読書感想文の書き方:中学校のコツ
-
脚本の書き方
脚本を書くにあたって、まずは基本となるのはどのような物語にするのかということです。きちんとした話にするためには行き当たりばったりで書くのではなく、大まかなストーリーを先に決...
-
専門分野の書き方
就職活動の際、書類選考で自分をアピールするためのエントリーシートや履歴書はとても重要なものです。特に職歴などがない場合でも、自分が何らかの専門分野について学習し技術を身につ...
-
小論文試験で合格する為の書き方
小論文の書き方として注意したいのは、ありきたりのきれいごとや努力や目標を振りかざすだけで終わらないようにすることです。 理由は、極めて凡庸な内容になること...
-
1月の挨拶(結び・文末)の例文と結びの挨拶と書き方
手紙やメールを出す際には、季節に応じた挨拶を入れるようにしますが、1月の挨拶をどのような結び、いわゆる文末にしたらいいかを説明します。 1月の挨拶と言えば...
-
企業アポイントメントを取る際のメールの書き方
どんなビジネスシーンにおいてもアポイントメントを取ることは必須といっても過言ではありません。それがないと何も始まらないのです。企業にアポイントメントを取る方法として主にあげ...
-
お礼状の書き方:4月
1.お礼状の書き方の基本を押さえる 2.お礼状の書き出しについて 3.4月の季節の挨拶文を考える 4.季語と頭語と結語 &nbs...
-
字の綺麗な書き方
1.文章のバランス 2.バランスに注意 3.トメやハライやハネに注意 4.丸や横線、縦線を引く練習 文章...
-
誰が見ても良い字を書くには
文字は、綺麗だと好印象なのですが文字の書き方によって、好ましい性格を印象付けることができます。鉛筆やシャーペンの持ち方は、親指、人差し指、中指の3本で三角形を作るように持ちます。 ...
-
バドミントンダブルススコアの書き方
バドミントンダブルススコアの書き方についてですが、意外と難しく、サーブに順番を関係なしにして数字を書いていく書き方だとサーブの順番がわからなくなったり、間違えたりしますので...
-
「お喜び・お慶び」の違いと使い分け方と書き方
挨拶状やお中元などのお礼状など、手紙を書くとき、または人に見てもらうための文書を作成するときなど、文頭で時候の挨拶の後で相手様の様子を確認するための文章を書きます。 &nbs...
中学生になると本を読む子どもと読まない子どもの差は広がってくるでしょう。しかし中学校でも小学校と同様に、夏休みになると読書感想文の宿題が出るでしょう。
本を読む前のことについて
中学生になると本を読む子どもと読まない子どもの差は広がってくるでしょう。しかし中学校でも小学校と同様に、夏休みになると読書感想文の宿題が出るでしょう。問題を解けばよいだけの宿題に比べると、読書感想文は難しいと苦手意識を持っている子どもも多いでしょう。
課題の図書は小学校の頃に比べると難しくなりますので1度読んだだけでは感想文を書くことが難しい場合もあるでしょう。1度読んでからもう1度読み返すと、さらに深く理解ができます。1度目に気づかなかった点を発見できるかもしれません。本を読んだら読書感想文に取りかかかりますが、思いつくままに書いていくとまとまりがない文章になってしまいます。
原稿用紙に書き始める前に構成を考えておくようにするのが書き方のコツです。起承転結の「起」にあたる始まりの部分には、その本を読む前に思っていたことなどを書くとよいでしょう。本を読むと何か学べるところが見つかります。本を読むことで知識が深まったり、感動して影響を受けることがあるでしょう。
その本を読む前に、自分が本のテーマになることに対してどう考えていたか、というようなことをこの出だしの部分に書いておくとよいでしょう。また、中学生の読書感想文になると、本がおもしろかったというだけでなく、
本を読んで自分が思った結論を書くようにします。この結論は読書感想文の締めくくりに詳しく書くことになりますが、出だしの部分にも書いておくとよいでしょう。最初と最後に書くことで、何が書きたかったのかということをハッキリさせることができます。
本が意図することを見つけよう
起承転結の「承」にあたる部分では、本のあらすじに触れておくとよいでしょう。このときにあらすじをダラダラと書くのではなく、その本が何を伝えたいのかということを考えながら書くようにしましょう。最初に課題の本を読むときは、この本のテーマは何なのか、作者は何を伝えたいのか、
