「是非」の意味と例文と書き方
-
生命保険の控除証明書の書き方:アクサ生命
日本では生命保険への加入率が非常に高く、子育て世代の三十代ではおよそ八割の方が生命保険に加入しているとされています。自分が加入してる保険会社から毎年控除証明書と書かれた書類...
-
確定申告の医療費控除の書き方の例:交通費 EXCEL
手術を要する長期入院や妊娠および出産などで高額の医療費を支払った場合、確定申告で医療費控除を受けることができます。 1.医療費控除を受けるた...
-
高校入試論文の書き方
高校入試論文は、学生にとってはほぼ初めてとも言える、長文の作成による試験になります。そのため、人によってはかなり苦手意識が強く、高校入試論文のないところを選ぶという学生も少...
-
お礼状の書き方:贈り物
お中元やお歳暮、結婚祝い、出産祝い、入学祝い、お見舞いなど、プライベートにおいてもビジネスにおいても、贈り物を受け取る機会はたくさんあります。最近では贈り物に対するお礼の気...
-
海外ETFの確定申告の書き方
海外EFTは外国税額控除のことですが、確定申告は日本でも難しいですが、海外ですので、なお難しさが高まります。海外EFT確定申告の書き方についてここでは考えていきましょう。 ...
-
手紙の書き方についてのコツを探る
現在は、パソコンや携帯電話・スマートフォンなどが広く一般に普及しています。そのため、気持ちを伝える方法も、紙やペンを使用してだけではなく、デジタルツールを利用して行われる場合も増え...
-
定年退職祝いの例文とマナーと書き方
定年退職は男女を問わず人生の一つの区切りとなりますし、これからの人生を見つめ直すきっかけになるでしょう。そこで定年退職祝いは、長年社会のために尽くしてきたことへの労いの気持ちと、第...
-
さまざまなお祝いの書き方
1.就職が決まった後輩には相手が男性だと 2.定年後に再就職した知人に手紙を宛てるなら 3.勤め先を変えた元同僚へ手紙を宛てる場合 4.成人式を迎...
-
領収証の内訳の書き方
物を購入した場合や、何らかのサービスの提供を受けた場合、必ずレシートを貰います。このレシートは領収証としても活用できる優れものと言えるでしょう。この証明書類は、事業所によっ...
-
健康保険扶養者(異動)届の書き方
健康保険扶養者(異動)届というのをご存知でしょうか。これはその名の通り、結婚や子供が生まれた時など健康保険の扶養者が変わる時に届出しなければいけないものです。 &nb...
是非という言葉は日本語の中でしばしば利用されます。日常的に使われる場合は、副詞として使われる事が多く、話す内容や記す文章に「何がなんでも」という意気込みや、「どうしても」という願望を付け加える為に使われるものです。
難しい使い方がされる場合は名詞として使われる事が多く、物事に白黒をはっきりつける事を提案する時等に使われます。
言葉の由来は漢語であり、是は善や良いことなど、道理に適っている事を示す肯定的な意味があり、非は逆に悪や悪いことなどの道理に適わない事を示す否定的な意味があります。
良いことと悪いことを表す名詞として用いられてきました言葉ですから、使われ方としては難しい用い方がされる場合の方が本来の意味に近いと言えるでしょう。
実際に話や文中で利用する時は
日常的な意味で使うか難しい意味で使うかで大きく意味が違います。両者の意味を踏まえて適切に活用すれば、話や文書にメリハリが出て分かりやすく簡潔になる言葉です。できるだけ多くの例文を参考にして自分なりの使い方を考え、使い方に慣れていくと良いでしょう。
例文として
日常的な会話や文の中で使う時には、何がなんでもやり遂げるという意気込みを表したいのなら「目標を是非やり遂げたいと思っています」という様に使います。この他にも、希望をかなえてほしいという願望を表す時には「是非とも、おいでください」という様に使うものです。
特に、絶対にかなえてほしい希望である場合は「是非是非、おねがいします」と二度重ねて使うことで、その願望を強調する事ができるでしょう。
この様に、日常的な用い方をする際は副詞として話や文の内容を修飾する事を意識して使うのが適切です。内容を強調し過ぎて聞かれる方や読む方がくどくならないように、文中の他の言葉とバランスを取りながら使いましょう。
難しい話や文の中で使う時の例文としては、新聞や政治経済関係の書籍で「新内閣の経済政策の是非を論ずる」という様に使われる事がよくあります。
また、社会的な影響が大きい問題が発生した時に「企業の経営実態の是非を問う」等の形で使われるように、物事の良し悪しを論評する際に新聞記事のタイトル等で利用される機会が多いものです。
この様に、難しい話や文の中で使うのであれば名詞として用いられる事になります。日常的な利用のように二度重ねて利用して強調する事はなく、あくまで名詞であり内容を修飾する意味で使うものです。
二度重ねて使うと聞く人や読む人には妙に感じられたり、意味が伝わらなかったりと誤解を与えてしまいます。二度重ねて使う時は意味が通るように注意して使いましょう。
これら、現代でよく用いられる表現の他にも、時代劇や古書の中でよく見られる古風な使い方として「是非に及ばず」や「是非も知らず」等があります。前者は織田信長を始めとする戦国武将に多く見られる言い回しの1つです。
その意味は様々ですが、概ね仕方ない、やむを得ないという意味で使われる事が多いものです。現代に残る史料や資料に利用の形跡が見られていて、当時は広く使われていた言い回しでした。
後者は他を省みる事ができない状態を表現する言い回しです。こちらも古い時代の言い回しであり、用例としては鎌倉時代に成立した宇治拾遺物語があります。
この中の「尼、地蔵を見奉ること」という仏教説話で「尼、見るままに是非もしらず、臥しまろびて、おがみ入りて、土にうつぶしたり」という形で使われています。現代的には「我を忘れて」や「夢中になって」という意味です。
古風な使い方は
両者とも現代ではそのまま日常会話に利用したり、文中で利用したりすると相手に意味が伝わりにくいものです。しかし、趣味で書く日記等の文や、気の置けない仲間同士の会話で流れを読んで利用すると、ちょっとしたアクセントとして使えるでしょう。日常的に使うものではありませんが、ここぞという時に工夫して使うと面白いものです。
この様に一見して堅苦しい言葉ですが、日常会話から政治経済の論評まで幅広い話題に利用できるだけでなく、目上の方々から目下の人達にまで、選ぶことなく使える意外に便利な言葉です。
その意味を把握して使い方を身に付けておけば、言葉が必要な様々な場面で役に立ちます。これまで使っていた言い回しや表現方法から意識的に入れ替えて使う事と試していけば、自然な使い方ができるようになるでしょう。
ただし、印象の強い言葉ですから、頻繁に使うと聞く方や読む方が慣れてしまって言葉の意味が和らいでしまいます。使うタイミングを慎重に選んで話や文の中に組み入れる事が大切です。
タイトルで読者の目を引きたい時や、話や文の内容で特に大事な所を選んで使えば、聞く方や読む方にわかりやすく意味が伝わりやすくなるでしょう。表現の幅を広めてくれる言葉ですから、上手く使えるようになれば話や文を面白く構成する手助けの1つになります。
他の意味と例文の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:「ご高覧」の意味と例文と書き方
タイトル:「恐縮です」の意味と例文と書き方