博士論文の書き方
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退職届けの書き方
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仕訳の摘要の書き方
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キャロル表の書き方
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挨拶状の宛先の書き方
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小論文試験で合格する為の書き方
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会社訪問のお礼状の例文とマナーと書き方
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1.お祝いの言葉、祝辞 2.卒業式の祝辞 3.祝辞に使われる用紙と書き方 お祝いの言葉、祝辞 ...
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卒塔婆供養料の書き方
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博士論文を書く前の準備
博士論文では、卒業論文や修士論文よりも枚数が多くなるので、あらかじめ論文全体の構成を決めてから執筆することが大切です。実際に執筆する前にあらかじめ章立ての構成と大体の論の展開の流れを決めておきます。
修士論文までは自分が研究する類似のテーマや類似の目的の論文を複数読み、参考にするべき論文を選んでいきますが、博士論文では新たな研究をするというよりも自分が今までしてきた研究をまとめあげる作業になります。
自分のこれまで発表してきた研究を再検討し、どのようにまとめていくかを考えます。論文を書き上げたときには、必ず指導教官や他の学生や友人に論文をチェックしてもらいましょう。複数回チェックしてもらうために締め切りを設定して、いつまでに論文を書き上げるのかをこの段階で決めておくと良いでしょう。
研究計画書
研究計画書は、これからどういう研究をどのように進めるのかについて書くものです。自分の研究するテーマに近い内容の先行研究を読み、それらの研究内容と自分のやろうとしている研究の比較をして、その違いを明らかにします。つまり、研究の背景や特色を明確にし、それらの研究と自分の研究がどのように違うのかを記述します。
特に博士論文では、これまでにやってきた研究をどのようにまとめるかについて書きます。今まで学会や論文で発表してきた内容を博士論文でまとめるにあたって、章立てや節の構成までを考えた上で記述していきます。この章立てや節の構成を指導教官に見せ、了解を得たら、研究計画書を書いていくことになります。
博士論文の全体的な書き方
論文を書く上での準備として、これまで発表してきた論文の内容を使って、どのように博士論文として再構成していくかを考えます。この作業は研究計画書を作成するときにすでに行なっていますが、その後、研究の進行状況が変わる場合もあります。
変更があったら、それに応じて内容を再検討することになります。自分がこれまで執筆してきた論文の一つ一つをどのようにつなげて、それらをどのように整合性を持たせていくか、結論をどのように持っていくかなどを考えておく必要があります。
第一章・序論の書き方
序論では修士論文などと同様に問題の背景と目的を書きます。ここで重要なのは関連する分野の現状と問題点をまとめておくことです。こうすることで自分の研究の位置づけを明確にすることができます。関連するテーマの先行研究を明記し、どこに問題点があり、それに対する自分の主張などをはっきりとさせておきます。
この序論の段階で論文全体の構成を書いておきますが、何を問題として、どのように研究し、どのように答えを明らかにしていくのかという過程も記述しておくと読み手に伝わりやすくなります。論文は読み手に伝わることが前提なので、常に読み手を意識して問題点や自分の主張がわかりやすいように工夫することが大切です。
第二章の書き方
ここでは論文のテーマに関連する基礎知識や主要な概念をまとめます。読み手と基礎知識の共有することで、自分の問題としているテーマがどういうものかをはっきりさせることができます。
さらに、これらの基礎知識や主要な概念が自分の研究内容とどのように関わるのかを記述しておくことで、論文の内容をより深く説明することができます。先行研究の引用と自分の考察を交えながら論を展開していきます。
第三章以降の書き方
博士論文は基本的に、自分がこれまでに発表してきた論文を再構成してまとめていきますが、第三章以降は新たな考察を加えたり、新たな研究などを含めて論を展開していくこともできます。
博士論文ではまとめる内容が多くなりますので、常に、前後での論の整合性はしっかりと把握し、読み手にも章が変わるごとにその前の章までの内容を簡潔に要約してから、次の章の内容に移っていくなどの精密さが重要となってきます。
結論の書き方
結論では、これまで見てきた研究によって得られた結果と今後の残された課題をまとめます。各章の内容を一段落程度で簡潔に書いておくと読み手に内容をあらためて伝えることが出来ます。序論の部分で述べたこととの整合性を確認しながら書きましょう。ここでは全体の総括としての役割を持たせて、全体の内容をもう一度確認し、まとめの文章を書いていきましょう。
論文を書くスケジュールについて
3月に卒業する場合、7月初旬頃には博士論文の研究計画書を書き、11月下旬ゴロには予備審査の審査用資料を提出します。12月には予備審査があり、この審査によって3月に修了可能かどうかが実質的に決定します。
1月上旬には本審査のための審査用資料を提出して、2月初旬には本審査となります。指導教官などに論文をチェックしてもらう必要があるので、早めに書き上げることを目標にして執筆することが望ましいです。
英語論文の書き方
博士論文は英語で書くことがありますが、英語と日本語では文章や段落の書き方が異なりますので、書き方の違いを確認してから書くようにしましょう。英語論文では日本語で書く論文のようにあいまいに出来る部分をはっきりさせて書く必要があり、英語で書くときに発想から変える必要があることを認識しておきましょう。
日本語では主語を省いたり、明確な表現を避けて文章を書くことが可能ですが、英語の場合、主語や述語を明記し、明確な表現をする必要があります。日本語では大切なことを最後に書く傾向がありますが、英語では最初に書くことが多いという文化の違いもあります。
英語の文章には英語特有の表現や英語らしい表現があるため、和英事典を引いて単語を探すだけでなく、文例の豊富な英英辞典などを参考にしながら、英語らしい表現を用います。
英文のチェックについて
可能ならネイティブ・スピーカーによって文法などのチェックを受けます。英文のチェックをお願いするときは締め切り間近になってからだと、十分にチェックしてもらえない可能性があります。
論文をしっかりと精査してもらうためにも、十分な時間的な余裕を持ってネイティブ・スピーカーに英文のチェックをお願いすることです。チェックしてもらう前には、自分でも文法やスペルに間違いがないかを確認してから提出しましょう。
論文の書き方など色々な書き方は下記の記事も凄く参考になります♪
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