というようなことを読み取るのが読書感想文を書くコツです。中学校の読書感想文の課題になる本は、ある程度ボリュームがある本になります。本があまり好きではない子どもや、普段あまり読書をしない子どもにとっては読破するのに数日かかるかもしれません。本を最後まで読むのに何日もかかってしまうと、
読んでいる時におもしろいと感じたり感動した部分があったとしても、最後まで読んでしまった後には自分が気になった部分がどこに書いてあったのかわからなくなるかもしれません。そのため本を読むときは、気になる部分をメモしながら読むのがよいでしょう。メモするときに文章だけではなく、
何ページに書いてあったかということまでメモしておくと、後になって前後の場面も読み返してみたいときに便利です。1度本の内容がわかるように読んでしまった後、もう1度読み返してみると作者が意図している部分や作者が最も伝えたいこと、
登場人物のセリフで最も大事なことなどを読み取りやすいでしょう。1度読んだ本をもう一度読むのは面倒と思わずに2度3度と読み返してみると、その本が伝えようとしていることがより伝わって、読書感想文が書きやすくなるでしょう。
テーマや登場人物と自分を比較する
読書感想文の課題の図書を読みこむと、その本のテーマや、作者が伝えたいことがわかります。作者が伝えたいことが登場人物のセリフとなって表れてくることがあります。ただあらすじをおさえるためだけに読むと、作者が何を伝えたいかということまで理解できないこともあるでしょう。
中学校の読書感想文では、主人公や登場人物について感想を書くだけでなく、登場人物と自分を照らし合わせてみるのも書き方のコツです。登場人物の行動に対してどう思ったかということは小学校の読書感想文でも書くでしょうが、中学校の読書感想文ならもう一歩踏み込んで、自分はどうなのかということを書くようにすると、
読書感想文に深みが出ます。登場人物はこんなことをしたけれど、自分にはできていないのでできるようになりたい、登場人物の行動は自分が普段心がけているところとつながる、など共感できる部分を書いたりするのもよいでしょう。またテーマに対して自分が普段心がけていることや、
これまでに実行した経験などを書いてみるのも読書感想文を書くコツです。たとえば友情が本のテーマになっているなら、自分の友情に関する思い出や印象深い経験などを書いてみてはいかがでしょうか。本のテーマに沿った自分の体験やその体験を通して発見したことなどを書いておきましょう。
そうすればただ本を読んだ感想を書くよりも中学校の読書感想文らしいものになるでしょう。本のテーマや作者の意図を読み取って、自分の考えやこれまでの体験を思い起こしながら書くのがコツです。
本から学んだことを書こう
本を読んだらそこから学び取れるものがあるでしょう。今まで知らなかった世界について本を通して知ることができ、まるで自分が体験しているように本の中に入り込んでワクワクした経験がある人も多いでしょう。または本を読むことで感銘を受けて、今までの自分の考えとは違った考え方があることを知ることもできます。
たとえば戦争について体験がなくても、本で読むことで戦争や平和について考えるきっかけになります。読書感想文を書くときは、結論の部分に本からどのようなことを学んだかということを書くとよいでしょう。今まではこう思っていた、または考えたこともなかったようなテーマについて、本を読むことで考えが変わったとか、
このように考えるようになったなど、書いておきましょう。中学校の読書感想文はあらすじと感想を書くだけでなく、自分の意見や体験などを内容に織り交ぜることがコツです。本について書いているようで、実は自分について書く部分が多いので、自分を見つめ直すことが大切です。読書感想文の出だしの部分に結論を書くことをおすすめしましたが、
締めくくりの部分にももう一度結論を書きましょう。この時、締めくくりの部分の結論の方をより詳しく書いた方がよいでしょう。夏休みの宿題などによく出される読書感想文に対して苦手だと感じている人は多いでしょうが、読書感想文を書くことで本の内容をより深く読み取ることができます。また自分のことを振り返ることができますので、成長にもつながるでしょう。
感想文の書き方など色々な書き方は下記の記事も参考になります♪
タイトル:時をつなぐおもちゃの犬の感想文の書き方