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PTA会長が謝辞を述べる最大のイベントといえば、なんと言っても卒業式です。特に卒業生の保護者が兼任していることも多く、保護者としての立場から謝辞を述べることができるでしょう。
PTA会長の謝辞を述べる心構え
PTA会長が謝辞を述べる最大のイベントといえば、なんと言っても卒業式です。特に卒業生の保護者が兼任していることも多く、保護者としての立場から謝辞を述べることができるでしょう。特に高校の場合、大学進学や就職などで親元から巣立っていく子どもたちも多く、小学校や中学校とはまた違った思いで子どもたちの卒業を見守る保護者も多いので、謝辞の中にもさらに感慨深げなものがあります。
高校の卒業式が大学の合格発表より以前に行われる学校はよいのですが、中には発表後に行われるところもあり、子どもや保護者にとっては合格で浮き足立っている家庭もあれば、不合格で落ち込んでいる家庭もあり、PTA会長の謝辞もどんな内容の話をすればよいのか迷う人も多いでしょう。
しかし卒業式は、子どもたちが次のステップに進む大切な区切りでもあります。卒業を機に気持ちを新たにして、新しい道を切り開いていかなければなりません。そういった意味を込めてあいさつをすればよいでしょう。いつまでも落ち込んでいたりふさぎ込んでいたりしても、新しい道は切り開けない上に、いつまでも目の前に大きな壁が立ちふさがったままになってしまうでしょう。
PTA会長の言葉で救われる保護者や子どもたちもいるでしょうし、新たな門出に意気揚々と踏み出そうという気持ちになる人もいるでしょう。ですからPTA会長の謝辞は学校側からやらされるのではなく、自分の思いをしっかり伝えることがとても大事になってくるのです。
生徒に向けた話の書き方
卒業式の謝辞の書き方としては、まず季節のあいさつから始めるとよいでしょう。寒い冬が終わり暖かい春がやってきて、季節がちょうど入れ替わる時期でもあり、色とりどりの花が咲きみだれる季節でもあります。子どもたちの成長に例え話を盛り込むのもよいでしょう。
そしてまずは卒業生に向けたはなむけの言葉を贈ります。ただ卒業おめでとうだけではなく、高校3年間で学んだことは何か考えさせるような文章がよいでしょう。生徒によっては部活に汗を流した3年間だったかもしれませんし、ひたすら勉学に励んだ3年間だったかもしれません。中には、誰かのために生徒会活動やボランティアなどに奮闘した生徒もいることでしょう。
そういった生徒一人一人の思いに触れ、どんな高校3年間を過ごしてきたのか、その3年間は自分にとってどんな影響を与えてくれたのか考えるような文章が大事です。生徒たちはそれぞれみんな違った思いを抱いていることでしょう。特に高校3年間は小学校や中学校とは違います。今までは親の手を借り助けてもらいながら、自分の進むべき道を家族と共に歩んできたことでしょう。
しかし高校では、「自分が将来何をしたいのか、そのためにはどんなことが必要なのか」といった新たな進路を自分自身で切り開き、歩んでいかなければなりません。初めて親元を離れ一人で生活していく生徒もいるでしょう。不安な気持ちをプラスに変え、今までお世話になった人に感謝の気持ちをもつように伝えることも大事です。
保護者や先生に向けた話の書き方
卒業生に向けて話した後は、保護者に向けた話もしなければなりません。今まで子どもたちをそばで支えてきた保護者に対するねぎらいの言葉と、子どもたちを世の中に送り出す不安や心配な気持ちに寄り添いながら、共に子どもたちを応援し続ける仲間として話をしていきましょう。
特に初めて子どもを手放す親にとっては、喜びの中にも不安が大きいでしょうし、寂しさもあることでしょう。そういった気持ちを理解した上で、子離れすることは子どもにとっての自立であり、とても喜ばしいことであることを伝えることがとても大事です。いつかは子どもは親元から離れていくものです。
それは子どもにとって何より大事なことであり、子離れすることも、親としてのさらなる成長の証と捉えてもらわなければならないのです。そして保護者向けに話をした後は、今まで子どもたちを叱咤激励し、子どもたちを将来どの道へ進むべきか親身になって考え、相談にのってくださった学校の先生方に対する感謝の気持ちを文章にまとめることが大事です。
子どもたちを入学させてからの3年間は、それぞれ悩みや苦労もあったことでしょうが、学校の友達に支えられ、先生たちに励まされ、その都度困難を乗り越えてきたはずなのです。そういった見えないところで常に子どもたちをよりよい方向へ導いてくださった学校の先生に、お礼の意味を込めて謝辞を述べることが大事です。また、来賓の方々へのお礼も忘れないようにしましょう。陰ながら支えてくださっていたからです。
PTA会長として伝えたいこととは
PTA会長の謝辞は、生徒や保護者、学校の先生方へと内容が盛りだくさんです。自分が一番何を伝えたいのか、どんなことを語りたいのか事前にしっかり考えておかなければなりません。卒業式は時間も長い上に、あいさつを述べる人たちも多いです。ですから聞いている人が「つまらないな。」とか「早く終わらないかな。」などと感じないように、
自分の言葉でしっかり相手に伝えていきましょう。例え全部の文章は覚えていなくても、聞く人が一つでも心に残る言葉があればよいのです。PTA会長の謝辞は難しいと感じる人がいるかもしれません。書き方がわからなくて迷うことも多いでしょう。しかし、言葉に命が吹き込んであれば必ず聞く人に感動を与えられるものなのです。
書き方がわからなければ、アスリートたちや文化人の功績などを例にとり話すのもよいでしょう。身近な話題であれば、聞く側も共感しやすく話もわかりやすいといったメリットもあります。特に何度も繰り返しあきらめない精神を持ち続けた結果、そこに残してきた功績は生徒にとっても励みになりますし、「自分もやってみよう。」という前向きな気持ちになれるはずなのです。
PTA会長だから威厳をもち、難しい話をしなければならないといったことは決してありません。子どもをもつ親として、自分の言葉で伝えたいことをしっかり伝えることが何より一番大事なことなのです。それはきっと生徒や保護者、先生方の心に届き何か感じるものが必ずあるはずなのです。