進退伺いの書き方について
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業務上で、会社に損失を与えたり、信用を失墜させて会社の営業活動にマイナスの影響となるような行為をした場合に、一定レベルの管理者は「進退伺い」を提出することがあります。
単に「退職届」や「辞表」を提出することとは異なり
失敗の責任を謝罪して、何らかの責任を取る覚悟を表すのが「進退伺い」です。そこで、「進退伺い」を提出する際に、「辞表」を添えるかどうかの判断が必要になります。
懲戒解雇が妥当な程の行為なのか、解雇までは行かずに厳罰で済むかによって、辞表を添えるかどうかが決まります。しかし、これは自身の判断に過ぎません。最終的な決定は会社が行ないます。最悪のケースでは、解雇ならびに退職金を損失に充当するという処分もありえます。
したがって、失敗を謙虚に謝罪する姿勢を見せることで
会社からの処分が軽減される可能性もありますので、進退を伺うことはとても重要なのです。「進退伺い」の書き方の形式は、宛名、自身の氏名、謝罪文、進退伺い文の4つで構成されます。
例えば、営業活動中に自身が運転する車で人身事故を起こしてしまい、「進退伺い」を提出するケースで書き方を説明します。まず、宛名は代表取締役社長宛てになります。
次に、提出日付および自身の所属・氏名、そして、捺印します。謝罪文は、「平成○○年○月○日に、私が運転する車でお客様を訪問する途中、人身事故を起こしてしまいました。
これは、私の前方不注意が原因であり
怪我を負った方に対してはもちろん、会社にも多大な御迷惑をおかけして、深く謝罪致します。」という具合に、自身の責任を認めつつ、謝罪の意を表します。
次に進退伺い文ですが
このケースは人身事故ですが、業務上のことであり、先方の怪我の程度により、「辞表」を添えるかどうかは判断が難しいところです(もちろん、一定の交通法規は守り、酒気帯び運転のような悪質なものではない前提です)。
まず、「このたびの人身事故は、私の未熟さと不注意が原因であり、その責任の重さを痛感しております。」と書くところは共通です。そして、「辞表」を添えるほどではないと判断した場合は、「つきましては、今後の進退についての御指示を仰ぎたいと思います。」と書くのが一般的です。
一方、辞職の覚悟で「辞表」を添える場合は、「つきましては、ここに退職願を添えて、進退について御指示を仰ぎたいと思います。」と書くのが良いです。これは決して会社との駆け引きではありません。あくまでも謙虚な姿勢で臨まなければなりません。
そして、より誠意を表わすために、電子メールやワープロではなく、手書きで心をこめて書く方をお薦めします。そして、いきなり社長へ提出ではなく、自身の直属の上司に提出します。