字を書かなくなったことで生じた弊害
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パソコンや携帯電話のメールが普及している現代では、人は以前に比べて書く作業をしなくなりました。書く作業は手間となりますから便利な世の中になったと言えるのですが、書く習慣がなくなったことによる弊害もあります。
まず挙げられる弊害は
漢字を覚えなくなったことです。正確には、読めるのだけれども、書けない漢字があると言った方が良いでしょう。つまり、きちんと漢字を把握していないのです。
いくら少なくなったとはいえ、まだまだ日常生活において書く機会はあります。そんな時、間違えた漢字を使っていたり、ひらがなばかりの文章を書いているというのは大人としては恥ずかしいことです。ですから、日頃より何となく漢字を覚えているのではなく、しっかりと把握し、書けるようにしておく必要があります。
そして、書く字が汚くなったことも弊害として挙げられます。何ごとも継続して行っていなければ忘れてしまうものですが、書くことも同じです。ですから、書く習慣がなくなってしまった現代人は、全般的に字が汚くなっている傾向にあると言えるでしょう。
もっとも、書く習慣がなくなった現代以前より
字が汚い人はいます。字が綺麗な人と汚い人の違いは何かと言うと、簡単に言えばバランス感覚です。絵が描ける人は書も書けるという説がありますが、その説は、絵を描くことによってバランス感覚が養われているので、バランスが良い書が書けるということが理由になっています。
あくまでも一般論ですが
優れた絵の大前提としてあるのは構図です。つまり、優れた絵を描ける人は構図の能力に優れていて、その能力を書に活用できるというわけです。
ですから、綺麗な字を書くためには、字の構図を考える必要があるのです。字の中心を考え、各パーツがバランス良く配置されているのか意識することが重要です。それを実行できれば、特別、書き方を学んだことがなくても、綺麗な字を書けるようになります。
また、字を上手く見せるコツというものもあり、字が立体的に見えるように書くと、不思議なことに字が上手く見えます。但し、立体的であったら何でもかまわないということではなく、字が上手く見えるのは、右側が大きく見える書き方のみです。
具体的には、横線でしたら右上がりに書き、漢字でしたら右側の部首を大きく書き、はらいも大きくはらいましょう。そうすれば、字は右側が前に出ているように見える、つまり、立体的に見えるのです。
但し、過度に右側を大きくすることは禁物です。
そうしてしまうと、著しくバランスが崩れた字になってしまいますので、若干、右側が大きいくらいに留めておく必要があります。そういった感覚も、やはりバランス感覚に根付いています。
また、文章で考えた場合、文字サイズに大小をのアクセントをつけると綺麗に見えます。例えば、漢字は大きく、ひらがなは小さく、名詞は大きく、助詞等は小さくすれば、読みやすい文章になります。