小論文の書き方
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小論文は、設問にたいしての自分の考えや意見をまとめて述べるだけなので、得意な人にとっては、非常に簡単なものです。ですが、文章を書くのが苦手な人や、考えをまとめるのが苦手な人にとっては非常に難しいものです。ここでは、どのように考えれば小論文が書きやすくなるかを例文を交えて紹介していきます。
文章を書く上での基本やテクニック
まずは、文章を書く上での基本やテクニックについてなのですが、1つめに文末の口調を揃えましょう。「だである調」なのか「ですます調」なのか、これは予め自分で決めておくといいでしょう。自分が書くのが楽な方を選択したほうが考える時間が短縮されます。
2つめに、小論文では、「思います」「だと思う」ということばは避けましょう。「~のように考える」「~だろう」など、言い換えの言葉を用意しておきましょう。「思う」「思います」という言葉は、自分の気持ちを強く主張している言葉ではなく、肝心の部分を曖昧にしてごまかしているように取られる表現です。
思いますの他にも、普段の話し言葉で使っているもので論文には適さないものがあります。例えば、とても・すごくという言葉は使いません。非常に・極めてといった言い回しを使いましょう。
3つめに、接続詞を使い分けましょう。順接・逆説・並列など、前の文章のあとに適切な接続詞で文章を繋がなければ、文章がおかしくなってしまいます。また、同じ接続詞を多用しないようにするのも、テクニックの1つです。それで、それで、それでと続いたり、しかし、しかし、しかしと続くのはおかしいということです。
次に、意見のまとめ方なのですが、これは書きはじめるまえに一度整理することをおすすめします。反対・賛成どちらに立つか。その場合、逆の立場の意見に対してどのような反論を用意できるか。簡単でいいので、どこかにまとめておくと文章構成が楽になります。
文章を書くなど自分の考えをまとめておく
更に、常日頃から文章を書くようにしましょう。新聞やネットのニュースなどから、自分はどう思うのか簡単にまとめるだけでも十分です。常に、情報を仕入れ、それに対してどのような立場に立つのかを明確にしておくと意見をまとめるまでに時間をかけることなく文章が書けます。
また、受ける学科・学部の知識をある程度集めることも重要です。過去問で、学部・学科に関連した問題が出ている場合は、特に注意しておきましょう。出題傾向を抑えると、そこを中心に情報を集められるので、強みになります。
出題意図に適した内容を書く
最後に、一番重要なのですが、出題意図に適した内容を書きましょう。「紙媒体の本・書籍は将来どうなるでしょう」という問いが出されたとします。それに対して「徐々になくなってくだろう。」という意見だけではいけません。現状の発行状況や、技術面、金銭面、環境面などを上げて、最終的に結論を述べるような形にしなければなりません。
小論文の例文
以上を踏まえて簡単な例文を作ってみましょう。絶対に、前述したルールや書き方を守らなければならないというわけではないので、簡単なお題を設定して書いていくと練習になります。ここでは、前に挙げた「紙媒体の本・書籍は将来どうなるでしょう」について書いてみましょう。
近年は、書籍の電子化が進み、スマートフォンやタブレットで、いつでもどこでも電子書籍を閲覧することができる。紙媒体の本と違い、電子書籍は、大量のデータを1つにまとめて持ち運びができるので、重さも軽く、検索も素早く非常に便利である。
しかし、だからといって、紙媒体の本が将来完全に消滅するということはないと感じられる。勿論、環境面や流通面などでは紙媒体よりも電子書籍の方が優っている。理由は2つほど挙げられる。まず、実際に授業や会議の中で書き込みをする場合には、液晶にメモを残すよりも、手を使って紙に記入する方が素早く対応できるからである。
次に、視覚に障がいがある方にとって、液晶は不便なものであるからだ。点字を、液晶で表現する方法が現段階で確立しておらず、その場合、紙の書籍が必要になってくるからである。もしかしたら、近い将来、電子書籍でも点字を表現できるようになるかも知れないが、そうだとしても、液晶の明かりが苦手な人もいるので、それらの問題を解決するまでは、紙媒体の本や書籍はなくなることはないのではないだろうか。
技術面が進歩しても、紙媒体の書籍は、全てデータとして保存し、現物は処分するということにはならないのではないだろうか。なぜなら、現在でも、歴史的な価値のある書物はしっかりと管理・保管されているからである。よって、現代の書籍も貴重な資料として残される可能性は否定出来ない。
以上のことから、私は、紙媒体の本・書籍は将来的にもなくなることはなく、存在し続けると考える。と、このような文章になります。難しく感じた場合は、短い文章でもいいですし、簡単に想像して、それを書き残して後から、調べてみてから、文章を組み立ててみてもいいでしょう。
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