中学生のための読書感想文の書き方:書き出し
-
確定申告の不動産収入:固定資産税の書き方
日経平均株価が15年ぶりに2万円台を回復するなど、景気回復の傾向が顕著になっている一方で、預貯金の金利は依然として低い水準です。 1.不動産...
-
キレイな字の書き方を身につけよう
パソコンが普及している最近ですが冠婚葬祭の記帳や、履歴書など手書きで字を書く機会もまだまだ多いと思います。文字が美しいと第一印象も変わります。 綺麗な字の...
-
小学生のための福祉作文の書き方
自分が体験したことなどを文章にまとめて書き表したものが作文ですが、福祉に関連した話題を書けば福祉作文と呼ばれます。 1.福祉作文とは 2...
-
風営法許認可手続きと申請書類の書き方(北海道の場合)
1.風俗営業をするには法的知識を 2.関係書類の取得 3.左側の書き方 4.右側の書き方 風俗営業をするには...
-
転職や再就職をする際の履歴書の書き方について
一昔前までは終身雇用制度がまかり通っていましたので、一度会社に正社員として採用された人は、その会社で定年まで勤め上げることが当たり前のようになっていました。しかし、終身雇用制度が崩...
-
企画書の書き方について勉強する
ビジネスの場面いおいては、様々な文書を作成する機会があります。A4サイズ一枚の文書で済む様な場合もあれば、資料として何十枚、数百枚の文書となる場合もあります。 ...
-
清算結了の決算報告書の書き方
決算報告書とはその名の通り決算の内容をまとめた書類ですが、清算が結了した時には決算報告書と呼ばれる書類を2種類つくらなければなりません。1つは、税務署に税務申告を行う際に提...
-
反省文(遅刻)の例文とマナーと書き方
社会人として、やってはいけないミスのひとつに、会社に遅刻するということです。 これは、自己管理がなっていないとして自分自身の評価が下るだけではなく、自分が所属している部署のモ...
-
小学生のための読書感想文の書き方
1.本の選び方 2.読書メモをつけましょう 3.文章の流れを考えましょう 4.必ず読み返しましょう ...
-
お礼状の書き方:贈り物
お中元やお歳暮、結婚祝い、出産祝い、入学祝い、お見舞いなど、プライベートにおいてもビジネスにおいても、贈り物を受け取る機会はたくさんあります。最近では贈り物に対するお礼の気...
読書感想文とは
小学生や中学生、時には高校生が悪戦苦闘をする読書感想文。賞を取るくらい得意な人には何の心配もありませんが苦手な人にとってはきついものではないでしょうか。書き方が分からないと端からお手上げ状態のひともいますよね?そんな人のためにまず書き出しについてレクチャーしようと思います。
大丈夫です、難しく考えずに、書き方さえ分かればすぐに書けるようになります。では基本的なところからみていきましょう。読書感想文とは、単にあらすじを上手くまとめていくものではありません。そもそもあらすじはほとんど書きません。確かに、時にはあらすじを書くこともありますが、基本的に自分の経験や感想を随時交えながら論文を書いていくものです。
そしてあくまで感想文なので作文になってしまってはいけません。こう書いてしまうととても難しそうなものに見えてきてしまいますが、コツさえ掴めば何の問題もありません。コツをしっかり掴んで読書感想文を好きなものに変えてしまいましょう!ではまず、書き出しについて重点を置いてみましょう。
最初にインパクトを!
