性格や思想、生い立ちなどを挙げられればかなり人物を特定できるでしょう。もっと細分化すれば外見は身長、性別、髪、眼鏡、顔、しわ、服装、立ち居振る舞いなどと多く挙げられます。それらによって性格さえイメージすることも可能です。
対して性格も細かく挙げると、短気、マイペース、積極的、消極的、楽観的、悲観的などを挙げられます。これらからはその人物がどのように育ったのかということも無意識に気にしてしまいます。思想は性格に伴って言い表されることが多いのですが、現代で言えばリバタリアンやコミュニタリアンなどが主流として語られることがあります。
しかしそこまで真面目に突き進まなくても思想を表現することは可能です。たとえば好きなものは残しておいて後に食べるというのも立派な思想です。なぜならそれは言い換えれば、我慢をすればいいことが起こるという考えから出てくる行動だからです。ここまでお話しただけでも相当人物の深みが増すことがお分かりになられると思います。
逆にこれらがなかったとしたら人物のイメージが湧かず、また印象にも残らない無味乾燥したものになってしまいます。人物を描くコツは自分が想像したものをそのままイメージすることです。それは自分のオリジナルものかもしれませんし、身近にいる人物がモデルの場合もあります。あなたの想像力を働かせましょう。以下では人物の特徴の描き方をより詳細にみていくことにします。
やはり顔が一番の特徴です
人物を生き生きと表わすには外見の特徴を描くことが何よりも重要です。なぜなら、人はこの世に生を享けている以上形があるからです。すでに外見的特徴を表現する例は書いた通りですが、ここではその表現の仕方をみていきましょう。たとえば顔で表現できるものはしわ、眉毛、目、口などがあります。
ここで怒っている人を表現するときはどのように描けばよいのでしょうか。一般的に知られているものの中には口をへの字するというものがあります。実際にへの字にしてみると口の片側を引きつるようにしないとできません。怒っている人というのは眉を吊り上げたり、しわをつくったりして顔のパーツを大きく動かします。
口を多き動かすときは上下か左右にしか動かせません。口をへの字のするのはどちらかというと左右ですね。このように直接的表現を避けて別のもので言い表す方法を比喩といいます。かみなりおやじ、たぬきじじいなどが一例です。こうしたものを活用することで、より人物のイメージを想起しやすくさせることができます。これについてもう少し踏み込んでみましょう。
文学において鷲鼻という鼻の表現があります。鷲鼻とは鼻が高い特徴を言い表しています。しかし現代において鷲鼻をすぐにイメージできる方はそう多くはありません。つまりここでは比喩を使うことによって逆にわかりにくくなってしまっています。ここでは直接詳細に記述したほうがよいのです。例として言い表すと、鼻の穴が左右に広がっていてかつ鼻が潰れていないとなります。実際に検索してみてみましょう。
顔以外の外見的特徴で表現できるもの
もちろん顔にばかり集中してしまっては、その人の動きをイメージするときの外見が確定できません。ここでは顔以外の外見について述べてみましょう。顔以外の外見ですぐ目につくものはなんでしょうか。それは服装です。もし全身が真っ赤な服装の人がいたら目立つはずです。このように色にも注意する必要があります。
全身真っ黒であれば陰気に、対して黄色であればどのような人なのかイメージは違ってくるはずです。また服装といっても体のラインに沿うもの、ゆったりとしたものでもイメージは変わってきます。前者はしっかり者、厳格な人、後者はおおらかさ、いい加減さをイメージすると思います。このように服装でも色や形に気をつければ、人の性格を表現できることが明らかとなりました。
ここまで顔と服装の表現で性格や感情などが書き表せることがわかりました。しかし外見において顔と服装だけでしょうか。もう一つ、大きな外見的特徴は動きです。その人が生きている以上立ち居振る舞いというものがあります。それは歩き方や声、手振りなどがそれです。大きい声を出している人がいると誰もが振り返ります。
それが怒っているのか、あるいは呼びかけているだけなのかはまた声の表現によります。歩き方でいえば、早歩きであればしっかり者という性格あるいは急いでいるという感情とも思われます。ふらふらしていれば酔っ払いや意識朦朧、絶望ということも考えられます。このように顔や服装が変えられなくてもそれ以外でも十分に人を特徴づけることは可能です。
性格や思想などでより深い人物を描ける
人の性格は基本的には四字熟語にもある通り、喜怒哀楽です。しかしそれ以外にも人は多くの感情があることを経験します。たとえば急いでいるときというのは喜怒哀楽の怒に流れやすいというだけで、感情はあまりありません。このようにさまざまな感情へ流れやすいという状況があります。そのことにも留意しておくとよりリアルな現実を表せるでしょう。
また別の方向から述べると冷静と興奮などがあります。これも一時的ではありますがその人の性格の一部とすることができます。このように感情を記述することで性格を補強することができます。一度自分の感情を言葉にしてみましょう。非常に多くの感情表現があること、そして言い表せないことがあることがわかります。また語彙を勉強することでそれらの幅が広がることでしょう。
思想はそういったものをより現実にあるものと絡ませたものでもあるので、思想を記述することで人と現実をとても深いところで理解することができます。ここまできたら外見や性格などを絡めて納得がいくように、つまり矛盾がないように検査してみましょう。思想が自由主義であるのに服装がとてもきっちりとしてかつ黒い色ばかりの格好だと、
その人が本当はどういう人なのか見えにくくさせてしまいます。しかし逆にそれを利用して勘違いさせることもできます。その場合は当然逆に矛盾になるようにします。ここまで述べてきたように人物の書き方には多種多様な表現方法があります。こうような技量を成長させるには日常生活をよりさまざまな面で観察することが有効です。