「ご高覧」の意味と例文と書き方
-
経費明細帳の書き方
個人事業主やサラリーマンの副業など確定申告などをする場合に役立つのが経費明細帳です。記入する内容としては一年間の毎月の諸経費を勘定科目ごとに分類して記録します。 &n...
-
車検代を払ってもらえない場合の督促状の書き方
車検を受け付けている業者と言えば、車を購入したディーラーだけでなく修理工場やガソリンスタンド、車検専門店、民間車検場等が挙げられます。車検を受ける時はあらかじめ費用を見積も...
-
起承転結の書き方
小説や漫画などの物語を作るときには、まず登場するキャラクターを作る必要があります。キャラクターを作ったならこのキャラクターの大まかな設定をくわえるのです。  ...
-
お歳暮の礼状の書き方
日本には年の終わりにお歳暮を贈るという習慣があります。毎年12月の上旬から大体12月20日頃までのあいだに、お世話になった方に対して感謝の気持ちを表すために、また、これから...
-
祝辞の書き方
小学校や幼稚園などのPTA会長になった場合に、学校・園内の各行事において挨拶をする場面が数多くあるでしょう。入学式や卒業式など大事な場面での挨拶を考えるのはとても大変ですし...
-
入学辞退届の書き方
子供が第1志望校に合格したならば親としてはとても嬉しいものです。しかしながらそれと同時に滑りどめを受けていたのであれば、その入学を辞退しなければなりません。それをどのように...
-
はがきの書き方:レイアウト
最近では自宅にパソコンやプリンターをお持ちの方も増えてきました。パソコン購入時にはがき作成用のソフトがインストールされていることもあり、自分でオリジナルのはがきを作成するこ...
-
辞職願の書き方・例文
1.理由を細かく書く必要はない 2.引き継を考慮して早めに辞職願を出す 3.書く際に知っておくマナーや例文 4.書面を入れる封筒など常...
-
店舗見学レポートの書き方
店舗見学のレポートの書き方をちゃんと理解している方は少ないのではないのでしょうか。今回は以外と知られていない店舗見学のレポートの書き方についてご紹介します。 &nbs...
-
法人の別表5の書き方 消費税の損金算入
法人税申告書には別表というものが存在しており、別表5は租税公課の納付状況等に関する明細書のことを指します。 1.法人が確定申告時に作る書類で...

ビジネス文書や普段あまり会うことのない目上の人に手紙を送るときなど、言葉遣いで迷う人は少なくありません。普段使い慣れていない単語はきちんと意味を理解して、文章の中でどのような使い方をするのかということをきちんと把握しておかなければ、かえって使い方を誤って悪目立ちしてしまう可能性があります。
聞いたことがある言葉だからといって安易に使用したりせず、本来の意味を辞書などで確認したり、例文をいくつか見て、どういったところでどのように使うのかを身に着けておきましょう。
これを積み重ねていくことで、急いで文章を作成しなければならないような時でも、正しい日本語や敬語、定型文を使って印象の良い文書を作成することができるようになります。
敬語としてよく
ビジネス文書や手紙などで目にする単語の一つに、「ご高覧」があります。敬語であることはだれでもわかりますg、使い方や具体的な意味などがこれを見ただけでわかる人というのはそれほど多くありません。
この言葉は、相手を敬っているときに使う言葉で、「見る」の敬語表現です。見てくださいという意味の言葉を丁寧に言うときに、「ご覧ください」ということはありますが、こちらの言葉はご覧くださいよりもさらに段階が高くなっており、顔の見えない相手に文書で尊敬の気持ちを伝えるのに適している言葉であるといえます。
使用するシチュエーションも非常に多く
ビジネス文書や目上の人に対する手紙など、様々なシーンで使うことができます。一方、この言葉を使った場合には、ビジネス文書の中でもかなり丁寧な言い回しですので、普段から親しくしている人に記す手紙やメールなどで使うと、逆に違和感があったり回りくどく感じられることがあります。
普段から親しい人に対しては、敬語を使うとしても「見てください」や「ご覧ください」という言い方の方がすんなりと意味が通じやすくなりますので、使うところには多少注意しましょう。
ご高覧という言葉は
文章で使うときには「ご高覧ください」や「ご高覧いただきたく」など、丁寧な表現で使用します。また、定型句として「ご高覧に供する」という言い方もありますが、これもご覧いただく、つまり見てもらうという言い方を丁寧に言っている言葉です。
この言葉は、「ご査収」などのように受け取ったものを調べたり確認するという作業を示しているのではなく、特に何の意識もなく目を通すことを指していますので、パンフレットや写真集、商品のサンプルなど相手に贈り物をした時などによくつかわれます。
逆に、送ったものに対して何らかの意見や要望、問い合わせなどを期待している場合には、その旨も別途文書に記載しておいた方がよいでしょう。また、この言葉はいろいろな使い方がありますので、日本語としておかしくないように例文も一つだけではなく複数確認しておくことをおすすめします。
一般的な使い方としては
「パンフレットを同封いたしました。ぜひご高覧くださいませ」や「勝手ながら、写真を同封いたしました。ご高覧いただければ幸いに存じます」、「詳細につきましては、同封の資料をご高覧いただきたく存じます」、「今回ご高覧に供します商品は、当社の新商品でございます」などの言い方になります。
見ることを強制するわけではなく、どちらかというとこちらから依頼して目にしてもらう場合などに使用することが多いため、文章を見ても全体的に非常に丁寧な言い回しになっていることがわかるでしょう。
取引の具体的な相談などをする場合では、添付した資料などの説明時に使うことがありますが、一般的にはサンプルや企画案など、相手が特に希望していないものをこちらから届けて、まずは目にして興味を持ってほしいという気持ちが現れる言葉となっています。
ビジネスにおいてはサンプルや資料などを送るときにこういった言葉を使いますが、日常の目上の人に対する個人同士のやり取りでどのような時に使うかというと、近況報告のために写真を送ったり、自分や家族が出演する発表会や演奏会のパンフレットを送ったり、自作の書籍などを送った時など、シーンとしてはいろいろなものがあります。
もし相手からの意見などが欲しい場合には
この言葉にはそこまでの期待は含まれてませんので、「お忙しい中恐縮ですが、差支えなければご意見やご感想などをいただけますと喜びます」のように、控えめに希望を付け加えておくとよいでしょう。
また、これを受けて相手から連絡や意見、感想などが届いた場合には、その手間をかけてくれたことに対して感謝の言葉を述べることも忘れないようにすることで、相手との礼を尽くしたやり取りもスムーズに進めるようになります。
このように、「ご高覧」という言葉を一つとってみても、使い方やシチュエーション、その後のやり取りなど様々な知識が必要になることがわかります。勘違いした記憶をしないよう気を付けましょう。
他の意味と例文の情報を知りたい方は、こちらもご覧ください。
タイトル:「次第です」の意味と例文と書き方
タイトル:「差し出がましい」の意味と例文と書き方