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近火見舞いとは
近所で火事があった方にお見舞いをお出しする時に「近火見舞い」となります。本人の家が火もとで火事を出した場合には「火災見舞い」もしくは「出火見舞い」、他人の家が火事を出して類焼してしまった方には「類焼見舞い」となりますので、書き方にも注意が必要です。
この書き方を間違えてしまっても気持ちが伝わらないことはありませんが、失礼にあたったり、要を得ないということになってしまいます。充分に留意しましょう。「見舞」の前に「御」をつけて、「御見舞」として書きます。
現金の場合にも、その他の品物を付け届ける場合もありますが、相手がご近所の場合には、とりあえず駆け付けるのが先決です。心配している気持ちとなにかお手伝いができることがあればしますといった気持ちを伝えます。
その時に見て必要なものがあるようであれば、できるだけ早くそろえてお持ちするのも良いでしょう。遠隔地の場合には、電話で安否を確かめます。ご本人だけでなく、御家族があるならば、そちらに対する気遣いも忘れないようにします。現金の場合には、落ち着いてからお届けします。
目上に対して現金は失礼にあたると言われていますが、御見舞の場合にはその限りにありません。役立つ品と現金の両方を届けることもあります。「火災見舞い」や「類焼見舞」の場合には、「当座の足しに」ということになりますが、実被害がない「近火見舞い」の場合には、
「大変でいらっしゃいましたね」「何事もなくて安心いたしました」といった気持ちを使える言葉で良いでしょう。このようなものはお返しはしないものです。生活の立て直しや大変であったことへの御見舞なのですから、
御見舞を受けた人は経過報告などを伝えたり、礼状という形で感謝を表してくれます。お返しがなかったとしても、それはお見舞いをしてくれた人に対して礼を欠いている行為ではありません。お見舞いをお届けする側は、それを心得ておくことが必要です。
近火見舞いの書き方と相場
御見舞に関しては、「不幸にあっているのだから弔事ではないのか」と考えてしまいますが、命があっての「御見舞」なのですから、「不幸」ではありません。そのため使われるのし袋もおり端に紅の線が建てに入っているお見舞い用のものか、無地ののし袋を使います。
水引の付いているものを選んでも差し支えないとはされていますが、相手の受け止め方も様々です。用いない方が賢明でしょう。のし袋の上部に「近火御見舞い」と書き、下部にフルネームを書きます。弔事のように薄墨を使うことはしません。ごく普通の筆ペンやサインペン、ボールペンを使います。
現金を包む場合には、新札でもかまいません。汚れが目立ったり、破けているようなお札は避けます。ただしいわゆる「ピン札」と言われるものは、「用意していた」ということで、これもまた避けるようにと伝えられています。ひとつ折り目を付けるのがマナーだとされています。
現金を届ける場合の相場は、「火災見舞い」「類焼見舞い」に比べた時に、実被害がどの程度あるのかが違います。若干それを加味して災害見舞金の相場で検討します。災害見舞金は一般的には5千円から1万円を目安にします。会社単位で取引先などに届ける場合には、5千円から2万円、友人知人で同じく5千円から2万円です。
親戚の間柄にあれば、1万円から3万円の範囲で考えます。兄弟姉妹で3万円から10万円、両親が子供に贈る場合や、祖父母が孫に贈る場合も3万円から10万円程度と考えてよいでしょう。これらが災害見舞金の相場ですので、「近火見舞い」の場合には、最低ラインを目安にします。
また被害によっては、段階を一つずつ下げて考えても差し支えありません。相手が「ここまでしていただくほどではないのだけど」と恐縮してしまったり気を使ってしまうような額を避けます。とても仲の良い友人の場合を例にとると、5千円で後は御品で調整するといった方法の選択も有効です。
近火見舞を渡すタイミング
今まさに渦中にあるといった時には、とりあえず近くであれば駆け付け、駆け付けられる場所でない時には安否を気遣う連絡を入れるのが先決です。役立つような品物を届ける時はいち早く届け、現金はある程度落ち着いてから届けます。
品物とともに現金を届ける場合には、品物のタイミングに合わせることも可能ですが、とりあえず品物を届け現金は後日にということでも差し支えありません。近火見舞を考える時には、幸い実被害が出なかったが、避難を強いられたり、あわただしくしなければならなかったり、かなりのストレスが掛かった場合が多く見られます。
類焼するのではないかと心配しなければならなかった場所に住んでいた方に対しても、お届けすることはあるでしょう。大変であったであろうということに対して、こちらが心配していたことや、なにかしたいと考えていたという気持ちを使えるものが「御見舞」です。
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タイトル:お見舞い袋の書き方