夏休みや冬休みなど、長期休みに入ると必ずと言っていいほど読書感想文の提出が課題に組み込まれています。書き方が分からず最後の最後まで残してしまうという人も少なくでしょう。しかしここがポイントなのです。例えば中学校での課題に読書感想文の提出があったとしましょう。
締め切りの日に大抵、クラス全員が一気に課題を提出するわけです。先生はその全員分に目を通す必要があります。もし、ありきたりなことを書いていれば、さらっと読み流されてしまいますが、書き出しが一風変わっていて、興味を惹かれん?と目に留まるものがあれば読む気力にもなり高評価が狙えます。そんな書き出しは一体どのようにして書くのでしょうか。
まず、ほんの文章の中で一番目に留まった言葉や表現をピックアップして書き出します。一番印象に残っている個所や、驚いた個所など、とりあえず自分の中に強く残っているものを探し出します。この時に重要なのが、後の自分の感想文につなげやすいものを選ぶということです。いくらとてもいいものを書き出しても、後の感想文につなげるのが苦しいものであれば意味がありません。
出来るだけ自分にとって書きやすい流れになるようなものを探すのがよいでしょう。そして、その箇所についてどう思ったのかを簡潔に書くのです。ここでも注意点があるのですが、書き出しが長々となっては文にしまりがありません。簡潔に思ったことを一気にバッとぶつけるような感じで書くのです。例えば、自分が最も驚いた個所があったとします。
するとその書き出しは「私は感動した」や「それは信じられないことだった」などのような尻切れトンボのような文章を先頭に持ってくるのです。「私は主人公がああしてこうしてこうなったから感動した」や「あの時あの人物がこうしてああしたのは私には信じられなかった」のように長々と書いてしまってはいけません。
その説明は、書き出しを書いた後に補足として説明する内容なので書き出しとして書くのはよくないでしょう。他にも「人間とは〇〇だ」、「私は主人公に共感出来なかった」、「主人公と私は涙するところが違う」、「衝撃的な話だった」などなど少し不思議な分を先頭に持ってきます。
そうすることで読み手が「どういうこと?」と思い、続きを読みたくなりますよね?上手い言い回しが思いつかない場合は本の中の自分の印象深い記述をそのまま抜き出すという方法もありです。気に入った表現や、美しい情景描写、印象深く残った主人公またはその他の登場人物の言葉や行動などそっくりそのまま抜き出して書くことで、「どこの文章だろう?」とか「この文章にはどんな意味があるんだろう」とか色んな想像が出来、読み進めたくなります。
ほかにも登場人物同士の会話をそのまま持ってくるのもいいでしょうし、本の最後の締めの言葉として使われているものを引用するの目手です。さらには本の書き出しの一文を自分の読書感想文の書き出しにするのもありです。例えば夏目漱石の吾輩は猫であるを読んだとしましょう。この本は「吾輩は猫である。名前はまだない」という文から始まります。
同じように自分の感想文も「吾輩は猫である」と書き出すのです。真似しているというよりは、抜粋するといった風に上手く利用するのです。自分でなかなか上手い言い回しが思いつかない場合は、こんな風にしてインパクトがあるものを考えましょう。要するに先が気になるようないわば思わせぶりな言葉を書き出しに持ってくるのです。書き出しにはインパクトが大事です。最初で読み手をグッと引きつける言葉を書きましょう。
後の構成もしっかり頭に入れておく!
いくらインパクトのある言葉を先頭にもってきたからといって後の文章に何の関係性もなかったら何の意味もありません。「私は驚いた」と書いておきながら後の文章に自分が実際どこでどのように驚いたのかの記述がなければその書き出しは無意味です。必ず後の文章と何らかの関連性がある言葉にしましょう。
「私は感動した」と書いたのならば、主人公と両親がすれ違いを何度も経て、最後の最後に和解して家族の絆を取り戻したところに感動した、とか、「それは信じられないことだった」と書いたなら、生まれたての赤ん坊の時に病院で違う赤ん坊と取り違えられ、産みの母親とは違う母親に育てられ10年後、奇跡的に再会したことは私には信じられなかった、など、読んだ本の中にあるその書き出しの理由となる文を必ず入れましょう。
例を挙げていくとキリがありませんが、文と文とのつながりが大切なのです。加えてもし抜粋した書き出しを使っている場合は、どこにその文があったのかを書いておくことも必要です。抜粋したのはいいけれど、どこでどんなふうに出てきた文章なのかが分からないとこれまたせっかくのいい書き出しが台無しになってしまいます。
そうなることを防ぐためにも、書き出しに利用した文を後の自分の感想文にどのようにして説明するかを頭の中に入れておきましょう。インパクトばかりに気を取られないことも大切です。
感想文の書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:読書感想文の書き方:高校の出だし
タイトル:読書感想文の書き方:中学校のコツ