キューシートの書き方
-
身上書の書き方・見本
身上書とはお見合いをする際相手方に渡される履歴書のようなものです。具体的には氏名、生年月日、学歴・職歴、特技など基本的なプロフィールを書きます。今回はその身上書の基本的な書...
-
遺言状の書き方
1.遺言状の種類 2.自筆遺言状の書き方のポイント 3.本文の書き方 4.遺言状の注意点 5.無効となる可能性がある書き方 ...
-
職務経歴書などの就職関連の書類の書き方は多くの情報に触れると参考にできます。
多くの方が就職活動で悩むのが履歴書や職務経歴書の書き方です。履歴書は規定のシートがあるためにそれほど悩むことはありませんが、最も悩むのが職務経歴書です。職務経歴書は就職活動での重要...
-
クレームのお詫び状の書き方:エステサロン
エステサロンのクレームの中で多いものの1つに、合わないクリームなどを使ったことにより帰宅してから肌が荒れてしまったというような類のものがあります。 ...
-
大学AOのための自己PRの書き方:部活編
大学AO入試で必ず求められるといってもいいのが自己PRです。書くことがない、自分にはアピールすることがない、と悩む人もいるかもしれません。しかし、そんなに難しく考える必要は...
-
町内会の班長のための現金出納帳の書き方
1.町内会の現金出納帳の引継ぎについて 2.町内会費徴収の注意点 3.買い物など出金の記入例 4.入金の場合の記入例 5.会計報告...
-
「お喜び・お慶び」の違いと使い分け方と書き方
挨拶状やお中元などのお礼状など、手紙を書くとき、または人に見てもらうための文書を作成するときなど、文頭で時候の挨拶の後で相手様の様子を確認するための文章を書きます。 &nbs...
-
「致します・申し上げます」の違いと使い分け方と書き方
致します、申し上げます、という言葉は謙譲の意味で使われる言葉だといえます。たとえば、この言葉の前に書かれる言葉によって、致します、申し上げます、のどちらも使用することがあります。 ...
-
球体のワイヤーフレームの書き方
パソコンを使ってデザインをする時、必要となってくるのがワイヤーフレームです。これは立体を作り出す設計図としても必要不可欠になってきて、その中でも厄介なのはやはり球体のワイヤ...
-
ビジネスでも学校でも文章は構成が重要です
ビジネスのシーンでも、教育のシーンでも、文章を書くという機会は非常に多いです。というのも、例えばビジネスであれば報告書や提案書など、相手に伝えるために、また、より魅力的に写すために...

キューシートとはテレビ番組などにおけるタイムテーブルを個別に、番組の始めから終わりまで記した書類のことで、テレビ局やラジオ局などで主に用いられています。滞りなく放送を行うために、秒単位で内容が変わる番組においては必要不可欠な物で、書き方にも特徴があります。
広義にはプログラムの進行について記載されたものという意味もあり、頻度は低いものの番組制作に限らず、楽曲制作や進行が必要なイベントなどにも用いられます。CDや音楽ファイルを読み込んだ際に、曲名などが表示されるのもこのシート内容がデータとして記入されているからです。
キューシートと変更
書き方に関しては以下に記述するVTR用キューシートの書き方とほぼ同じですが、放送局や放送形式によって細かい点が異なります。逆にキューシートといったからといって決まったフォーマットが存在するわけではありません。必要な内容が記載されていれば、それらを全て含めます。
実際に記載するのであれば、その局内にある別作品のシートを参考にするとよりわかり易いでしょう。放送中のテレビ番組で用いる場合、基本的には番組が放送中に変更になることはありませんので、キューシートにも変更はありません。しかしニュースの内容変更など、一部の番組にでは変更を行う事もあります。
変更はリアルタイムで行われるため、人の手では追いつかない可能性を考慮し、コンピュータで自動的に変更を行っている局も多いです。これらはCMなどの別番組に変更するスイッチとも連動しており、突然の変更にも手間なく行えるメリットがあります。
VTR用キューシート
基本的には番組収録の際に作成されますが、例外もあります。それがVTR用キューシートと言われるもので、事前に作成されたVTRの内容を秒単位で記したものです。家庭で録画したビデオやDVDの内容を記すラベルに近いところがありますが、秒単位での記録、内容別だけではなく、同じ内容であってもクレジットは区切る対象であることなど、より細かくなっているのが特徴です。これはVTRを放送する番組の収録時に作成されるのではなく、あらかじめVTRの制作会社やポストプロダクションが記入します。
VTR用キューシートの書き方
先述したようにシートそのものの書式は存在しません。制作会社によってテンプレートがある場合はそれを使用しますが、ない場合は上司の判断を仰いだり、前回の放送時のシートや似たタイプの番組のシートを活用しましょう。番組出演者や制作スタッフなど、多くの人に配布するものなので、見やすいようにパソコンやワープロで作成するのが望ましいです。
まず冒頭に、タイトル、クライアント名、広告会社名、制作会社名などがあるので、該当する項目に記入します。シートの中程にあるエリアにテープの内容を時間ごとに記していくのです。書く場合は1分00秒から1分05秒までクレジットが表示、1分05秒から1分30秒までメインとなるVTRが放送されるというような例文になります。
長さによっては1時間単位から書き始めることもあり、また実際には上側に付けるカンマのような記号、アクサンテギュなどを用いて完結に示します。シートの下部にはVTRの作業日時やVTRの機種、編集室の名前、制作に関わったスタッフ名などを書く欄になっており記入するのです。書き終えたらVTRの種類が収録素材なのか中間素材なのか、或いは完成原版なのかによってシールやハンコで区別し、それをキューシートもしくはVTRのビデオ本体などに貼り付けて完成です。
音楽用キューシートの作成
CDにデータとして入れる場合のシートについても、秒単位で番組名、ここでは曲名を入れていくという点ではVTR用と同じです。但し、コンピュータで編集処理を行うため、必ずパソコンで作成する必要があります。曲のデータを入れるなどは別として、シート自体はメモ帳などの文書作成ファイルで作ることができるので、別途専用のソフトを用意する必要はありません。
時間とともに、REMやPERFORMER、TITLE、FILE、TRACKなどの単語で区切り、それぞれに適した説明を付記しておきます。始めのREM欄はジャンル、製作年などを、次のPERFORMERは製作者、歌っている人の名前など、楽曲の情報を加えます。項目ごとにREMアルバム名、REM作曲者名という形式で付けるのを忘れないでください。次のTITLEは全体のタイトルです。アルバムなど、複数曲を収録している場合はアルバム名を記載します。
ここまでの情報は場合によっては記載しなくても構いません。次のFILEは複数ファイルがCDに入っており、読み込み先が前の曲とは別のファイルになる場合に記入します。TRACKで曲のナンバーや音楽ファイルあることを示すオーディオなどを記入します。またここでもTITLE及びPERFORMERを入れ、曲ごとにタイトルや歌手名を入れておくと便利です。最後の曲までこれを繰り返して完成します。