1月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
-
始末書の書き方について
1.起こった問題を詳細に記載する 2.原因を人のせいにせずに文面を作る 3.事の顛末を詳細に記載する 4.信用を取り戻すには時間が必要...
-
人権作文の例文と書き方
いじめや差別についての人権作文です。 いじめというのは、どのようなことなのか知っていますか。人を無視する、悪口をいったりすることです。ひどいと持ち物を盗まれたり殴られたりします。例...
-
説得力のある文章の書き方とは
日常の会話の中では相手に自分の思うことを普通に伝えることができるのですが、それを文章に治そうとすると意外と難しかったりするものです。また、結局は何を伝えたいのか混乱してしまう場合も...
-
卒論アンケートの書き方
卒論のテーマが決まっていない人や、卒論アンケートのテーマそのものがまだ決まっていない人、卒論のアンケートがなかなか集まらない人、書き方がわからないなど卒論に関しては悩みが尽...
-
部下の推薦状の書き方
部下の仕事の頑張りを認めてやりたいと思う上司に大切なのが推薦状です。これによって部下を昇進させることもできますので能力がある人だと会社のために貢献してくれ、自分の仕事も少な...
-
「ご丁重」の意味と例文と書き方
ご丁重という言葉は丁寧という言葉と同じ意味になりますが、より親切で礼儀正しい言葉遣いとして使われる言葉です。結婚式や挨拶文など特にビジネスの場面においてたびたび使われる言葉であり、...
-
電報の正しい送り方とマナーと書き方
電話が普及する前は、遠方の人に早く連絡事項や手伝えたいことがある場合には電報を使うことが主流でしたが、電話が普及してからはリアルタイムで伝えることができるようになりました。 ...
-
興味を持たれる文章の書き方のコツとは
昨今のネットの普及に伴い、SNSやブログなど、誰かとコミュニケーションを取ったり自分が情報を発信する場所が増加しました。そのため、一昔前と比較して私たちが日常生活の中で文章を書く機...
-
お断り・辞退・遠慮の言葉の例文と書き方
お断り・辞退・遠慮の言葉には、相手の地位や、相手と自分の関係により、異なる表現を使用することがあります。相手に対する礼儀を重んじ、また相手との関係を暗に表現する日本語ならではの特徴...
-
手紙の書き方~ビジネスマナー~
手紙を書くときにはいろいろと気を使うことがあります。プライベートなものの場合は、親しい人や家族などに宛てたものが多く、あまり気を使うようなこともないのですが、会社などで出す...
手紙やメールを出す際には、季節に応じた挨拶を入れるようにしますが、1月の挨拶をどのような結び、いわゆる文末にしたらいいかを説明します。
1月の挨拶と言えば、やはり誰もが思い浮かべるのが寒中見舞いでしょう。それほどに日本には、時候を意識して相手の体調などを気遣いながら送る文面が存在していることは、とても素晴らしいことですので、ぜひ、それらを適切に用いて1月の挨拶を書いてみましょう。
まず、1月の挨拶で親しい方へ出す場合です。
「松の頃も過ぎましたが、厳しい寒さはこれからです。どうぞ、お身体を大切にお過ごしください。」と結びに入れることで相手への気遣いを示すことが出来ます。また、「寒の内らしい寒さが続いておりますので、お風邪など召されませんようにご自愛ください。」と結びに入れれば具体的に今も寒さが厳しいのでなおいっそう寒さ対策をして体を労わって欲しい気持ちが込められます。
そして、「今年の寒さは格別ですので、風邪など引かれませんように。」という文末でも寒さが厳しい今現在の状態を伝えて、相手への配慮を示すことが出来ます。
それから「風邪には十分注意して、今度のクラス会にはお互いに元気な姿で会えるように心待ちにしています。」と具体的に相手と会う機会があるならその内容を書くことで、より楽しみを広げられます。
さらに「春にはまだまだ遠い季節ですが、どうぞお身体を大切に。」とシンプルに文末に入れてもスマートです。他には、「インフルエンザがすでに流行しているようですので、くれぐれもお気をつけください。」や「寒さが身に沁みる季節ですので、くれぐれもご自愛くださいませ。」でも使えます。
「梅の開花ももうすぐですね。春の訪れを心待ちにしております。」というように季節感が感じられる花の開花を入れるとより親しみ深い気持ちになります。
次に、1月の挨拶で改まった文面で用いる場合です。
「厳寒の折、お風邪など召されませぬようご自愛ください。」と言うようにより丁寧な言い回しをしますが、改まった場合でも、相手への体調の配慮を意味する言葉を入れた上で結びとします。
また「極寒の候ではございますが、ご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。」というような書き方も出来ます。あるいは「時節柄、ご自愛専一にてご精励くださいますようお願い申し上げます。」となればなおいっそう改まった相手に相応しい文末になります。
ビジネスのシーンでは、「本年も倍旧のご支援ご厚情を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。」や「本年も変わらぬご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。」など今年一年もお世話になりますので変わらないお付き合いを宜しくお願いしますという気持ちを込めて書くのが、新年の始まりの月である1月の挨拶には相応しい文面になります。
また「ますます御健康でご活躍のほど、陰ながらお祈りいたします。 」と文末に書けば、健康を祈る気持ちと共に相手がますます活躍をしてくれることを期待しているという気持ちを込めて伝えることが出来るので、精力的に職務などに励まれている方にはこういった文章を用いることも出来ます。
その他、「本年も変わらぬお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。」や「御一同様のご健康とご多幸を祈りつつ、まずは寒中のお見舞いまで。」と添えても良いでしょう。
このように、1月の挨拶のポイントは
親しい間柄では、寒さが厳しい時期であるため体調への配慮をすることや具体的に風邪を引かないようにとの文面を入れるようにしましょう。
また、改まった間柄になれば、「ご健康」「ご多幸」というような言葉で相手に対してより丁寧な言葉を用いるようにするのがマナーです。
さらに、改まった文面では、この1年も変わらないお付き合いをして頂けるように、「変わらぬお付き合い」という言葉を折り込むことで、新年始めに相手へこれまでのお付き合いの感謝と共にこの一年も変わらないお付き合いをさせていただきたい気持ちでおりますという気持ちをあらわすようにします。
1月の挨拶というのは
年賀状だけではなく寒中お見舞いもありますし、ビジネスの世界ではその1年を始めるに当たっての初めての手紙やメールになります。そのためにも相手への健康を祈る気持ちと寒い時期であるためより気遣う気持ちを合わせた上で、親しい間柄と改まった場合と用途に応じた使い分けを覚えた上で、結びの言葉を文末に相応しいように選びましょう。
どちらの場合も、冒頭から文末まで、文体が揃っているように意識をして書くようにしましょう。文章の中で、全体が揃っていないとバランスがおかしくなりせっかくの結びの言葉が、正しく伝わりづらくなることがあるからです。
文頭が丁寧でも結びに配慮の欠ける手紙やメールでは、まとまりがないだけではなく相手へ失礼な文章になったりする可能性もあるので、このような例文を参考にして1月の挨拶に相応しい手紙やメールを心を込めて書くように心がけてみましょう。