離職票1の書き方
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できれば在職中に雇用保険被保険者証があるのかないのかということを確認しておきましょう。雇用保険被保険者証とは被保険者番号と被保険者の氏名、生年月日、加入年月日などが載せられているもので、会社に従業員として雇用されると発行されます。
雇用保険被保険者証の有無の確認を
できれば在職中に雇用保険被保険者証があるのかないのかということを確認しておきましょう。雇用保険被保険者証とは被保険者番号と被保険者の氏名、生年月日、加入年月日などが載せられているもので、会社に従業員として雇用されると発行されます。厚生労働省により、雇用保険に加入していることを証明しているものになります。
発行されるのは正社員だけではなく、一定の条件を満たしているパートやアルバイト、派遣社員などにも発行されます。雇用保険被保険者証は通常は会社側が保管していますが、退職する時に本人に渡されます。離職するとハローワークで失業手当をもらうことができますが、この手続きのためにも雇用保険被保険者証は必要です。
転職した時などにはこれに載せられている被保険者番号を再び使うことになりますので、これは絶対になくしてはいけません。もし雇用保険被保険者証をなくしてしまったら再発行することになりますが、その際には以前のものを併合して1枚に統一する手続きをしなくてはいけません。この手続きをしておかないと次にまた転職をすることになった時に失業手当をもらえないことがありますので気をつけましょう。
再発行の手続きは事業主管轄ハローワークでします。雇用保険被保険者証再交付申請書に必要事項を記載して提出するだけです。ただし再発行の時にも被保険者番号は必要になりますので、わからない時は前の会社に確認しましょう。転職などをした時に新しい会社に年金手帳と一緒に提出すると、会社側が雇用保険の加入手続きを行なってくれます。
退職した時に受け取る書類とは?
会社を退職した時には雇用保険被保険者証に加えて離職票1、離職票2でセットになって渡されます。これはハローワークが前会社からだされた離職証明書をもとに交付することになります。退職前半年間の給与や離職理由、退職理由などが記載されている離職票は失業給付の金額や期間を決める基ための準となります。
そのため、失業手当の支給をしてもらうには離職票が必須です。会社側は退社日の翌日から10日以内に離職証明書と資格喪失届をハローワークに届け出て手続きしなければいけないことになっています。交付された後は一般的には郵送されるか手渡しで離職票を受け取ることになっています。失業手当をもらうために必要な書類なので、
いつまでたっても届けられない場合には前会社へ催促をする必要があります。催促しても送ってもらえないようであれば事業主管轄ハローワークに相談します。退職前の事業主管轄ハローワークと最寄にあるハローワークが違う場合もありますので注意しておかなくてはいけません。手続きをするのは事業主管轄ハローワークです。
離職票1の上部はすでに前会社によって記入されています。真ん中の段や破線枠内はハローワークで記入します。そして下部には引渡し口座の情報を記入すればOKです。離職票1とは資格喪失確認通知書というものです。雇用保険の加入についての情報、失業保険が振り込まれる口座情報などが記載されています。退職者が記入すべきものはそれほど難しいものではありませんので、確認しながら記入していきましょう。
離職票1の書き方は?
離職票1の上部には被保険者番号、氏名、雇用保険の加入年月日、被保険者種類・区分などの欄があり、この部分は前会社側で記載済みになっていますから退職者は書かなくてもいいです。しかし失業給付の金額に関わる箇所なので、内容に間違いが無いかは必ず確認しておくことが大切です。その下の破線で囲まれた欄はハローワーク側で記入する欄となります。
つまり自分で記入する必要があるのは口座の情報だけです。届出をする者の氏名と住所もしくは居所、失業保険を振り込んでもらう口座の名称、フリガナ、口座番号だけです。口座番号は銀行などとゆうちょ銀行では書き込む欄が違いますので注意しましょう。ハローワークの窓口職員が書かれている口座番号と通帳の口座番号を照らし合わせて確認しますので、
振り込んでもらう希望金融機関の通帳を忘れずにもっていくようにしましょう。離職票1の裏面には注意事項が書いてありますので、記入する前に必ず読んで確認をしておきます。フリガナと書かれている部分はカタカナで記入することや希望金融機関の名称をはっきりと書くようにすること、口座番号に間違いがないように確認すること、
また金融機関の確認印の欄は通帳の届出印を捺印する場所ではありませんので、間違えて押してしまわないようにということなどが書かれています。少ししか書くところがないからこそ、不注意となってしまうことがありますので慎重に書くと意識して一つ一つ確かめながら書いていくのがオススメです。
ハローワークには何を持っていくか
手続きをする際にハローワークに持っていかなくてはいけないものを覚えておきましょう。必要なものを忘れてきてしまうと二度三度とまた行かなくてはいけなくなってしまいますので、一度に手続きをできるように出かける前にも確認しておきことが大切です。ハローワークに持っていかなくてはいけないものは雇用保険被保険者証と離職票1、離職票2、
そして自動車免許証か住民票抄本、たて3㎝×よこ2.5㎝程度の撮影して3か月以内の写真、振り込んでもらいたい金融機関の本人名義の普通預金通帳、シャチハタ以外の印鑑です。離職票に書かれている退職理由についてはしっかりと確認し、納得できない場合はハローワークの職員に相談しましょう。
例えば実際には会社側にリストラされたのに、退職理由が一身上の都合と書かれてしまっている場合があります。このようなケースは最近非常に多く、この理由次第では給付が3か月後まで延長されてしまうことがあるのです。最短ですと手続きをとってから8日後には給付されますので、退職理由は特にしっかりと確認したほうがいいです。
解雇と一身上の都合では給付までの期間がこれだけ違ってきます。ハローワークからの紹介状には退職理由が書かれることはありませんから、納得できなかった場合には損をしないためにも必ず伝えるようにしましょう。もし実際には解雇だったのに離職票には一身上の都合と書かれてしまっていたら、離職理由に同意する署名をする前に正直に話しておくことで、給付が8日目に始まることがあります。